■古いニュース(2007/03/18 - 2007/03/29)
2007/03/29 | |
PS3News.COMへの投稿によると、PDXというチームがPS3のISOローダーを作製しているらしいです。最近PAL版のPS3を 入手したものの、同じファームウェアで有るにもかかわらずプログラムが動作しなかったので色々とハードウェアの面から試して いるとの事です。具体的なファイルやリリース日は公開されていませんが、近いうちにリリース予定らしいのでもうちょっと期待し て待っておきましょう。 |
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2007/03/28 | 関連項目 |
久しく公式なバージョンアップが有りませんでしたが、今日になって突然新バージョンがリリースされました。新しい物は3.30 で前回(3.11)からの変更点は、
[ゲーム] -メニューに[ディスク読み込み速度]を追加 [ネットワーク] -RSSチャンネルのアイテムサムネイル表示対応 [ビデオ] -動画のサムネイル表示対応 -MPEG-4/AVCビデオで720x480/352x480/480x272のサイズ再生に対応
となっております。動画のサムネイル表示はちょっと便利そうですね。とりあえず念のためにダウンロードして、保存して おきましょう。
さて、毎度の事ながらDATA.PSARの展開が次に来ますが、DATA.PSARを抜き出して展開出来るかなと実行してみたら なんと前のバージョンのDecrypterで一部展開出来てしまいました。いつも通りの手順ですが、下記に展開方法を書いて おきます。 |
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●準備する物 (1)PSP v3.30のDATA.PSAR(PBP Unpacker等で抜き出しておく) (2)PSAR Dumper(Team C+Dによる最新のもの)
●導入手順 (1)DATA.PSARをMSのルートディレクトリにコピーする (2)PSAR Dumperを適当なフォルダ(OE系ならばms0:/PSP/GAME150/等)にコピーする (3)PSAR DumperをXMBから起動する (4)PSAR Dumperを実行してしばらく待つ (5)終了してUSB接続してMSのルートディレクトリを見てみるとフォルダ・ファイルが展開されているはず
●実行結果
通常通り起動して、展開してしまいました。まだまだ完全ではなさそうですが、この分だと新しい展開ツールの登場や OpenEditionやDevhookが対応するのもすぐかもしれませんね。
●愚行 手元にDevhook v0.52.100が有ったので、メニュー(menu_fw.txtとか)・設定を適当に弄ってv3.30で立ち上がるように設定 してみましたが、普通に起動しませんでした。その後もちょくちょく弄っていたら、今度はPSPが立ち上がらなくなりました。 んで、リカバリーモードで復旧するかと何度か起動していたら、普通に立ち上がるようになりました。なんですかねぇ。 プログラム分からないのに色々弄るのは良くないですね。大人しく対応を待ちたいと思います。 |
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2007/03/27 | |
韓国産の音ゲーとして有名なDJ Max Portable(AA)の次回作である、DJ Max Portable2のデモバージョンがダウンロード 出来るようになっています。このゲームは公式ではPSP v3.11以上でしか動作しないと謳っていますが、いつものPARAM.SFO をちょっと弄るだけで3.10でも起動可能です。今回管理人はPSP v3.10OE-Aでのみしか試していませんが、値を適当に変える 事で3.xx系等でも動作可能かもしれません。とりあえず下記に動作までの手順を示したいと思います。 |
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●準備する物 (1)DJ Max Portable2 Demo version(EBOOT.PBP) (2)PSP v3.xx系 (3)使いやすいバイナリエディタ
●導入手順 (1)公式からEBOOT.PBPをダウンロードし、適当な名前のフォルダに入れる (2)バイナリエディタでダウンロードしてきたEBOOT.PBPを開く (3)先頭の辺りの「3.11」という値を「3.10」等へ変更する。この値を「3.03」等にすることで、PSP v3.03でも動作可能 との事(下図参照)
(4)加工したファイルを、コピー先はOpen Edition系はms0:/PSP/GAME310/へ、通常のPSPではms0:/PSP/GAME/以下 にコピーする
