■古いニュース(2007/11/14 - 2007/11/23)
2007/11/23 | |
様々な便利な機能を持つソフトとして知られるiR Shellの最新バージョンがリリースされました。今回はPSP-1000/PSP-2000の最新CFW であるM33系に対応した事、加えてPlaystation1のアドホック通信による2Pプレイが可能になった事が大きな目玉のようです、前回からの 変更点として、
(1)PSP-1000/PSP-2000に導入されているCFW 3.60M33/3.71M33-1〜M33-3に対応した (2)Playstaion1のゲームで2Pプレイをアドホック通信によって可能にした (3)NO-UMDモードとしてM33+NP9660ドライバーをサポートするようにした(Dark Alex氏の協力による) (4)上記ドライバーサポートにより、NetHostFS(WiFiによるISOマウント)、USBHostFS(USB経由によるISOマウント)でも同ドライバでの No-UMD機能が使用する事が出来るようになった
(5)マルチタスクPrxプラグインシステムの導入を行った。これはiR Shell向けのPrxプラグインを導入する事により、既に導入されている プラグインの他に別のプラグインも動作可能になった。サンプルとして付いているHTML/Text Viewerは、ゲーム動作中/自作ソフト起動 中にHTML/テキストファイルの参照を可能にするプラグインの一つ (7)目覚ましアラームとして使用するMP3をランダム再生出来るようにした (8)オートスリープ機能を追加した (9)コンポーネントケーブルによるTV出力に対応した(PSP-2000のみ) (10)PSPの音量情報をiR Shellでも表示出来るようにした (11)その他バグ修正をした
と毎度の事ながら多数の機能修正・追加となっているようです。 ●用意するもの (1)Custom Firmwareの導入されたPSP-1000/PSP-2000 (2)iR Shell v3.8
●導入手順 (1)上記リンクよりプログラム本体をダウンロード、解凍する (2)解凍したフォルダ内に有る「IRSHELL」をメモリースティックのルートディレクトリにコピーする >>ms0:/IRSHELL
(3)解凍したフォルダ内にあるPSPフォルダ内を見てみると、「GAME」・「GAME150」フォルダの二つが存在する (4)「GAME」フォルダはkernel 1.50Addonの導入されていないCFW用(CFW 3.60M33等) 「GAME150」フォルダはCFW3.60M33よりバージョンの低いCFW・Kernel 1.50の導入されているCFW 3.71M33系用
となるので、適時ms0:/PSP/以下にコピーする。どちらか分からない場合は二つともms0:/PSP/以下にフォルダをコピーする
(5)XMBからiR Shellを動作させる
●導入後 今回の最大の目玉といって良いPlaystation1の2Pプレイ機能ですが、管理人はまだ試せていません。後ほど時間が取れたら試したいとは 思いますが、こんなソフト動作したよという人は掲示板までどしどし書き込みお願い致します。 |
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2007/11/21 | |
■Dark Alex氏によるCustom Firmwareは精力的に活動している模様 最近はCFW 3.71M33-3+popsloaderをリリースしたDark Alex氏ですが、まだまだ精力的に活動されているようです。Lan.stに投稿された ものによると、CFW 3.72M33は既報の通りリリースしないものの、M33系としては続けていくそうです。一時は止めるかと思われた氏の活動 ですが、これは頼もしいニュースですね。 |
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2007/11/17-18 | |
Dark Alex氏のリリースしているCustom Firmwareをリバースエンジニアリングしながらリリースされている_HellDashX_氏によるHX系の 最新版がリリースされました。前回からの変更点としては、
(1)アップデーターではユーザーによる電源断を機能しないようにした(アップデート中) (2)CFW 3.72HX-2用に現在のリカバリーモードの全設定を保存するようにした(幾つかの場合は無理だが) (3)Dark Alex氏のCFW 3.71M33-3の全機能を全て反映させた (4)vshctrl.prxを独自のものにした (5)CFWで使用するvshctrl.prx内に独自の関数を盛り込んだ (6)CFW 3.71M33-1〜M33-3からでもアップデート出来るようにした
