■PS Vitaは現在までに220万台の売上、月としてはだいたい20万台程度
といっても全世界合計ですが。なんでも今月までに全世界で220万台程度売り上げたようで、そこそこ売れているようです。
月としてはだいたい20万台程度で推移しているようで、日本で発売された2011年12月から現在までだと、確かにそれくらい
でしょうかね。それにしても、PSPと比べると全然売れていないような感じを受けるのですが、気のせいでしょうかねぇ...
■バックアップしたnasneのイメージファイルをマウントして中身を見てみる
もうそろそろ正式な再発売となるナスネ(AA)ですが、分解したままそのまま放置してました。これはいかんとマスターHDDが
壊れる前にまずバックアップを取り、更に別の小容量のHDD(250GB)に変更しておきました。
その際にバックアップとを取ったのですが、中身には色々と興味があるのでイメージファイルをマウントして中身を
見てみることにしてみました。
●イメージファイルをマウントする
今回はddで取得したイメージをmountしてみます。fdiskにて始点を確認して、パーティッション2をmount
してみました。
(1)適当なファイル名でddでHDDのバックアップを取ってみる。今回はnasne.imgとした
(2)バックアップ取り終わったら、下記コマンドでイメージファイルを見てみる
# fdisk -l -u nasne.img
(3)パーティッション1は暗号化されて中身が微妙だったので、パーティッション2をマウントしてみる。
fdiskにて始点が分かっており、セクタサイズが512Byteなので、
512 * 526336(パーティッション2の始点) = 269,484,032
をオフセットとして読んでやればマウントできるはずです
(4)実際にマウントしてみる。
# mount -o loop,offset=269484032 nasne.img /mnt
(5)とりあえずちゃんとマウントできたみたいなので、適当なファイルを見てみる。問題ないようだ
●色々と眺めてみる
というわけで普通のLinuxっぽい構造になっているようでした。イメージファイル自体もそんなに大きくない(パーティッション2までなら数GB)
なので、色々といじって改変するのも面白そうです。ただし書き換えても起動時に再構成されてしまうようで、sshやらtelnetを有効に
しても見えないようです。この辺は動きがもう少しわかればというとこでしょうか。
長い間PS3のHDDについては復号できませんでした。今回naehrwert氏によってアップロードされたファイルによると、自分で
EID keyを用意する必要がありますが(最近のツールで普通に抜けるはず)、復号に必要なソースコードが含まれているとのこと。
まだ試してみてはいませんが、コレはちょっと面白そうですね。
■PS Vita v1.69.1デバッグファームウェアの動作動画がアップロードされる
ドイツのケルンで開催されているGamescom 2012にてPS Vitaのデバッグ環境をデモしているようで、デバッグファームウェアを
動作させた動画が公開されています(多分世界初?)。動画を見てみると、SCEIその他のゲーム機にあるようなデバッグ用の項目が
存在しており、
(1)デバッグファームウェアのバージョンはv1.691.011との表示
(2)電源設定の下に★Debug Settingsが表示されている
(3)デバッグ設定はSystem Update/Network/PSN/Location Data/System/
Core Dump/Activation/Gameなどが見える
(4)それぞれの内容はPS3のデバッグファームウェアで表示されるようなものとほぼ同じっぽい
(5)その他通常のメニューでも★がついているメニュー(デバッグ用)が存在している
といったようなことが見えました。デバッグファームウェア自体は以前までの反省からか、アクティベーションが必要
なものとなっており、90日間のみ有効で失効後に再アクティベーションが必須となっているようです。このため
デバッグファームウェアが万が一リークしても、一定期間後には使えなくすることを狙っているようですね。
8月末に次期アップデートが出るとされていたPS Vitaですが、Playstation Blogによると8/28にv1.80が
リリースされる予定とのこと。現在からの変更点としては、
(1)PS1のゲームに対応
(2)PS3のゲームコントローラとして機能する
(3)ホームスクリーンのオプション追加
(4)音楽再生においてプレイリストに対応する。iTunes/M3U/M3U8に対応
(5)ウェブブラウザのスクロール/拡大縮小表示について、リアパネルでの操作に対応
(6)ビデオ再生においてプレイバックスピード/リピート再生について機能追加
(7)MPO形式のファイル(3D写真ファイル)に対応
(8)その他マップ/グループメッセージング/nearの機能アップデート
となっております。おそらくVHBLもこのアップデート後にリリースされると思われるので、ちょっと
楽しみですね。
もうそろそろPS Vitaの最新ファームウェアがリリースされる予定ですが、それに合わせてVHBLの公開も
予定されています。wololo氏は度々その動作状況をアップデートしてきましたが、neur0n氏もかなり尽力
されているようで、動作しないとされてきたソフトが色々と動作するようになったようです。
PS Vita v1.80についてはリリース時期が明記されてませんが、nasneの発売辺りには多分リリースされる
ことでしょう。色々な意味でちょっと待ち遠しいですね。
というわけで恒例のコミックマーケットですが、本日8/11は二日目です。例によってEmu on PSPとしても
出展しますので、お暇な方はお越しいただけるとうれしいです。
東京ビッグサイト 西2ホール す-10a Emu on PSPでお待ちしておりますので、よろしくです。
*追記*
コミックマーケット82も終わってしまいましたね。スペースに来てくれた方々、有り難うございました。
とりあえず冬も申し込んでみたいと思います。
■PSMStudioを使わずにアプリ転送できるVitaCom v1.12を試してみる
PS Vita向けの自作アプリとして最近はPlaystation Mobile Studioが浸透してきたのか、色々と出てくるようになって来ました。