(5)後は普通にXMBから動作させる
●動作画像 デモバージョンという事で、プレイ出来る曲は一曲だけですが興味のある人は導入してみては如何でしょうか。実は触ってみた のは初めてですが、結構良い出来だなぁと思いました。
QJ.netの記事によると、非公式に発売されているPSP向けバッテリーで色々と問題が有ったようです。どこ製とは具体的に 記載されていませんが、2200mAh・2600mAhの二つのバッテリーのパフォーマンスを測定していたところ、なんと燃えて しまったようです。 写真を見ると燃えて溶けたようなPSP本体が映し出されております。情報の出所が出所だけに、真相がどうなのか分かり ませんし、バッテリーパックが燃えたような情報もこれまでに出てませんが、社外バッテリーを使用している人は注意を していた方が良いかもしれません。 |
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2007/03/25 | |
■ダウングレードしたPSPはリペアして貰えない? 修理が受けられなくなるよ なければ、有無を言わさず改 しようと思っている
*追記* 別の方から新しい情報を頂きました。頂いた情報によると、購入した店経由で送ると特に何も言われずに修理して帰ってきた (カスタムファームウェアを入れていたそうです)みたいです。さらに別のPSPを個人で出してみたら、今度は拒否されたという 事例もあったようです。何をもって修理するか微妙ですが、購入したところに持っていった方が良いかもしれませんね。 |
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2007/03/24 | |
■Playstaion3のバージョンチェックを回避する方法 結構前からになりますが、バージョンチェックを回避する方法がPS3News.comで公開されています。この方法だと1台PCが Linux系OSを積んだものでないと動作せず、ちょっと面倒です。というわけでWindowsでほげほげ出来たら面白そう、ということで 実際にやってみました。
●事前に行っておく事 (1)Playstaion3のIPアドレスを固定にしておく事 (2)Playstation3の[ネットワーク設定]で[Proxyサーバを使用する]設定にしておく事 (3)ProxyサーバとなるPCのIPアドレスを固定しておく事
●準備する物 (1)適当なProxyサーバアプリケーション(今回はBlackjumbodogを使用させて頂きました) (2)Playstation3 (3)ProxyサーバとなるPC 1台 (4)ネットワークに関するちょっとした知識 |
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●動作手順 *下記はBlackjumbodogの設定で話を進めていきます。他のサーバーアプリケーションも似たような物なので、参考に なるかもしれません*
(1)BlackJumboDogはインストール済みとします (2)プログラムの[設定]→[プロキシサーバ]→プロキシサーバを使用するにチェック (3)その設定のまま、[キャッシュ]タブに移り、[ブラウザ(HTTP)用のキャッシュを使用する]にチェック (4)キャッシュフォルダの設定、フォルダサイズやキャッシュファイルの最大サイズ、キャッシュ有効時間は適当な値に 設定する。重要なのは時間で、この値を長くすればするほどキャッシュ保持時間も長くなる。ちょっと試す程度なら デフォルトでも良い
図1-1 proxyサーバ キャッシュフォルダ設定
(5)次に[利用者]タブに移る (6)ここでPlaystaion3のIPアドレスを追加する。この作業をしないと、サーバが勝手に弾くので注意
図1-2 PS3のIPアドレス(LAN)を追加した例
(7)設定を保存するため[OK]ボタンを押す。設定が反映されるまでちょっと時間が掛かるので、待つ (8)Playstation3をネットワークに接続し、一度インターネット接続テストを行う (9)当然の事ながらバージョンアップしろと言われる (10)ここでPC側で動作しているBlackjumbodogのログを見てみると、SCEIのPS3アップデートファイルチェックへの アクセスが残っており、そのときのファイルがキャッシュとして残るはず
(11)ここで一度Blackjumbodogを落とし、キャッシュファイルをローカルに落とす (12)図1-1で設定したキャッシュフォルダへ移り、PS3のアップデートチェックに使用しているテキストファイルを開く >>ps3-updatelist.txtという名前でフォルダ下に保存されているはず
