■古いニュース(2011/12/24 - 2012/01/03)

 

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2012/01/03   

■wololo氏のHBL状況について

 PS Vitaでとあるゲームを利用してHBLを起動させる開発を行っているwololo氏ですが、現在の状況についての記事がアップされて

おりました。それによると、

 

 (1)PSPで確認している

 (2)ゲームをEU版に切り替え、HBL移植を目指すことにした(JP版もあるゲーム)

 (3)US版もたぶんできそう

 

とのことです。JP/EU/US版があるゲームはそうそう無いので絞れそうな気がしなくもないですが、この先どうなっていくかが楽しみです。

 

 

2012/01/02   

■OpenCMA R2リリースへ

 つい最近リリースされたばかりのネット経由でのチェックをスルーさせることの出来るOpenCMAの最新版となるR2版がリリース

されておりました。ネットに接続しないと転送できないオフィシャルのツールは使えないので、当てておくことにしましょう。

 

 

2012/01/01   

■PS Vita専用メモリカード32GBが在庫復活へ

メモリーカード 32GB (PCH-Z321J) 

 長いこと在庫切れの状態が続いていたPS Vita専用メモリカード32GB(AA)ですが、アマゾンにて在庫復活しているようです。

 

 

■2012年になってました

 あけましておめでとうございます。気が付いたら2012年になっていました。今年もよろしくお願い致します。

 

 

■OpenCMA R1リリース

 PS Vita向けのコンテンツ管理アシスタントはPS Vitaへファイル送受信するときに必須となりますが、PS Vitaがシステムアップデート

していないと使えません。これを何とかするため、アップデート確認に行かないようにバイナリ変更されOpenCMAという名前にてリリース

されました。このソフトをリリースしたのはPSPのPRO系CFW作成チームであり、PS Vitaにおいてもこれから色々と関わっていくようで

楽しくなりそうです。

 

●ファイル場所

 2012/01/01 - OpenCMA R1

 

●導入方法

 上記ファイルをダウンロードし、コンテンツ管理アシスタントがインストールされたフォルダに

ファイルを入れ、run.batを実行するだけで良いようです。

 

 

■PS Vita向けのHello worldの動画公開へ

 

 HBLは現在teck4氏がみつけたexploitを元に色々とアップデートされておりますが、そのexploitとはまた別の

ものを利用してHello worldを表示した動画が公開されました。見つけた人は匿名としたいようで、このソフトや

exploitについてもまだ秘密にしておきたいとのこと。

 

 

2011/12/30-12/31   

■コミックマーケット81 三日目参加します

 

 現在絶賛開催中のコミックマーケット81ですが、Emu on PSPは本日12/31に参加します。場所は東ホール5 ヒ-15a

お待ちしておりますので、お暇な方はよろしくです。とりあえずコミケのページもアップデートしました。

 

 

2011/12/28   

■PS Vita+HBLでPicoDrive(メガドラエミュレータ)が動作したみたい

 

 teck4氏によって動作が確認されたexploitを元にwololo氏が更に手を加え、HBLを動作させた上でPS Vitaにてエミュレーターが動作

したようです。最初のエミュレーターとなったのはメガドラエミュレータのPicoDriveで、その動作動画がyoutubeにアップロードされて

おります。発売されて2週間ちょっと前ですが、エミュレータ動作まできてしまいましたね(ただしPSPエミュレーション上でですが。)

 

 

2011/12/27   

■PS Vita 01.510リリースへ

 発売後二回目のアップデートとなるPS Vitaですが、不具合を少し修正したファームウェアがリリースされておりました。今回は前回から

少しだけ上がり、

 

 (1)真・三国無双 NEXTにおいて動作不具合を修正した

 

のみがアップデート内容となっているようです。

 

●アップデートしてみた

 

 PS Vitaからはパソコンから落として、ファイルを自分で入れ込むということが無くなったため、USB接続/WiFi/PS3経由でのみアップデート

の方式になりました。今回はPC経由(コンテンツ管理アシスタント経由)でアップデートしてみました。

 

 

