■古いニュース(2007/10/08 - 2007/10/16)
2007/10/15-16 | |
■【注意】Custom Firmware 3.71M33においてPSPが完全再起不能になるバグが存在 最近大きなニュース無いなと感じてたら、こんな不吉なものが出てきました。なんと、ちょっとしたリカバリも出来てしまうCustom Firmware においてPandora's Batteryであっても壊れると再起不能になるバグが存在している事が分かりました。しかも最新CFW3.71M33-2で起きて しまうようです。現在分かっている症状は以下の通りです。 ●対象及び症状 対象PSP:Cusotm Firmware 3.71M33-2の導入されているPSP(PSP-1000/PSP-2000) 原因:上記条件を満たすPSPにおいてUSB接続において内部フラッシュであるflash0/flash1/flash2/flash3にアクセスし、何かファイルを 書き込み・フォーマットすることによるパーティッション管理の破損によるもの。これはリカバリーモード時のUSB接続等でも同様。
現象:PSPが起動ごとに青画面が連発する、若しくは完全に起動しない 対処方法:上記現象になった場合は、Pandora's Batteryでは完全に再起不可能。CFWを導入しているため、SCEIに送付してもサポート不可。
回避方法:CFW 3.71M33-2においては、USB経由で内部flashへアクセス・書き込まない事。 復元方法:症状が起きているPSPでのフルバックアップ(nand-dump.bin)を取っている場合は、Cemetery v3を使用して元に戻す事が出来る。 Cementery(Cementerio v3)の作製及び内蔵フラッシュをNand-dump.binへフルバックアップする方法はこちらから。
PSP-1000の場合:Cory氏作のupNandToolやそれに似たものを使用して復元可能 PSP-2000の場合:Cemetery v1/v2でも復元可能
復元方法(同機でのバックアップ無しの場合):壊れたPSPでのバックアップを取っていない場合でも、他のPSPのバックアップファイルで 復元が可能。
PSP-1000の場合:別PSPのバックアップファイルが、PSP v1.50をバックアップしたものであればなんとか復元可能(本当か?)
PSP-2000の場合:バックアップを取っていない場合は、復元不可能。PSP v1.50のバックアップファイルも適用不可。 復元を諦めるしかない。
復元時の注意:Cemetery v3等でnand-dump.binから内部フラッシュを書き換える場合は、必ず同じPSPからバックアップしたものを使用 すること(IDStorageの関係)。他のPSPの抜き出しでは復元出来ないので注意。またPandora's Batteryは絶対に使用しない事
●対策について これはかなり酷いものが見つかってしまいましたね。必要ないので有れば最新CFW導入を諦め、以前のCFWにするか、正規ファーム ウェアに戻しておく(Pandora's Batteryを作った上でいつでも戻せるように)事が一番の解決作でしょうね。まだ私は上記のような現象は なっていませんが、もしなってしまったという方は掲示板まで報告お願い致します。 |
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2007/10/13 | |
■Open Source Nand Dumper 0.1 for 3.xx(SE/OE/M33 FAT & Slim) 色々とCusotom Firmwareが出ている今日この頃ですが、インストールされている内部フラッシュをそのままダンプしてファイルに保存 するためだけのダンパーがリリースされました。以前からこの手のものはありましたが、今回のものはファイルのソースがついておりそれに ちなんでOpen Sourceという名前がつけられているようです。
●用意するもの (1)Open Source Nand Dumper (2)Custom Firmware SE/OE/M33のどれかがインストールされたPSP(新型/旧型どちらでもOK) (3)余裕のあるMS(新型をダンプする場合は66MB以上の空き、旧型なら33MB以上の空きがあること)
●導入方法 (1)インストールしているCusotm Firmwareのバージョンで使用するフォルダのなかにプログラムを入れる ex.CFW 3.71ならms0:/PSP/GAME371/など
(2)プログラムをXMBから実行する (3)プログラムが実行され終了するとMSのルートにnand-dump.binというファイルが作成されているはず