(13)該当ファイルをテキストエディタで開き、バージョンチェックに使用している以下の二つの値を書き換える ImageVersion=********→00000000 SystemSoftwareVersion=*.****→0.0000
(14)上書き保存する。この行為によってキャッシュ有効時間内は、PS3はProxyサーバに保存してあるローカルのキャッシュを 参照するので、バージョン回避が可能となる
(15)再度Playstation3のインターネット接続テストを行い、PLAYSTATION NETWORKまで有効になることを確認する (16)以上で導入は終わり。但しキャッシュ保持時間が過ぎると新しいファイルを上書きして、再度警告が出るはず なのでその辺りは柔軟に対応する
図1-3 Proxyサーバを通してバージョンチェック回避出来た例
●導入を終えて バージョンチェック回避は結構簡単に出来るものですね。またProxyサーバを使用してキャッシュを残す利点としては 通常の方法ではダウンロードする事の出来ない、PLAYSTATION NETWORKのファイル全てをキャッシュファイルとして 保存する事も可能です。バージョンチェック回避よりも、こっちの方が面白いかもしれませんね。
結構高いPS3を分解するのはかなりアレですが、おそらく世界初となるPS3向けのModチップが登場するようです。写真 を見ると、使用部品はFPGAがActel ProAsic3(A3P060?)・フラッシュロムがSSTSF040となっているようです。配線写真 は在るものの、具体的な動作画面等が無いのでまだまだ動作検証中なのでしょうね。此方の動向にも期待です。 |
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2007/03/23 | |
■Playstation3で新しいセキュリティホールらしきものが見つかったらしい 前回のTIFFのセキュリティホールに続いてですが、また新しいものが見つかったようです。今度の物は動画(H.264)の バグ?を突いたもので、発見者の作製した動画を読み込ませる事で、XMBを意図的にクラッシュさせる事が出来るようです。 この意図的というところが重要で、これが深く解析出来ればISO Loaderの登場もそう遠くはないようです。
因みに動作するPS3のバージョンは限られており、PS3 v1.10,v1.11のみで確認されているようです。また残念な事に PS3 v1.31以上ではこの問題は修正されているようです。管理人は残念ながらv1.51のため試す事は出来ませんが、お持ち の方は試してみては如何でしょうか。 ●用意する物 (1)Playstation3 FW v1.11以下
●動作手順 (1)適当なメディア(MS Duo/CF/SD)にVIDEOフォルダを作製し、その中に上記ファイルを入れる (2)PS3のXMB上からは破損ファイルとして見える (3)適当なゲームを立ち上げる (4)ゲームを終え、該当ファイルを選択すると今度は動作可能になるので、起動する (5)ブラックアウトする (6)このままでは終了出来ないので、電源長押しで切る
おそらく上記方法で実行可能なようですが、合ってるかどうか試せないので分かりません。何か違うよ、って部分がありましたら |
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2007/03/21 | 関連サイト |
遂にPSPでキーボードが使用出来る環境が整ってきました。Fanjita氏によるPSP向けのキーボードドライバとしてリリース されたpiKeyは、
(1)キーボード入力として以下の二つの方法が使える IR(Infrared Rays:赤外線) SIO(Serial Input/Output)
(2)出力として以下の二つをエミュレーション出来る CTRL(PSPのボタンをエミュレーション) OSK(On Screen Keyboard:スクリーンキーボードをエミュレーション)
となっております。具体的に言うと赤外線やシリアルポートにキーボードを接続して、そのキーボードに合わせたキーマップを 作製する事でPSP上で走る全てのアプリケーション(XMB上やブラウザ、エミュレーター等)でキーボードが使用可能になるという 素晴らしい機能を実現する物です。
SIOを使用する事が出来るので、MAX3232(+3V以上駆動だが、PSPのリモートポートからの電源供給で使用可能)等 のRS232Cトランシーバチップを利用してSIOケーブルを作製すれば適当なPDAのキーボードも使えそうですね。というわけで 以前に購入したPalm Wireless Keyboardを使用してその機能を試してみました。 *注意* このキーボードドライバのインストール作業は必要なファイルをflash0へ書き込みます。その際にPSPが破壊される可能性が 非常に高いので、使用は自己責任でお願いします。
