■古いニュース(2005/11/23 - 2006/12/05)
2006/12/05 | |
■Custom Firmware 3.00SE Beta試してみました(失敗談) PSP SPOTなどでちらほら見かけますが、 PSP v3.00がエミュレーション出来るとされているCustom Firmware 3.00SE Betaがリリースされています。オリジナルのファイルがフランス語なので微妙に内容やインストール方法が分からなかったの ですが、PSP v3.00/v3.01のDATA.PSARをルートに置いてファイルを起動するという普通な起動方法っぽかったのでそのように してみました。
●失敗 DSAR Dumper自体はDark Alex氏やNoobz製だったので安心したのですが、その後の本体起動で失敗してしまいました。 そして当然のごとく真っ黒になって起動できなくなり、ちょっと焦りました。
●リカバリーモードを試してみる そういえばCustom Firmwareってリカバリーモードあったなぁと思い出し、Rボタン押しっぱなしで起動してみると素晴らしいことに本当にリカバリーモードで起動できました。リカバリーモード自体は、
(1)USBストレージモード(STARTボタン) (2)index.datファイルをflash1に書き込む(△ボタン) (3)アップデーターファイルを起動する(×ボタン) (4)終了する(HOMEボタン)
という選択肢が選べるようになっていました。 とりあえず現状から抜けるために、
(1)USBストレージモードでPSP v2.00のファイルをms0:/PSP/GAME/UPDATE/にコピー (2)アップデーターファイルを起動
と手順を踏んでみると、見事PSP v1.50(死亡)→v2.00へと無事復活することが出来ました。もうちょっと良く読んで実行して いれば良かったのですが、なんでもバグがあるようでフリーズするから起動するなとの警告も書いてありました。
●リカバリーモード画面 上記画像左がリカバリーメニュー、右がアップデート中画面となっています。アップデート画面は通常の描画とは違い、文字 等が全く見えませんでしたが、勘と記憶でとりあえずアップデートまで漕ぎ着けました。しかしリカバリーが機能したから良かった ものの、駄目だったら次機購入でしたね・・・。というわけで長々と書きましたが、くれぐれも素性の分からないものは試さない 方が身のためって事ですね。 |
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2006/12/03 | 関連項目 |
PSPでもGT4が出ると言われ続けて今まで出ていないGTシリーズですが、最新作となるGT5はなんと12/24に無料配信 されるとのこと。しかもネットワーク対応で、ランキング機能もありという無料にしてはかなり豪華な仕様となっています。GT5は 発売時期・価格ともに明らかになっていませんが、発売前にしかも無料で楽しめるのは良いですね。 |
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2006/12/01 | 関連項目 |
久しくメジャーバージョンアップの無かったDevHookですが、Booster氏の復帰とともに新しいバージョンがリリースされ ました。前回のバージョンv0.46からの変更点は、
(1)XMBにGUIインターフェースと各種設定機能を追加 (2)再起動無しでUMD/ISOの切り替え機能を追加 (3)PSP v2.80/v2.82のエミュレーションを暫定的に対応
となっております。やはり大きな変更点はPSP v2.8x(v2.80/v2.82)がエミュレーション出来るようになった点でしょう。PSP v1.50でありながら、v2.xx(〜v2.82)までエミュレーション出来るようになった点は非常に嬉しい限りです。ただしv2.82を エミュレーションするにはフラッシュを書き換える必要があるので、要注意です。最悪起動しなくなる可能性もありますので 十分注意して扱って下さい。
>再配布は自由とのことなので、ミラーしておきます 2006/12/01 --- DevHook v0.50.rar
実行ファイルの入っているフォルダ構成を見るとv2.8xのフォルダがあるのはもちろんのこと、なんとPSP v3.00エミュレーション を視野に入れているかのように 301 と名付けられたフォルダが存在しています。これはかなり近いうちにPSP v3.xx系も エミュレーションできてしまうかもしれませんね。 |
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2006/11/29 | 関連項目 |
PS3NEWS.COMによると、世界で初めてPS3を使用してBlu-Ray Discがダンプできてしまったとのこと。成功したのはCJPC 氏で、ムービーディスクである The Ballad of Ricky Bobby というタイトルのもので、ニュースサイトにはその構成とファイル サイズ等が見えます。総ファイルサイズは20.9GBで、なかなか大きいですね。 で肝心のゲームディスクはどうなの?という疑問が浮かぶわけですが、残念ながらゲームの方はUDF 2.5というファイル システムを使用しており、PS3 Linux KernelではUDF 2.01までしか対応していないため残念ながら見ることが出来ないよう です。とは言っても何とかBlu-Ray Discへアクセスできることが分かったので、そのうち出来るようになったりするのではない でしょうかね・・・。