となっており、実質CFW3.71M33-3+PSP v3.72の機能を持っているという事のようです。CFW 3.71M33-3で修正されたUSBのバグ等々も 反映されているようで、ちょっと使えるかもしれませんね。というわけで管理人はCustom Firmware 3.71M33-3からアップデートしてみました。
*追記* kernel v1.50 Addonもリリースされたようなので、追記してみました。 |
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●用意するもの (1)CFW 3.72HX-1、もしくはCFW 3.71M33系が導入されたPSP-1000/PSP-2000 (2)Custom Firmware 3.72HX-2アップデーターFull版(ミラーしました) (3)PSP v3.72の公式アップデーターEBOOT.PBP (4)kernel 1.50 Addon *PSP-1000専用*(ミラーしました)
●導入手順 (1)上記リンクからファイルをダウンロードする (2)解凍したフォルダ内にあるUPDATEフォルダをms0:/PSP/GAME/UPDATE/へ置く (3)もし導入するPSP-1000/PSP-2000がCustom Firmware 3.71M33系であるならば、同じフォルダに 公式アップデーターEBOOT.PBPを372.PBPと名前を変えてコピーする。CFW 3.72HX-1の場合は必要ない ms0:/PSP/UPDATE/372.PBP
(4)XMBからアップデーターを起動する。XMB上はPSP v1.51のアップデーターに見えるはず
図4-1 XMBでの見え方
(5)アップデーターを起動すると、アップデートを進めるかどうか聞いてくるので×ボタンで先に進む
図4-2 アップデート前
(6)すると公式のアップデートに見せかけたCustom Firmware 3.72HX-2のアップデート画面が表示されるので、通常通り アップデートする
(7)アップデートが終わるまで暫く待つ。もしアップデート中に突然電源が切れた場合は、Pandora's Battery等で修復する事 (8)アップデートが終わり、XMBのバージョン情報を見てみると3.72HX-2となっているはず
図4-3 アップデートされた
●Kernel v1.50 Addonを導入する
*注意* 下記Kernel 1.50 AddonはPSP-1000専用です。PSP-2000へは導入出来ませんので、ご注意下さい。
(0)Custom Firmware 3.71M33系で有る事を確認する(管理人はアップデートした後だったので、他のPSPから 抜き出しました)
(1)上記リンクからAddonファイルをダウンロードする (2)解凍したフォルダ内にあるAddonアップデータ本体「EBOOT.PBP」「reboot150.prx」の二つのファイルをms0:/PSP/GAME/UPDATE/ 以下にコピーする
(3)XMBを見てみると今度は「1.50アップデーター」に見えるので、これを起動する (4)AC電源を繋げておく (5)アップデータが起動したら、まずkernel addonに必要なファイルを抽出する。ここで□ボタンを押す
図4-4 Kernel Addonに必要なファイルを抜き出し
(6)ファイル抽出が終了すると、メモリースティックのms0:/PSP/GAME/UPDATE/km/フォルダ以下にファイルが抜き出されている (7)とりあえずここでCustom Firmware 3.71M33系での作業は終了する (8)この後PSPを上の記事を参考にしながら、Custom Fimware 3.72HX-2へアップデートする (9)CFW 3.72HX-2が正しく導入された後PSPの電源を切り、Rボタンを押しながらリカバリーモードを起動する (10)Advance->flash0を選択し、USB経由でflash0:/へ接続する
図4-5 flash0:/を選択
(11)flash0:/へ接続出来たら、先ほど抽出したms0:/PSP/GAME/UPDATE/km/フォルダをそのままflash0:/へフォルダごと コピーする
図4-5 flash0:/へコピーした
(12)正しくコピー出来たらUSB接続を切断し、Configuration->Game folder homebrewの設定値が3.72 Kernelと なっている事を確認し、リカバリーモードを終了する(この時点では入ってないので変わっていないと思うが念のため)