●ダンプ後 とりあえずCustom Firmwareをインストールする前に、内蔵フラッシュを一旦ダンプするために使用しそうですね。旧型のPSPならば 吹っ飛んでもPandora's Batteryで復旧できますが、新型だとまだ色々と不完全なところもあったりv3.60のEBOOT.PBPがなかったりと するのでちょっと使えるかもしれません。ダンプしたファイルは名前を変え、どこか別の場所へ保存しておく方が吉ですね。 |
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2007/10/10 | |
■Booster氏によるdevkit for PSP IPL codeリリース 少し前にMS Multi IPL LoaderをリリースしたBooster氏ですが、今回のものはリリース時に後々公開すると言っていた開発者向け のSDKとなっております。Cが分からないと何も出来ないものですが、興味のある人は目を通してみては如何でしょうか。
■Datel製のPSP Battery Tool Versionを注文してみました ちょっと前にDatelからもPandora's Batteryを適用したJigkick Batteryが発売されるとのニュースがありましたが、divinineo.co.ukにて なんか発売されているようなので、注文してみました。価格は15GBP(1GBP=\240位)とまぁ普通くらいの値段となっております。配達され るまでに1週間くらい掛かるとの事で、届いたらちょっとレビューしてみたいと思います。
現在日本では20GB/60GBモデルが発売されているPS3ですが、PS2互換機能+その他色々機能を省いた40GBモデルを発売するとの ことです。価格は\39880と20GBモデルよりも\5000安い物となったようです。安いとはいえ、それでも\40000位する物をすぐには 買いたいという人は余りいないでしょうし、ゲーム側が非常に微妙な現状ではなんだかなーといった感じですね。 |
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2007/10/08 | |
■Custom Firmware Extender v1.7リリース Custom Firmware向けの便利なプラグインであるCusotom Firmware Extenderの最新CFWバージョンに対応したものがリリースされ ました。このプラグインの変更点として、
(1)UMD ISOファイルをUSBを通してPCからマウント出来る (2)XMB起動中にFTPサーバーモードを機能させる事が出来る (3)remotejoyを使用してゲーム動画を作製する事が出来る(PSP-1000のみ) (4)PSPをゲーム中・XMBの両方において電源断・再起動が出来る (5)PSPのCPU/FSBの周波数を変更出来る (6)ブラウザ起動中にMSが使える (7)PSP起動と同時にUSB接続を有効に出来る (8)ゲーム中・XMB上でいつでもスクリーンショットを取る事が出来る (9)今回リリース分はCFW 3.71M33以降にのみ対応
となっております。かなり使える機能が一つにまとまっているので、色々遊べそうです。ただ導入するためにはCFW 3.71M33以降(M33-1、M33-2のみ)となっているので注意が必要です。 |
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●用意するもの (1)Custom Firmware 3.71M33以降が適用されたPSP(新型/旧型どちらでも) (2)Custom Firmware Extender v1.7 (3)動作させてみたいUMD ISOファイル(PC側に保存されている事)
●導入手順 (1)ファイルをダウンロード・解凍するとフォルダ内にPSPのPSP-1000用、PSP-2000用のフォルダが有るので、「seplugins」フォルダを プラグインを導入していない場合は、そのままMSのルートにコピーする。
導入している場合はvsh.txt/game.txtを除いたファイルを全てコピーした後、そのパスを追記する。新型・旧型でコピーするフォルダ 及び追記するパス例は下記の通り
[コピーするsepluginsフォルダ] PSP-1000 → PSP_FAT_371 フォルダ内「seplugins」をMSのルートへコピー PSP-2000 → PSP_SLIM_371 フォルダ内「seplugins」をMSのルートへコピー
[追記する場合] ms0:/seplugins/vsh.txt → ms0:/seplugins/cfe_vsh.prx の一行を追記 ms0:/seplugins/game.txt → ms0:/seplugins/cfe_game.prx の一行を追記
(2)PSPの電源を完全に切り、Rボタンを押しながら再度電源を入れリカバリーモードに入る