昨日の話になりますが、PS3のファームウェアのバージョンが少しだけアップしました。前回からの変更点は、
- アカウント管理を追加
となっており、大きな変更ではありません。おそらくこれ以外にも多少手を加えているところがあると思うので、必要でなければ そのままにしておいても構わないでしょうね。 |
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2006/11/26 | 関連項目 |
■PS1P Playstation Emulator for PSP Alpha1リリース! ついにPSP上で動作するPSエミュレーターとして適度に動作するものがリリースされました。名前はPS1Pというもので、初 リリースながら結構な速度を実現しています。まだアルファ版であるために、
-ムービーなど動作しない物がある
といったバグがあるそうです。このバグは後々直されるそうで、これから精力的に活動しそうな感じです。というわけで早速 手持ちのPS1タイトルを吸い出して試してみました。
●用意する物 (1)PS1P Aplha版 (2)動作させたいPS1タイトル (3)Playstation1のBIOS(各自実機から吸い出す事。吸い出し方法や吸い出し機器についてはインターネット参照)
●PS1ゲームを吸い出す (1)吸い出し方法は至って簡単です。フリーのイメージ作成ソフトを使用することで、簡単に作成できます (2)今回はCD Manipulator v2.70final を使用してみました (3)アプリケーションを起動し、[CD]→[イメージ作成]→イメージファイル名決定後、OKボタンを押してイメージ作成 するだけ (4)作成後のファイル名が***.imgとなっていますが、ISO互換ですので.isoに変更しても構いません
●導入方法 (1)PS1Pをダウンロードして解凍する (2)解凍して出てきたフォルダを以下のようにコピーする(PSP v1.50の場合) >>ms0:/PSP/GAME/__SCE__ps1p >>ms0:/PSP/GAME/__SCE__ps1p%
(3)上記パスの%が付いていないフォルダ「__SCE__ps1p」に吸い出したPS BIOSをscph1001.binとリネームし、コピーする (4)次に吸い出したPS1のゲームを同様に上記と同じフォルダにコピーする。この時吸い出したイメージファイルの拡張子 は適当な物にする(.img/.iso/.bin等) (5)XMBから普通に起動する (6)エミュレーターが立ち上がると、ゲームを選択する画面が立ち上がる。動作させたい物を選択する (7)うまくいけば、動作します
●動作画面 今回はスクウェアソフトのEINHANDER/SCEIのGT1/xai[sai]の三本を試してみました。結果、後者の二本は全く動作せず に、最初のEINHANDERだけが動作しました。動作自体は実機並みとはとても言えませんが、初リリースながらこの速度で 動作するのはかなり驚きです。このソフトもOPムービーがあるのですが、そちらは動作しませんでした。
動作中は速度・サウンドともに出ないものの、実動作自体は実機並で素晴らしいです。多くが公開されていない中で、初で これだけ動くとなると今後が非常に楽しみですね。他のソフトも結構な確率で動作するのではないでしょうか。手持ちのゲーム をPSPで動作させてみたい、PSエミュレーターを試してみたいという人は試してみる価値ありです。
例によって動作中の画面を撮ってみました。デモ動作ですが、このくらいの速度で動作しています。
■PLAYSTATION STOREはPCで見えないか 現在PSPでPS3でPLAYSTATION STOREに接続してPS3を経由してインストールしかできないという不便な状況になって おります。なんとかPCで見えないかなと、とりあえずネットワークから攻めてみました。
●ネットワークの構成 PS3へ流れるデーターを取り込むために、PCをプロキシサーバーとして経由させてパケットスニッフィングしてみました。使用 したソフトはおなじみのEtherealで、手軽にフィルタリングをかけてキャプチャできるのが良いです。使用して適当にキャプチャ してみたのが以下で、普通に通信してました。ただしユーザーアカウントでログイン後にデーター通信をしているために、通信 自体はSSL経由です。
>PS3からサーバーへリクエスト GET /cdn/JP9002/NPJA00001_00/*PNGファイルのURL*.png HTTP/1.1 >CDNサーバーからの返答
>ここからデーターが続く .PNG
というような普通の通信となっております。ここでUSER_AGENTが通常のwebアクセスの時と違ってますね。ここでキャプチャ したデーターをHTTPリクエストメッセージ等を除いて生のデーターにしたのが以下の画像です。
データーのヘッダがPNG形式だったのでそのままPhotoshopで読み込んでみたのが上記画像です。見れば分かるように 今回は現在無料でダウンロードできる「まいにちいっしょ」を選択してダウンロードしてみました。この後に続くゲームデーターも 同じようにリクエストメッセージを見てみると、
>PS3からのリクエスト GET
/cdn/JP9002/NPJA00001_00/*ゲームデータのURL* HTTP/1.1 >CDNサーバーからの返答 >以下データーが続く .PKG...................p...............@........JP9002-NPJA00001_00-0000000000000001........
