■古いニュース(2007/04/24 - 2007/05/07)
2007/05/07 | ||
■PC向けPSPエミュレーターPotemkin(コードネーム:DaSH)リリース 有りそうでなかったPC向けの実用的なPSPエミュレーターが遂にリリースされました。以前からクローズでリリースされて いたPSPエミュレーターなどはありましたが、その動作については殆ど語られる事がありませんでした。今回はオープンソース でのリリースによる新規のPSPエミュレーターで、名前がPotemkinというようです。このエミュレーターの特徴として、
(1)PSPカーネルをシミュレートできる (2)VFPUエミュレーションは不可能 (3)ISOファイルとCSOファイルのマウントが可能(DAXファイルは不可) (4)Windowsのディレクトリをマウント出来る (5)PSP-SDKのデモを実行出来る (6)幾つかのゲームはほぼ完璧に動作する
という初リリースながら、これからが非常に楽しみな出来となっております。ファイルをダウンロードしてReadMe.txtを参照すると 分かりますが、動作・非動作のゲーム一覧が示されております。現在ほぼ完璧に動作するゲームは、
(1)パズルボブルポケット (2)ピンボール (3)ぷよぷよ
となっているようです。この動作リストを元に、手持ちのゲームを試してみるのが良いでしょうね。 |
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●必要な物 (1)Potemkin本体 (3)Windows PC
●動作手順 (1)VC++ 2005をダウンロードし、インストールする (2)Potemkinをダウンロードし、解凍する (3)解凍して出来たフォルダ内にあるDaSHRelease.exeを起動する (4)メニューのFile→Openを選択し、動作させたいPSPのISOファイルかELFファイルを選択する (5)メニューのEmulation→Runでうまくいけば起動する
●動作画面 というわけでPSP-SDKのサンプルをコンパイルして、エミュレーションさせてみました。今回のバージョンはPBPファイルの 読み込みが駄目という事で、上記はELFファイルを読み込ませたものとなっております。動作自体はかなり軽快で、普通の ゲームも動作させてみたい感じです。管理人は残念ながらぷよぷよもパズルボブルポケットも持っておりませんので、お持ち で動作させてみた方の報告をお待ちしております。
リリース宣言通りPSP上で動作するN64エミュレーターであるDaedalusの最新バージョンがリリースされました。前回からの 主な変更点は、
(1)ROM設定と本体設定に大幅な変更を加えた (2)レンダリングを速くし、且つメモリ消費を押さえた (3)デフォルトでExpansion Pakを使用するようにした (4)テクスチャーキャッシュでのメモリリークを修正した (5)低メモリ時のクラッシュバグを修正した (6)多くのROMのセーブについてのデータベース情報を更新
というバグ修正と安定化が中心のリリースとなっているようです。愛用している人も多そうなので、R10から乗り換えてみる事 をお勧めします。 |
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2007/05/06 | ||
■PSP 3.30/3.40で新しいセキュリティホールが見つかった? かなり嘘(偽)くさい情報ですが、PSP v3.30/3.40で新しいセキュリティホールが見つかったというスレッドやプログラムを起動 出来たという情報が飛び交っているようです。元々の情報元はここらしいのですが、現在はMaxconsoleのフォーラムにて議論 されているようです。管理人もPSP v3.30でアップロードされているEBOOT.PBPを試してみましたが、一つ目は起動失敗で 二つ目はPSPロゴ起動で止まってしまいました。多分このまま収束するとは思いますが、興味のある人は見てもよいかも しれません。
以前からPSPでLinuxを動作させるというプロジェクトがありましたが、RS-232Cで特別なHWを使ってロードさせなければ いけないなどの制約がありました。しかし遂にそのような制約の無く、しかもキーボードが使用出来るほぼ完成版のLinuxが リリースされました。これは非常に素晴らしいです。とりあえずものは揃っているので、試してみました。 |
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●準備する物 (1)uCLinux for PSPのkernel及びbootloader (2)PSP v1.50またはCFWの導入されたもの (3)Palm Wireless Universal Keyboard
●導入手順 (1)bootloader及びKernelを公式ページよりダウンロードする (2)bootloaderを下記の通りにコピーする
PSP v1.50であれば ms0:/PSP/GAME/ PSP CFW系(デフォルト設定)であれば ms0:/PSP/GAME150/
(3)uCLinux for PSPのプレビルドされたKernelファイル(linux.srec)をメモリースティックのルートディレクトリ (ms0:/linux.srec)へコピーする
(4)XMBからbootloaderを起動する (5)するとbootloaderがカーネルファイルをロードするので、しばらく待つ (6)ロード後にメッセージ表示し、終了後にキーボード入力可能になる (7)/bin/program/以下にデモプログラムがあるので、動作させてみる (8)testsprite -width 480 -height 272 と入力するとデモプログラムが動作する
●動作画面
というわけで動作させてみました。動作自体は非常にスムーズで、難なく動いています。/bin以下には 最小限必要なコマンドがありますね。それにしてもキーボード入力がさくさく動作するのは楽しいですね。Linuxに詳しい人は カーネルソースも提供されているので、自分でビルドしてみるのも面白いと思います。 |
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2007/05/04 | ||
■PSP-Devolutionについて問い合わせてみました もうそろそろ発注したものが届きそうなので、取り付け方法とかってどうするの?とmod-chip.comに問い合わせてみました。 するとすぐに返答があり、
(1)PSP-Devolutionチップ自体は来週の半ばぐらいに発送出来るかも (2)公式のツールや実装方法についてはPSP-Devolution公式サイトを見てくれ(来週アップデート予定)