図1-0 リカバリーモードでプラグインを有効へ
(3)リカバリーモードの「plugins」を選択し、cfw_vsh.prx/cfw_game.prxの二つのプラグインを有効にする (4)リカバリーモードを終了するとXMBが起動し、プラグインが有効になっているはず (5)Custom Firmware Extenderで使うボタン・機能一覧は以下の通り。デフォルトでは全てサウンド設定ボタン(♪)と組み合わせて 使用する
図1-1 コマンド一覧表示
♪+左ボタン - 電源即断 ♪+右ボタン - 再起動 ♪+上ボタン - CPU速度変更 ♪+下ボタン - 最高輝度へ(PSP-2000のみ有効) ♪+Lボタン - USBリダイレクションを開始する ♪+HOMEボタン - USB接続を開始/停止する ♪+Rボタン - FTPサーバーモードを開始する ♪+スクリーンボタン - スクリーンショットをms0:/PICTURE/以下に保存する ♪+△ボタン - ビデオ撮影を開始する(PSP-1000のみ有効) ♪+音量下ボタン - ヘルプを表示する(上図1-1参照) ○ボタン - 表示されているヘルプを隠す ●PCに保存されてあるUMD ISOを読み込む (1)Custom Firmware Extenderのプログラムフォルダの中にある「WINDOWS」フォルダ内にあるusbhostfs_pc.exeを適当なフォルダ を作製して、コピーする。
(2)usbhostfs_pc.exeのカレントにISOフォルダを作製する
図1-2 適当にフォルダを作って放り込む
(3)作製したISOフォルダの中に遊びたいUMD ISOファイルを入れる (4)PCとPSPをUSBで物理的に接続する (5)まずPC側でusbhostfs_pc.exeを起動する
図1-3 usbhostfs_pc.exeを起動
(6)無事に立ち上がったら、PSP側で♪+Lボタンを押す (7)すると写真のように(3)でコピーしたISOフォルダ内のファイルが見える
図1-4 PC内にあるUMD ISOファイルが見えた
(8)何個もISOファイルを入れている場合は、好きなファイルをRボタン切り替える。ゲームを動作させるには、Lボタンを押す
図1-5 PCにあるUMD ISOをUSB経由で動作
(9)うまくいけば動作するはず
*注意* もしUSB経由でのUMD ISOファイル動作においてセーブデーター読み込みで不具合が出る場合は、Custom Firmware Extenderの フォルダ内にある「save_modules」フォルダ内の下記ファイルをPSPの内蔵flash0へそれぞれコピーする事。
sabedata_auto_dialog.prx → flash0:/vsh/module/へ savedata_plugin.prx → flash0:/vsh/module/へ savedata_utility.prx → flash0:/vsh/module/へ ●動作中のゲームや自作ソフトの動画をキャプチャーする (1)PCとPSPを物理的にUSBケーブルで繋いでおく (2)Custom Firmware Extender v1.7内にある「remotejoy」フォルダを開く (3)フォルダ内にstart.batが存在するので、ダブルクリックする(remotejoyが起動する) (4)PSPではゲームを起動し、予めセーブデータを読み込んでおく (5)PSP側でゲーム動作中に♪+△ボタンを押す事でPCへ画像を転送する準備が出来る (6)次にPC側のremotejoyにおいてキーボードの「c」キーを押すと、開始する。終了は「ESC」キー (7)後はremotejoyフォルダ内の「capture」フォルダにデータが作製される
●導入後 今まではCFW 3.71M33向けのプラグインは電源断のみなどの小粒なプラグインは存在してましたが、一機能だけなどでプラグインを 何個も入れなければならない面倒な所も有りました。このCFW Extenderではそんな機能をがっつり纏めてくれているので、非常に重宝 すると思います。
久しぶりにUSB経由でISOファイルを読み込んでみましたが、結構普通に読み込めますね。ただPCとUSB接続を保ちながらの起動なの で、常にUSBケーブルを挿しておかなければならないのは面倒ですね。ただPCのHDD側に容量が有れば何本もUMDドライブを介する事 無く読み込めるのは良いです。あと多くの人が使うような機能はスクリーンショットでしょうか。こちらも試してみましたが、撮れたり撮れ なかったりとちょっと不安定のように感じました。
管理人の環境が宜しくないのかもしれませんが、とりあえず試してみたよー・こんなバグあったよーという人は掲示板の方へ書き込みを お願い致します。 |
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