■新型PSP-2000向けeLoader v1.000リリース 新型PSPは最初からPSP v3.60向けで開発されているため、今までのv1.50のカーネル上で動作する自作ソフトやエミュレーターは動作 することが難しく、カーネルをv3.xx系に合わせたコード修正・再コンパイルが必要となっております。eLoaderはNoobzが以前よりv1.50へのダウングレードやCFW等を導入せずとも、様々なバージョンで自作ソフトを動作させるため度々リリースされてきました。
今回もその流れを汲むもので、新型PSPで動作させてやろうという意欲作となっております。但し今回は制限があり、
(1)カーネルモードを使用する自作ソフト・エミュレーターは動作しない (2)上記の事からISO/UMDをエミュレートすることは不可能 (3)幾つかのシステムコールはサポートしていない
となっております。上記の事が影響するソフト類は多々有ると思いますが、Noobzのサイトでいつもの通りデーターベースを作製していく ようです。自分の動作させたいソフトを導入する前に動作状況を見る事が出来るのは良いですね。
●eLoader v1.000のカーネルモード動作対応について 今回新規でバージョンがメジャーバージョンへ移行したのは、大きな目的があるためのようです。今回のものはカーネルモードを実現 させるため、Constructor Procsというものを一回挟んで起動させているようです。これはPSPのカーネルメモリにユーザーモード時に パッチを当てるものとなっており、うまく動作すればカーネルモードを使用する事が出来るようになるかもしれないようです。今回のものは 前回のv0.995と同レベル程度となっており、将来的にはソースを修正しなくてもカーネルモード使用のソフトを動作させるまでに到りたい との事です。 |
●必要なもの (2)CFWかHENを導入したPSP-2000 またはPSP-1000
●導入方法 (1)eLoader本体をダウンロード解凍する (2)解凍したフォルダにある「MS_ROOT」フォルダ内「PSP」フォルダをMSのルートに上書きコピーする。導入されるフォルダは ms0:/PSP/GAME/eLoader/のみ
(3)次に動作させてみたい自作ソフト・エミュレーターをms0:/PSP/GAME/にコピーしておく。eLoader自体はms0:/PSP/GAME150/内 にある自作ソフトも見に行く事が可能
(4)XMBからeLoader IPAを起動させると、eLoaderのメニュー(eMenu)が表示されるはず (5)後は好きな自作ソフト。エミュレーターを起動してみる
●動作画面
というわけで早速動作させてみました。動作自体は通常の自作ソフト起動と同じで、あっさり動作しました。適当なソフトを入れて、少し だけ試してみましたが、幾つかのソフトでは起動するものの落ちてXMBに戻ってしまうものなどがありました(CFW 3.60M33+eLoader) これまでに相当数の自作ソフト・エミュレーターがリリースされているので、必要なソフトを一度自分で試してみるのが良いでしょうね。動作 させてみるまでは何とも言えませんしね。こんなの動作したよ、という人は此方のスレッドへ報告願います。 |
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