最近ではソースを含まず実行ファイル(*.psspac)のみを配布していることが多々あり、PSMStudioをいちいちたちあげても転送が
ちょっとだけ困難になって来ました。
そこでVitaConnectやらのソフトが出てくるようになったのですが、今回はGUIでちょっとだけ使いやすそうなVitaComが
アップデートしていたので、ちょっと試してみることにしてみました。
●必要なもの
(1)Playstation Mobile SDK(DLLが必要になるため、インストール必須)
(2)VitaCom v1.12
●動作させてみた
というわけでエラーが出つつも、なんとかConnect->アプリインストールまで一応出来ました。ファイルを
指定してすぐインストールできるのは楽でいいですね。
起動してConnectボタンを押してエラーが起きる人は、PS Mobile SDKがインストールされているフォルダにある
MonoDevelop.Ide.dllをコピーして実行ファイルの有るフォルダにコピーするだけでOKなようです。
アマゾンにてですが、販売中止となってがっかりしたナスネ(AA)の再予約が開始しているようです。さらに公式でも
プレスリリースが出ていますが、発売日は月末の8/30となった模様です。
■Onlineゲーム機能がPSP-1000にも適用される予定
ちょっと前にPRO系やらのカスタムファームウェアの追加機能としてWiFi機能を利用してオンラインゲーム機能が追加
されましたが、PSP-1000はハードウェア的な問題から適用できませんでした。今回PRO Teamのスレッドへの書き込みに
よると、なんとかPSP-1000向けにもオンラインゲーム機能を追加できそうとのこと。
リリース時期は明らかにされていないものの、かなり近いうちにリリース予定とのことでカスタムファームウェアを
導入しているPSP-1000愛用な人も幸せになれるかもしれません。
PC向けのPS2エミュレータとして開発されているPCSX2ですが、バージョンアップしており
遂にv1.0.0がリリースされたようです。実は余り試したことなかったので、とりあえずメジャー
バージョンということでダウンロードしてみました。
●動作にはBIOSデータが必要
とりあえずファイルをダウンロードして試してみましたが、BIOSファイルが必須となってしまったので(以前までは
互換BIOSを内蔵していたようです)、PS2からBIOSをダンプする必要があるようです。動作までは、結構ハードル高そうですね。
■PS3 v3.60の展開ファイルを利用してPS2エミュレータが新旧PS3で動作したみたい
数日前にPS3 v3.60のファームが展開されて、様々なファイルが見つかりました。その中でPS2エミュレータのファイルも
見つかっており、これを利用することで旧型のPS3だけでなくスリム型PS3でもPS2が動作できるようになるようです。
適用方法としては内蔵flash書き換え+Service Modeに入るためのdongleが必要とのことで、ちょっとハードルは高そう
ですが、以前に色々あったときのUSB Dongleを使えばなんとかできそうですね。
■PS Vita Tool v1.06リリースされたけども...
PS Vita Toolというツールがリリースされましたが、その中にPS Vitaのキーが含まれておりかつ.pkgファイルが展開できる
とのことでした。いやはや突然だなとちょっと心躍ったのですが、wololo氏のエントリによるとPS Vita toolが利用するキーは
既によく知られているPSPと兼用だったベータ版時のキーであり、現在では変更されているため全然使えないものとのこと。
がっかりでした。
■PS3 v3.60のファームウェアデータが展開できたみたい
昨日PS3 v3.60のキーがリークしたとのニュースが各所でありましたが、そのキーを利用してPS3 v3.60のファームウェアの
復号ができてしまったみたいです。その情報をもたらしたのはPsDev氏であり、そのコアとなるファイルの存在について記載されて
います。今までPS3のカスタムファームウェアはv3.55辺りで止まっていたような気がしますが、コレがきっかけとなって次の
ものが出てくるかもしれませんね。
というわけで恒例のコミックマーケットですが、来週末開催です。例によってEmu on PSPとしても出展しますので、お暇な方は
お越しいただけるとうれしいです。今のところ原稿入稿は完了しているので、当日はなんとか新刊が出せそうです。
またどこからとも無くPS3のv3.60の暗号キーがリークしてしまったようです。フェイク情報や噂と当初はされていたようですが、実際にリークして
その存在が確認されたようです。既に対応したツールがアップデートされており、多数のゲームへのパッチ処理が出来るようになっているようです。
■PSP-E1003W届きました
そいえばちょっと前に予約しててすっかり忘れてましたが、廉価版PSPの新色となるPSP-E1003Wがようやく届きました。
購入先はUK、発売日は2012/7/12辺りなので、+2週間位かかった感じです。
●やっぱりでかい
久しぶりに触った感じがしますが、以前のブラックモデルと同じようにでかい感じがします。慣れればこのサイズが
ちょうど良いと思えてくるのですが。
●初期搭載バージョンはv6.60
当然といえばそうですが、一年くらい前からアップデートの止まっているPSPなので、PSP v6.60がそのまま搭載
されておりました。
●カスタムファームウェアを導入してみる
というわけで、早速LCFW 6.60PRO-Cを導入できるかどうか試してみましたが、こちらもあっさりと動作してしまいました。
普通に導入できますね。
■Playstation Vitaのpspemuのflash0ダンプがまたアップロードされる
4月末くらいにPS Vita用として搭載されているPSPエミュレータのflashがダンプされたというのは
記憶に新しいですが、今回は匿名の人からPS Vita v1.61/1.67/1.69のflashダンプが
wololo氏のフォーラムに投稿されたようです。
すでにフォーラムのスレッドからはリンクが削除されていますが、ちょっと前までは普通に
リンク表示されていたことから、幾人かの人はダウンロードできたようです。前と同じで
開発者向けとのことなので、一般向けにはちょっと微妙ですが。