との返答がすぐに帰ってきました。(1)については現在注文した場合のことでしょうか?まだ届いていないので、何とも言えない 状況です。いずれにしても実装方法が明らかにならない限り取り付け出来ないので、本格的な活動は来週になりそうですね。 |
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2007/05/03 | ||
CFW向けのプラグインは色々とリリースされていますが、意外とCPUクロックをXMB上ですぐに変更できるものは少なかったり します。今回リリースされたこのプラグインは、
(1)CPUクロックをXMB上で200〜333MHzまで段階的に変更できる (2)バッテリー情報を見る事が出来る (3)USBのON/OFFが出来る
とXMBからボタン一発でCPUクロック変更が可能+ちょっと便利機能を持っています。というわけで、早速試してみました。 |
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●準備するもの (1)VSHInform本体 (2)CFW 3.xx系を適用したPSP
●導入手順 (1)VSHInform.prxをms0:/PSP/seplugins/以下に置くか、適当なフォルダを作ってその下にコピーする (2)ms0:/PSP/seplugins/vsh.txtを開き、(1)で追加したVSHInform.prxファイルのパスを追加する UMDゲームなどでも使用したいときはms0:/PSP/seplugins/game.txtにも同様に追加する
(3)PSPの電源を切り、Rボタンを押しながらリカバリーモードを起動する (4)プラグインの設定項目でVSHInform.prxが追加されているので有効(Enable)にする (5)リカバリーモードを終え、XMBに戻ると右上にCPUクロック、バッテリー情報、USB ON/OFFの情報が表示される (6)情報が必要ないときはSELECTボタンで消す事も可能
●動作画像
というわけで試してみました。上記画像をクリックして拡大表示してみていただけると分かりますが、ひっそりと表示されて おります。変更方法も簡単で、□ボタンですぐに切り替える事が出来ます。あまりにもすぐに変更出来るので、本当に 切り替わってるのかなとは思ってしまうくらいです。このプラグインはその名前の通りCFWを導入しているPSPならばどの バージョンでも動作するようなので、一度試してみては如何でしょうか。 |
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2007/04/30 | ||
■PSP向けN64エミュレーターDaedalus R11が近いうちにリリースか N64エミュレーターとしてリリースを続けているDaedalus Rですが、次期バージョンであるR11がかなり近いうちリリースする 予定があるとの事。メモリー確保やバグ修正・速度向上を行ったもののようです。これはちょっと楽しみですね。 |
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2007/04/26 | ||
最近はPSP向けの周辺機器が出なくて久しいですが、PSP用GPSに対応したみんなの地図2(AA)が本日発売となっているよう です。このソフトは主に歩行者向けのようで、ネットからダウンロードして情報を追加する事も可能なようです。HPの方を見て みましたが、ドライブモードのようなものは無いようですね。この点はちょっと残念かもしれません。 |
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2007/04/24 | ||
以前リリースされたpiKeyを覚えていらっしゃいますでしょうか。今回は前回よりも更に発展させ、遂にXMBやUMDゲーム等 全てのゲームにおいてキーボードを使用する事が可能になりました。とは言っても文字入力は無理ですが、キーボードのキー をPSPのボタン(△ボタンやHOMEボタンなど)に割り当てる事が出来るため、非常に幅広い利用が可能です。
今回は以前購入したPalm Universal Wireless Keyboardを使用してXMBで遊んでみました。注意点としてNoobzがテスト したのがCFW 3.10OEであるため、他のCFWでは動作しないかもしれない事があります。事実私もCFW 3.40OE-Aを入れて いたので、リカバリーモードでは動作したものの、XMBでは使用出来ませんでした。なのでCFW 3.40OE-A→v1.50へと ダウングレードして、再度CFW 3.10OE-Aを入れ直しました。 |
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●用意する物 (1)piKey v0.2 (2)PSP Custom Firmware 3.10OEを適用した物 (3)piKeyに対応した外部キーボード
●導入手順 (1)piKeyをダウンロードし、解凍して出来たフォルダ内のMS_ROOTフォルダの中身をそのままルートディレクトリにコピーする (2)XMBからpiKey Installerを起動する (3)すると設定ファイル等が勝手にコピーされる (4)次にflash0にpikeyの必要なファイルを書き込むかどうかが聞かれるので、良ければそのまま×ボタンで書き込みを開始する
図1-1 書き込みが終わった後
(5)書き込みが終わるとXMBに戻るので、RM_DAX等を使用してそのままリカバリーモードを起動するか、電源を切ってRボタンを 押しながらリカバリーモードを起動する
(6)プラグイン設定でpikey.prx(VSH/GAME)を有効にする (7)電源を切り、再度付けるとpiKeyが有効になってXMBでキーボードが使えるようになるはず
●動作動画 キーボード動作は画像では伝わりそうにないので、例によって動画を撮ってみました。余計微妙な 感じですが、ちょっとは伝わるかもしれません。
●動作画面
というわけで試してみました。キーボードでXMBのアイコンを選んだり起動出来たりするのは、非常に新鮮な感じですね。しかも 自分でキーを簡単に割り当てられる点は素晴らしいですね。Palm Universal Wireless keyboardはpalm向けの特殊なボタン がかなりあるので、これを利用して特殊なボタンに割り当てたりすると良いかもしれませんね。
管理人は他のキーボードを持っていないので試せませんが、色々なキーボードを持っている人は試してみては如何でしょうか。 pikeyの設定ファイルを見れば分かりますが、数種のキーボードに対応しているようです。 |
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