上記のような通信となっております。ここでもまたもUSER_AGENTが変わってますね。しかもPS3 testってどういう事でしょうか。 不完全のままリリースしてしまったんですかね。ここでもデーターのみを取り出したかったのですが、Etheralの仕様かどうか 分かりませんが、なぜか26MBでしかダンプできませんでした。上記メッセージを見れば分かるようにファイルサイズは約67MB であるのにその1/3位しかデーターを出力することが出来ませんでした。スニッファしたデータ自体はファイルサイズ以上ある のですが、ここから色々なメッセージを取り除かなければいけないのでちょっと面倒です。というかアプリ側で生データーだけ 出力してくれるはず(Follow TCP Streamで)なんですけどね。
私自身がまだ使い方がよく分かっていないせいもあるので、もうちょっと色々してみます。とりあえずその26MBを出力して みて、何か文字列や特徴的なものを見てみようとバイナリエディタでちょっと見てみました。
ということでわかりそうなのが最初の0x00000002までの.PKGというヘッダと、0x00000030から0x00000053までの文字列 のJP9002-NPJA00001・・・というもの位ですかね。あとはよく分からないです。後者はタイトル番号でしょうが、前者の.PKG は何でしょうか。どっかで見たことがあるようなヘッダですが、現在思い出せないままです。なんだったかなぁ。
最後にPLAYSTATION STOREにUSER_AGENTを偽装してアクセスしてみました。PLAYSTATION STOREのURLは普通では 表示されず分かりませんが、中継させているので通信中にアドレスを簡単に取得できます。こちらもSSLでの通信なので、その ように接続してみると以下のようなログイン画面が表示されました。
んでここで自分のIDとパスワードを入れてみましたが、当然のごとく弾かれました。新規アカウント作製ボタンではPCから アクセスしてることがバレバレで、エラーメッセージ出力で終わりました。現状では不満がいっぱいな導入方法しかないの で、後々PCからも接続できるようになるのでしょうね。
と色々試した割には何も得られてないのがアレですね。適当に機器をそろえるだけでパケットを覗けるので、解析してみるかな と思っている方は是非是非。 |
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2006/11/25 | 関連項目 |
かなり嘘くさい情報ですが、現在不可能とされているPSP v2.80をダウングレードするためのダウングレーダーが作製中との 事。ソース元はドイツ語なので、微妙に分かりませんがModchipを付けたPSPでの動作は確認したようです。本当かどうかは リリースされなければ分かりませんが、色々と不明なので例によって過度の期待は禁物ですね。 |
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2006/11/23 | 関連項目 |
PSP v3.00の大きな目玉であるPlaystation1エミュレーターで動作させるためのPS1のタイトルを販売するサイトが漸く オープンしました。第一弾公開のタイトルは、
(1)アークザラット (2)ビシバシスペシャル (3)バイオハザード ディレクターズカット (4)みんなのGOLF2 (5)サイレントボマー (6)鉄拳2 (7)JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻 (8)コナミアンティークスMSXコレクションVol1 (9)コナミアンティークスMSXコレクションVol2
という微妙9タイトルとなっています。価格は全て\525で、PLAYSTATION NETWORKにお金をチャージして購入するという 手順を踏まなければなりません。さらにPSPで楽しむにはPS3を介してダウンロードし、インストールしなければならないという 面倒な認証作業も有ります。いくらデーターが重いとはいえ、PS3を持っていなければ楽しめないのは最悪ですね。
昨日にはPSP v3.00 & v3.01のFirmware Dumperも出てきたので後々v3.00のエミュレーションも行われると思うので、急 いでアップデートする必要もなさそうです。そんなことを思いつつも、とりあえずv3.00へアップデートしてみたので、この機能を 試してみました。
●動作手順 (1)PS3でPlaystation Networkに移動する (2)好きなタイトルを購入する (3)購入後、PS3とPSPをUSB接続して使用ライセンスファイルとゲームデーターをダウンロードする (4)ダウンロード・インストールは自動的に行われる。終了後、USB接続を切る (5)PSPのゲーム(XMB)にインストールされたタイトルが存在するので、そのまま起動する
●動作画面
というわけでさくっと購入して起動してみました。ダウンロード・インストールされたファイルは後ほど詳細を示すとして、今は とりあえず使用感などを示したいと思います。起動自体は普通の自作ソフトを動作させる方法と同じで、そのまま選択起動 するだけです。起動するとPSロゴがスムーズに出てきて、後はPSでの操作・動作速度と殆ど変わり有りません。動作はかなり スムーズで、当たり前ですが普通に遊べます。
ゲーム中にHOMEボタンを押すことで画面表示切り替え(オリジナル・アスペクト比変更・フルサイズ)、説明書表示、ゲーム終了 の三択を選ぶことが出来ます。説明書表示はそのまま発売していた説明書をスキャンしただけと思われる画像で、よく見ると端 の方に折り目が付いていてなんだか急いで用意した感が一杯でした。
とりあえず↓に動作動画を置いておきます。
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