■チームWildcardによるCustom Firmware 3.40LEリリース
Dark Alex氏のCustom Firmwareのソースコードが公になったのとほぼ同時期に画像だけは出ていた、新チームによるCFWがリリース
されました。CFWのコアは3.40でLeak Editionと名付けられているようです。このCFWの特徴としては、
(1)Custom Firmware 3.40OE-Aをベースとしている
(2)SCEPのようなリカバリーモードのメニューを実現
(3)XMB上での詳細設定が可能
(4)GAMEフォルダに入れておく事でカーネルを自動的に選択(1.50, 3.40)してくれる。
となっているようです。まずは見やすいリカバリーモードや設定画面になったのは良いですね。さらに(4)ではフォルダを分ける必要性が
無くなり、便利さも増した感じがしますね。というわけで、早速導入してみる事にします。
●用意するもの
(1)PSP v1.50またはCFWの導入されたPSP
(2)Custom Fimware 3.40Leak Edition(ミラーしました)
(3)PSP v1.50の公式アップデーター(EBOOT.PBP)
(4)PSP v3.40の公式アップデーター(EBOOT.PBP)
●導入手順
(1)ファイルをダウンロードして、解凍する
(2)解凍したフォルダの中にある二つのフォルダはCFW導入済みPSP向けの「Custom Firmware」、PSP v1.50向けの「Firmware 1.50」
と分かれているので、中身を手持ちのバージョンで選択し、MSのルートへ上書きコピーする
(3)公式アップデーターをPSP v1.50のものは150.PBP、v3.40のものは340.PBPとリネームする
(4)リネームしたファイルをms0:/PSP/GAME/Wildcard All-in-one Flasher/へコピーする
(5)ここまで揃っていれば図1-1のようなフォルダ構成になっているはず
図1-1 フォルダ構成
(6)XMBからWild card All-in-Flasherを起動する
(7)すると自動的にファームウェアファイルを展開・アップデーター作製が始まるのでしばらく待つ
図1-2 アップデーター作製中
(8)アップデーターファイルが作製すると自動的にアップデーターが起動し、アップデートするかどうか聞いてくる
(9)アップデートする場合は△ボタンを押して、アップデートが終了するまで暫く待つ
(10)終了すると手動で電源を切るように指示されるので、手動で切る
図1-3 アップデート終了
(10)再起動し、バージョン情報を見てみると3.40*となっているはず
●導入画面
というわけで試してみました。画面はリカバリーモードですが、非常に見やすくて良いですね。今までプラグイン導入でVSH/GAME/POPS
がごちゃまぜで表示されていたものが、分けて表示出来るので分かり易いです。
今回管理人はCFW 3.10OE-Aからアップデートしたのですが、プラグインを有効にしていたためアップデート終了後に正常起動
しない(画面が表示されない)事があって、ちょっと焦りました。原因はCFW 3.10OE-Aでしか動作しないような古いプラグインを有効に
していたためで、無効にしたら普通に立ち上がってほっとしました。
こういったなんだかよく分からないような現象もあるかと思いますので、例によって導入出来た方は掲示板へ書き込みお願いします。
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