(13)XMBから再度Kernel Addonアップデーターを起動する (14)Addonアップデーターが起動し、今度は×ボタンでAddon(reboot150.prx)を内蔵フラッシュへ転送する
図4-6 Addonを入れてみる
(15)アップデートが正しく終了した後にPSPの電源を切り、リカバリーモードを再び起動してConfiguration->Game folder homebrewの 設定値を1.50 Kernelへ変更する
(16)その後XMBに戻り、ms0:/PSP/GAME/フォルダにエミュレーター等のファイルを入れれば 今まで使えていたエミュレーター等は動作するはず
●導入してみて 今回は前回のような不具合もなく、非常にあっさりと導入出来ました。加えてCFW 3.71M33-3も反映されているという事で、Dark Alex氏 以外のCFWリリースとしてはなかなか使えるのではないでしょうか。如何せん3.72で面白い機能がそんなに付いていないので微妙ですが 最新の公式アップデーターコアに対応できることは良いかもしれませんね。
またKernel 1.50 Addonの記事では管理人が導入している気になっており、大変申し訳ありませんでした。再度導入方法を記事としてみた ので、確認して頂ければと思います。まだ何か変な点がありましたら、ご連絡お願い致します。
手前味噌で申し訳ありませんが、最近大きなニュースもないので最近出たCFWの導入などをちらちらとまとめていたりします。加えてコミケの 原稿や頂いたお仕事の原稿作成など、個人的にはちょっぴり忙しいです。
■サンディスク製メモリースティック 4GBが値下がり(AA) 現在もちょっと値段が以前のものに戻ってしまったメモリースティック 4GBですが、USBメモリアダプタ付きのものが単体に比べてお安く なっているようです。 |
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2007/11/14 | |
■Custom Firmware 3.71M33-3でPSP v3.72の新しいリモートプレイを楽しむ PSP v3.72でもPS3とのリモートプレイが強化されているわけですが、この機能をCFW 3.71M33-3でも楽しむ方法が紹介されました。手法 としては簡単で、PSP v3.72のリモートプレイのシステムファイルを内蔵フラッシュの該当ファイルと置き換えるだけ、のようです。置き換えの 方法としては、リカバリーモードでのUSB接続によるものとなっていますが前のバージョンがアレだっただけに少し怖いですね。
●用意するもの (2)CFW 3.71M33-3の導入されたPSP-1000/PSP-2000 (4)PSP v3.72の公式アップデーターEBOOT.PBP
●導入手順 (1)PS3をとりあえずv2.00へアップデートする (2)PSPでは公式アップデーターをMSのルートに置く(ms0:/EBOOT.PBP) (3)PSAR Dumperをms0:/PSP/GAME/に置く(カーネル3.71で動作するため) (4)XMBからPSAR Dumperを起動し、3.72アップデータを展開する (5)展開終了後、PSPとPCを接続する (6)MSのルートディレクトリにF0フォルダ(アップデータ展開ファイル群)が存在しているはず (7)上記フォルダ内の下記ファイルをPCへコピーする (i)ms0:/f0/vsh/module/premo_plugin.prx (ii)ms0:/f0/vsh/resource/premo_plugin.rco
(8)PSPの電源を完全に切り、リカバリーモードで起動する (9)リカバリーモードのAdvance設定でflash0へUSB接続でアクセスする (10)とりあえず今のバージョンのリモートプレイのファイルをPCへバックアップしておく (i)flash0:/vsh/module/premo_plugin.prx (ii)flash0/vsh/resource/premo_plugin.rco
(11)そして(7)で取得したv3.72のファイルで上記の2ファイルを置き換える (12)リカバリーモードを終了し、PS3と接続して確かめてみる
●導入するにはPS3が必要 まぁPS3を持っていない人にとっては全く役に立たない機能ですが、とりあえずこんな感じでCFW3.71M33でもできるよという事で。CFW 3.72HXならば多分この作業は必要ないとは思いますが、HX系は余り使いたくないなぁ(素性が不明+アップデートで落ちた経験有)というのが 個人的には思っています。 |
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