■古いニュース(2007/10/28 - 2007/11/07)
2007/11/13 | |
■Pandora downgrader for CFW 3.72HX-1 to PSP v1.50リリース Dark Alex氏のCFWではなく別のものとしてリリースされているCFW 3.72HXですが、今回のものはPandora's BatteryをCFW 3.72HX-1 で作製する事が出来、且つPSP v1.50へダウングレードできるようになったようです。PSPをダウングレードする上で必要となる関数が カーネル3.xx上では使えないようで、別の手法を使って同等の機能を再現して今回のリリースとなったそうです。
CFW 3.72HX-1は最近v1.50のAddonも出て少し使えるようになっているようですが、アップデートする際に掲示板等で報告されているように 時々途中で落ちてPandora's Batteryでないと復元できないなど、導入に多少の問題があるので特に必要なければ今回のものは避けた方が よいかもしれませんね。更にこのツールを動かす事で、稀にバッテリーを壊してしまう可能性が有るとの事で人柱になる人は注意して下さい。
これは後ほど試してみたいと思います。 |
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2007/11/11 | |
■Custom Firmwareを導入したPSP-2000をバックアップファイルから復元する そいえばCementerio v3が出てから内蔵フラッシュバックアップからPSP-2000を復元した事無かったので、試しにCFW 3.71M33-3まで 入れた後に戻せるかどうか試してみました。今回の導入方法はPSP-2000で購入したバージョンが最初からv3.71の人でもMMS+Jigkick Batteryを持っていれば出来るので、なかなか良いかもしれません。ですが、新型PSPという事もあり、かなりリスクを伴いますので人柱覚悟 で行って下さい。 ●用意するもの (1)PSP-2000(バージョンは何でも良い。Custom Firmware導入、v3.60、v3.71等々) (2)PSP専用ACアダプタ (3)Magic MemoryStick化された適当な適当なサイズのメモリースティックPro Duo(AA) (4)Jigkick化されたPSP専用バッテリー(PSP-1000用、PSP-2000用、Datel Tool Versionのいずれか)
●導入手順 (1)Cementerio v3(Universal Unbriker v3)を使用して、MMSとJigkick Batteryを用意する。詳細はこの辺りを参考に。
図3-1 今回用意した適当な組み合わせ
(2)MMS化したメモリースティックを挿入後、Jigkick化したバッテリーを入れPSPを自動起動させる(勝手に電源が入るはず)
図3-2 起動した後のメニュー
(3)起動後、念のためACアダプタを繋げておく (4)まずは元の状態にいつでも戻せるように□ボタンを押して、バックアップファイル(nand-dump.bin)を取っておく。新型PSP-2000の バックアップは大体67MB位なので、メモリースティックの空きが有る事をちゃんと確認しておく事
図3-3 とりあえず今のバージョンのバックアップを取っておく
(5)バックアップファイルは自動的にms0:/nand-dump.binとして保存される。バックアップファイル作成後、自動的にPSPの電源が切れる ので注意する。
(6)PCとPSPを接続し、ms0:/nand-dump.binをPCのどこか適当なところにコピーしておく。必要ならばDVD等に焼いておく。なおこのファイル 自体は、バックアップしたPSP-2000固有のものなので、基本的には他のPSPには転用不可なので注意する。他のPSP-2000に入れると 起動しなくなる可能性大
(7)バックアップファイルを無事取れた後は再度Cementerio v3を起動し、今度はCustom Firmware 3.71M33を導入してみる。導入したく ない人はここまでで終了。導入する場合は×ボタンを押してアップデート開始する
図3-4 Custom Firmware 3.60M33からCustom Firmware 3.71M33へ
(8)アップデートが終了すると下図のように×ボタンで電源を切るように指示されるので、×ボタンを押す
図3-5 CFW 3.71M33導入完了
(9)更にUSBのバグを抱えたままだと不安なので、Custom Firmware 3.71M33-3へアップデートしてみた
図3-6 Custom Fimware 3.71M33-3を導入してみた
(10)次にPCとPSPを接続し、メモリースティックのルートディレクトリに復元したいバージョンのnand-dump.bin(バックアップファイル)を置く 今回はCustom Firmware 3.60M33を先ほど取っておいたnand-dump.binから復元する
(11)導入を確認出来たら、電源を切り再度Cementerio v3を起動して今度はLボタン+Rボタン+HOMEボタン+STARTボタンの全てを 一度に押して、ms0:/nand-dump.binからの復元を開始する
図 3-7 CFW 3.71M33-3からCFW 3.60M33へ復元
(12)復元が終了すると上図のようにまた×ボタンでPSPの電源を切るように指示されるので、切る (13)電源断後に通常のバッテリーに戻してPSPを再起動してみると、アップデート前のバージョンであるCFW 3.60M33へ戻る事が出来た
図3-8 ちゃんと前のバージョンまで戻る事が出来た
●導入するにはちょっと一手間だが一番有効 というわけで今回はCustom Firmware 3.60M33の導入されたものから、一度アップデート後に元に戻す事を試してみました。今回はアップ デートを一度もしていなかったので、Cementerio v3からアップデートしましたがCFW 3.71M33-3にした後にnand-dump.binを取っておけば Cementerio v3だけで行ったり来たりが可能になります。
特にPSP-2000の場合はPSP-1000のように色々なバージョンへアップデートしてもぶっ壊れても、v1.50へ戻せるような自由度は無かったり v3.60は公式で配布されていなかったりするので、最低でもnand-dump.binとして内蔵フラッシュを保存しておく事は必要だと思います。 |