●用意する物 (1)PSP Custom Firmware適用品 (2)ワイヤレスキーボード(Palm Wireless Keyboard等) (3)[オプション]SIO接続ケーブル (4)[オプション]SIO接続可能なPDA等のキーボード
●導入手順 (1)piKey本体をms0:/PSP/GAME150/以下に全てコピーする (2)XMBからpiKey Installerを起動する (3)十分なバッテリーとACケーブルを接続する (4)piKey Installerを動作させる。flash0へのファイルコピー自体はすぐに終了する。 (5)書き換え終了から10秒で勝手にXMBに戻るので、しばらく待っておく (6)PCとPSPを接続し、ms0:/seplugins/pikey/pspirkeyb.iniを開き、自分の使用するキーボードに 合わせた設定にする
(7)XMBからBasic pikey sampleを立ち上げて、キーボード入力が正しく機能するか試す
●XMB/自作ソフト内で使用するには[現時点では使用不能?] (1)リカバリーモードを立ち上げる (2)Pluginの項目でpikey.prx(VHS or GAME)を有効にする (3)XMBに戻ると使用出来るようになる
●動作画面
以前に購入したPalm Wireless Keyboardです。右が動作させたときの写真で、普通に入力出来ました。まだEnter等の特殊 文字の対応が微妙なようで、サンプルプログラムではうまく入力出来ませんでした。まぁこのあたりはプログラムを書き直せば 良い事なので、問題はないですね。
●動作を終えて プログラムを立ち上げて打ち込む作業は以前と同様なので、特にすごいなという感じはしませんが設定だけであらゆる キーボードに対応出来るのは面白い試みですね。まだ機能お試し版リリースとのことなので、VSH上ではリカバリーモードで プラグインを有効にしても動作しませんでした。この辺はまだまだみたいです。
また開発者向けとしてSDKが同梱されておりました。SIOの項目では独自の新しいキーボードに対応するためのサンプル があったり(とは言ってもpspDebugSioGetchar()で取ってきて表示するだけですが)、結構使えそうです。SIO経由でキーボード を接続したい人はこのページを参考に通信ケーブルを作製するのが良いかと思います。 |
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2007/03/18 | |
■Custom Firmware v1.62IE-Aリリース こちらのCFWはDark Alex氏によるものではなく、becus25氏によるもので、v1.50をベースとした物を続々とリリースして います。このCFWの特徴は、
●通常機能 (1)破損ファイルの非表示 (2)起動ロゴのスキップ機能 (3)Kxploit Tool等で分割せずとも、自作ソフトを起動出来る (4)モジュールファイルを起動出来る (5)リカバリーメニューを2つ用意している(起動出来ないときに片方が立ち上がる) (6)XMBからCPU速度を変更出来る
●リカバリー機能 (1)破損したフラッシュからの復帰 (2)USB接続機能 (3)XMBカスタマイズ機能
等となっております。CFW3.xx系が主流となった今では需要があるかどうか分かりませんが、導入方法を記述しておきます。 ●導入方法 (1)PSP v1.50を用意する (2)CFW 1.62のプログラムをダウンロードし、解凍して出来たフォルダの中にある「PSP」フォルダをそのまま ルートディレクトリにコピーする >ms0:/PSP/GAEM/IEFLASHER等
(3)十分なバッテリーとACアダプタを接続しておく (4)XMBからIEFLASHERを起動する (5)フラッシュの書き換えが終了し、再起動するとCFW v1.62IE-Aになっているはず
PSPからSSHデーモンが動作している機器へアクセス出来るPSP向けSSHクライアントのPSPSSHがリリースされました。余り 需要はないと思いますが、sshdの動作している玄箱とかにPCからではなくPSPからログイン出来るようにしたら、結構面白 そうな感じがしますね。sshdへアクセスするために、バーチャルキーボードが用意されているようなので、準備が出来たら 管理人も試してみたいと思います。 |
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