■Custom Firmware 3.51 M33リリース

 Dark Alex氏がCFWの開発を止めてからちょっと経ちますが、別の人による最新の公式ファームウェアに対応した新しいCFWが

リリースされました。このCFWの特徴としては、

 

 (1)PSP v3.51の機能に対応する事が出来る

 (2)最新のv3.51を要求するUMDの起動が出来る

 (3)ISO/CSOファイルをそのまま起動出来る

 (4)PS1のイメージファイルを直接起動出来る

 (5)リカバリーモードも搭載

 (6)PSPのCPU速度変更可能

 (7)CFW 3.40OE-Aのバグを修正したもの

 

となっております。CFWはbecus25氏のIE-Aのみがリリースしていましたが、まだv3.51に対応したものはリリースされておりません

でした。今回開発したのはロシアのハッカー集団のM33というチームらしく、その名前が付いているようです。というわけで早速

試してみました。


*注意*

以下の手順を踏む事で最悪PSPが壊れてしまう事があります。十分に理解出来ない・ファイルが足りない場合は諦めましょう。自己

責任で良い方のみ実行して下さい。

 

●用意するもの

(1)Custom Firmware 3.51M33プログラム本体(ミラーしました)

(2)PSP v1.50のファームウェアデータ(EBOOT.PBP)

(3)PSP v3.51のファームウェアデータ(EBOOT.PBP) 

 

●導入手順

(1)上記リンクからプログラム本体をダウンロードし、解凍する

(2)もし手持ちのPSPがv1.50であるならば、解凍したフォルダにある「150only」フォルダ以下にあるkxploitpatcherを

  ms0:/PSP/GAME/以下にコピーし、実行しておく。それ以外のバージョン(CFW/SE)は次の番号から始める

 

(3)解凍したフォルダ内にある「M33CREATOR」フォルダを下図のようにコピーする。

  PSP v1.50の場合 ms0:/PSP/GAME/M33CREATOR/

  PSP CFW/SE系の場合(デフォルト設定) ms0:/PSP/GAME150/M33CREATOR/

 

(4)PSP v1.50/v3.51のEBOOT.PBPをそれぞれ150.PBP/351.PBPとリネームしてM33CREATORフォルダ以下に置く

(5)準備が出来ると下図のようになっているはず(M33UPDATE_351はこの時点では無し)

 

 

図1-1 アップデータ作成の準備が整ったフォルダ・ファイル構成

 

(6)XMBからM33CREATORを起動する

(7)M33CREATORはv1.50/v3.51のファイルからアップデートファイルを作成するため、数分かかるがしばらく待つ

(8)終了すると図1-2のように表示されるので×ボタンを押してXMBに戻る

 

 

図1-2 アップデータ作成終了 

 

(9)XMBに戻り、再度ゲームフォルダに移ってみると新たにM33UPDATORが作成されているので、これを起動する(図1-3)

 

 

図1-3 アップデータが新規に表示された 

 

(10)アップデータを起動する前に十分なバッテリーとACアダプタを必ず接続しておく。これを怠ると壊れる危険性があるので

   注意

 

(11)アップデーター起動中は終了するまでじっと待つ

(12)終了すると×ボタンを押して終了するように促されるので、そのようにする(図1-4)

 

 

図1-4 CFW 3.51M33へアップデートが終了した後 

 

(13)XMBの本体設定を見てみるとバージョンが3.51M33になっているはず

(14)時間設定が3月33日(4月2日)3時33分33秒に設定されてしまうので、本体設定から正しい時間へ戻しておく

 


●Custom Firmware 3.51M33導入後

というわけで早速導入してみました。もう新しいCFWは出てこないかなと思っていたところにリリースされて、非常に面白くなって

きましたね。まだ色々と恩恵が有るようです。最後に時間が3続きのものに変更されてしまうのがちょっと面倒ですが、とりあえず

導入してみたという人は掲示板の方へ報告お願い致します。

 

 

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