2011/12/26   

■PS Vita専用メモリカードを調べてみる

 Playstation Vita用のメモリカードといえば今回からは専用のメモリカードとなりました。現在その仕様は明らかに

されていないため、今のところPSV経由でしか読み書きできません。新規に作るとも思えず、何かベースになっている

ものがあるのでは?と考え、ちょっと調べてみることにしました。


●予想してみる

 PS Vita専用のメモリカードは裏返して分かるとおり、9ピンとなっています。コレによく似たものがメモリースティックマイクロです。

メモリースティックマイクロのピンアサインは裏側から見ると、下記の通りです。

 

 ■Memory Stick Micro Pinout

 1-BS(Bus State)

 2-DATA1

 3-DATA0

 4-DATA2

 5-INS(Inseart)

 6-DATA3

 7-SCLK(Clock)

 8-Vcc

 9-Vss

 10-Reserved

 11-Reserved

 

10〜11ピンはリザーブピンのため、実際は使っていません。とすると9ピン。もしかして、中身はメモリースティックマイクロ準拠なのでは

と予想してみました。


●Vss・Vccを見分けてみる

 ピンの中でも特徴的な2ピンは見れば分かるとおり、他のピンよりも大きく・長く配置されています。このどちらかがVcc、Vssなので

ピン出ししてテスタを当ててみました。ついでに1ピン目も出してみると、

 

 1-PSV挿入後にGNDレベル。メディア内でVssにつながっている。つまりはINSピン

 3-Vcc(3.256V程度)

 9-Vss

 

というところまで分かりました。Vcc=3.256V程度ということから、ますますメモリースティックなんじゃねえの?と思うように

なりました(メモリースティック規格は2.7V〜3.6V)。


●波形を見てみる

 その他のピンはテスタでは分かりそうにないので、PSVのメモリカード端子からピン出しし、その波形をオシロスコープで見てみました。

 

●2ピン-8ピン目をつまんでみる

 

 2/8ピン目をつまんでみたのが上記の波形になります。モノクロですが、ch3が上側、ch4が下側になります。こうしてみると

メモリースティックの規格で言うところのBS(Bus State)が2ピン目、8ピン目がSCLKのように見えます。波形を取ったときは

フォーマットをしていたので、おそらくライトプロトコルの動作(BS0->BS1->BS2)かと思っています。

 

 8ピン目の周波数を見てみると、おおよそ35MHz付近。メモリースティック規格は最大40MHzをサポートしている

ので、SCLKのように見えますね。


●4ピン/6ピン/8ピン目をつまんでみる

 

 4/6/8ピンをつまんでみたのが上記の波形です。こちらもモノクロでわかりにくいのですが、スクリーンショットを

撮っているときに止めたので、これもライトプロトコルの動作かと思われます。BSも一緒に見れば良かったのですが

取るのを忘れてました。おそらく前半部分がTPC部、後半がData+CRCの部分かと思います。

 

 波形を見ているとch2(4ピン目)、ch3(6ピン目)が立ち上がり・立ち下がりしているのが見えたので、おそらく

DATA[3:0]のどれかと思われます。加えて動作モードとしては、パラレルインターフェースで動作している?

のではないかと思います(シリアルインターフェースの場合は、DATA[3:1]はハイ・インピーダンス固定のため)


●PS Vita専用メモリカードのピンアサイン予想

 まだまだ途中ではありますが上記の波形結果から、多分下記ではないかな?と推測します。あくまで推測の域を出ないため、本当に

メモリースティック準拠なのかも分かりませんし、的はずれかもしれません。DATA[3:0]に関してはみっちり調べ上げた訳では

ないです。メモリースティック準拠だとこの並びかなといった、かなり適当な感じです。

 

 ■PSV Memory Card Pinout(forecast)

 1-INS

 2-BS

 3-Vcc

 4-DATA1 <=未確定

 5-DATA0 <=未確定

 6-DATA2 <=未確定

 7-DATA3 <=未確定

 8-SCLK

 9-Vss

 

●もうちょっと調べる必要有り

 ここまでメモリースティック前提で記載しましたが、やっぱり自信はありません。まだまだ調べたりないので、確定するまではまだまだ

時間がかかりそうです。ここまで調べてメモリースティック準拠でなかったらがっかりですが。もしかしたら、本当に独自仕様なのかもしれません。

 

●参考文献

 

(1)フラッシュ・メモリ・カードの徹底研究@CQ出版社(Amazon)

 

 

 

 


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