Dark Alex氏のリリースではないカスタムファームウェアは色々と出ていますが、v3.93のコアを使用したまた別の製作者によるカスタム
ファームウェアがリリースされました。現時点では製作者不明とのことですが、このカスタムファームウェアの特徴として、
(1)PSP v3.93のコアを使用
(2)オリジナルのカスタムファームウェアの機能を継承している
(3)XMB時にHOMEボタンを押すことでいつでも直ぐにリカバリーモードを起動できる(SELECTボタンの間違い?)
(4)上記機能のため、リカバリーモード修了後にリセットすることなく直ぐに機能を有効にできる
(5)リカバリーモードからJigkick Batteryを作成することができる。また元に戻すことも可能
(6)MACアドレスを隠すことが出来る
(7)NO UMDモード(M33 かNP9960)にしておけばセーブデータを暗号化せずに保存する事ができる
(8)PSP v3.93のpops(PS1用)は微妙なので、popsloaderで前回までのバージョンの物を使用することをお勧めする
となっております。オリジナルのカスタムファームウェア+追加機能となっており、ちょっと便利そうです。個人的にはリカバリーモードがXMBから
ボタン一発で起動できるようになったこと、Jigkick Batteryが直ぐに作成可能なことがかなり便利かなと思っています。
今回はオフィシャルでは無いものの、CFW 3.90M33をたぶんベースとしている(?)っぽいので、CFW3.90M33-3を導入しているPSP-2000を
使用して導入してみました。
●用意する物
(1)Custom Firmware 3.93インストーラー(ミラーしました)
(2)カスタムファームウェアが導入されたPSP-1000.PSP-2000
(3)PSP v3.93の公式アップデータEBOOT.PBP
●導入手順
(1)公式アップデータEBOOT.PBPを「393.PBP」とリネームし、メモリースティックのルートに保存する(ms0:/393.PBP)
(2)上記リンクからインストーラーファイルをダウンロード・解凍し、ms0:/PSP/GAME/UPDATE/としてコピーする
(3)XMBからインストーラーを起動する
(4)インストーラーが起動すると写真のようになるので、×ボタンを押してアップデートを開始する
(5)アップデーターが開始されると写真のように公式アップデーター3.93のように起動するので、そのまま開始する
(6)アップデートが終了するまでしばらく待つ。
(7)アップデート終了後にバージョン情報を見てみると、通常時のように3.93と表示されているが
これが正常(写真はMACアドレスを非表示にしている)
(8)インストールされているかどうかはXMBからリカバリーモードが起動できるかで確認できる。SELECTボタンを押すと、たぶん
表示されるはず
●導入後
というわけで早速導入してみました。XMBから直ぐにリカバリーモードが起動できるのはよいですね。特にプラグインの導入などで
かなり使えそうです。
今回も公式で無い事からちと微妙ですが、不安がある人はまず本体の内蔵Flashをダンプしておいて、飽きたらPandora's Batteryセット
やUUv5で元に戻せるので、興味のある人は導入してみてはいかがでしょうか。
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