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2007/11/10 | |
■Custom Firmware Extender v1.9リリース 1つのプラグイン導入だけでスクリーンショット撮影からPC内に保存してあるISOファイルを楽しめたりと、かなり便利なプラグインである Custom Firmware Extender v1.9がリリースされました。今回のものは最近出たCustom Firmware 3.71M33-3向けのプラグインとなって おり、このバージョン以外のものは動作しないようです。前回からの変更点は、
(1)Custom Firmware 3.71M33-3専用とした (2)ISOファイルと自作ソフトのロードをWiFi接続で読み込めるようにした(但しWiFi接続でのISO起動は帯域が足りず、ゲームするには 十分ではない) (3)メモリー関連を最適化した (4)テキスト描画関連を最適化した
となっております。導入方法・動作自体は前々バージョンであるv1.7と殆ど変わりませんので、導入は此方のページをご覧下さい。
●導入方法 (1)ファイルをダウンロードして解凍したフォルダ内「release」内にある「seplugins」が本体となる (2)その後の導入方法は、Custom Firmware v1.7の導入方法を参照下さい。
●導入後
というわけでCFW 3.71M33-3を導入していた旧型PSP-1000で試してみました。動作自体は問題無いようにみえますが、一回ヘルプを表示 した後に画面が真っ暗なままXMBが起動し続けるというバグ(?)っぽいものがあったので、ちょっと書いておきます。今回の大きな目玉はWiFi によるISOファイルのロードでしょうが、製作者が言っているように動作させたとしても遊べるようなものではないんでしょうね。
色々とプラグインが存在する中でよく使いたい機能が詰まっているので(即電源断やスクリーンショット撮影など)、他のプラグインを導入する のは面倒という人はこのプラグインを導入してみては如何でしょうか。
気づけばもう1ヶ月と少しなので、今回も早い内から原稿作業に取りかかろうと思ってます。とりあえず今回も取り置きを今日から受け付けて みようと思いますので、万が一取り置きして欲しいという人は此方のページを参照下さい。
というわけで特にアレでもなかったのですが、通常発売かと思いつつ限定らしいので、とりあえずPSP-2000ディープレッド(AA)を予約して みました。ワンセグは1個あればよいので、バリューパックのほうにしてみました。発売日は2007/12/13と後一ヶ月くらいありますが、届き 次第レポートしてみたいと思います。 |
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2007/11/08(Custom Firmware 3.71M33-3特集) | |
■Custom Firmware 3.71M33-3+popsloaderリリース 昨日はリバースエンジニアリングからのCFW 3.72HX-1がリリースされましたが、本日は大本であるDark Alex氏によるCFW 3.71M33-3が リリースされました。今回のリリースによって前回までに潜在していたUSB経由のフラッシュ書き込みバグも修正されたようです。前回からの 変更点は、
(1)USB経由のフラッシュへの書き込みを行った際に稀にPSPが復元出来なくなるバグを修正 (2)HENコアをカーネルのシステムコールが機能するように修正 (3)PSP-2000においては増加分のユーザーメモリを使えるようにした(詳しくは開発者向けに同梱したSDKを参照の事) (4)NO-UMDのドライバーにおいてHOMEボタン使用時にハングするバグ・幾つかのゲームにおいての互換性を修正した (5)PSP-2000においてTV出力後に解像度変更により、vshmenuが表示されなくなるバグを修正した
さらにPS1のゲームを動作させるためのプラグインとしてのpopsloaderも合わせて新しくなっており、
(1)PSP v3.71とv3.72の新しいPS1エミュレーターに対応した (2)3.40から3.72で必要になるファイルは下記の通り flash0:/kd/popsman.prx flash0:/kd/pops.prx flash0:/vsh/module/pafmini.prx flash0:/vsh/module/libpspvmc.prx
となっております。インストールするためにはCustom Firmware 3.71M33-1かM33-2が必要となるため、もし導入したい人はどちらかに あげてから行って下さい。 ●用意するもの (1)PSP-1000/2000のCustom Firmware 3.71M33-1/M33-2の適用されたもの (2)Custom Firmware 3.71M33-3アップデータ(ミラーしました)
●導入方法 (1)上記リンクからCFW 3.71M33-3のアップデータをダウンロードし、解凍する (2)解凍したらフォルダに下記のような構成でファイルが入っている
図2-0 解凍したアップデータ内説明
(3)アップデータであるUPDATEフォルダをms0:/PSP/GAME/UPDATE/としてコピーする (4)XMBからアップデーターを起動する (5)アップデーターが起動すると×ボタンでアップデートが開始されるので、とりあえずACアダプタと十分なバッテリーを装着しておく (6)×ボタンを押して暫く待つ
図2-1
アップデート終了 (7)アップデートが終了し、XMBに戻ってバージョン情報を見てみると3.71M33-3となっているはず
図2-2 アップデート終了後のバージョン情報
●導入後 というわけであっさり導入出来てしまいました。今回の大きな変更点としては、USBのバグが修正された事が挙げられますね。このバグのため にかなりの人が導入を止めていたのではないでしょうか。かく言う管理人もその一人で、CFW3.71M33はあまり触っておりませんでした。CFW はDark Alex氏のものしか使い続けない、という人は今回のアップデートを適用してみてはどうでしょうか。 |
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