■古いニュース(2007/12/12 - 2007/12/29)

 

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2007/12/29  

■3.80 PSAR Dumper + KL4E/KL3E decompressorリリース

 CFW 3.80M33が期待される中、ついに最新公式ファームウェアを展開する事の出来る新しいバージョンのPSAR Dumperがリリースされまし

た。今回のリリースはDark Alex氏によるものではなく、他の人によるものとなっております。v3.80は様々な機能追加されており、CFWの

リリースが注目されていますが、今回のリリースにより内蔵flashへの書き込みで該当機能を使用出来るようになるかもしれませんね。

 

●用意するもの

(1)3.80 PSAR Dumper(ミラーしました)

(2)公式ファームウェアv3.80

 

●動作手順

(1)PSAR Dumperをダウンロードし、解凍する

(2)解凍して出来たフォルダ「PSP」をMSのルートに上書きする。ファイル自体はms0:/PSP/GAME/newpsardumper/として

  コピーされる

 

(3)公式ファームウェアデータEBOOT.PBPをダウンロードし、そのままMSのルートに置く(ms0:/EBOOT.PBP)

(4)XMBからPSAR Dumperを起動する

(5)ソフトが起動したら、展開したい方法を選択して対応したボタンを押す

(6)ファームウェアが展開され、ソフト動作終了後にms0:/F0/フォルダ以下にファイルが展開されている

 

●動作画面@PSP-2000/CFW3.71M33-3

 

なかなかリリースされなかったPSAR Dumperもリリースされ、なんだか一安心です。あとはカスタムファームウェアの登場を待つばかりですが

どうなるんでしょうね。

 

2007/12/28  

■uo gpSP kaiでマルチプレイヤー通信機能が実装予定

  製作者のTakka氏のブログにて現在の開発状況が報告されていますが、なんと次期uo gpSP kaiには通信機能実装を予定しているとの事。

非常に再現度の高いエミュレーターの上、更にマルチプレイ追加は嬉しい事ですね。

 

 

■もうそろそろコミックマーケット73

 今日はもう設営日で、土曜日は一日目となり非常に楽しみです。Emu on PSPは大晦日12/31 西館ふ-06aでお待ちしておりますので

どうぞ宜しくお願い致します。

 

2007/12/26  

■iPod touchでPlaystation1を楽しむ

 PSP以外の話題ですが、Playstationつながりという事でちょっと取り上げてみたいと思います。Jailbreakが可能になった事から

iPod Touchでもサードパーティ製のソフトが自由に導入出来るようになりました。今回のものはそれを利用したもので、なんとiPod touchで

Playstation1のゲームを動作させてしまおうという、非常に画期的なエミュレーターです。

 

●用意するもの

(1)iPod touch(AA)

(2)動作させたいPS1のゲーム

 

 

●導入手順

(1)Jailbreakを利用してinstallerを入れておく

(2)installerからpsx4iphone v0.1.0をインストールする

(3)Touch ExploreなどのUSB接続ソフトを使い、/var/Media/ROMs/PSX/フォルダに動作させたいPS1のゲーム(ISO)を入れる

(4)メニューから起動させる

 

●動作画面

というわけで早速試してみました。今回試したゲームはPSP用にリップしていたレイストームで、サイズは680MB位でした。転送に

相当時間が掛かり、ちょっと萎えたもののいざ動作してみるとそんなものも吹っ飛ぶくらい良い感じです。まさかiPodでPS1が出来るように

なるとは思いませんでしたね。

 

とは言えかなり動作は辛く、4〜5fps位でしょうか、非常にゆったりとしています。遊べなくもないですが、時々フリーズする事もあってやっぱり

辛いです。ですがこれが初リリースとは思えないくらいの良い出来です。素晴らしいです。最初にBIOS無いよ、と言われますがBIOS無しモード

でも上記画面のように普通に動作出来ます。有った方が、もっと精度は良くなるとは思いますが。iPod touchやiPhoneをお持ちの方は是非試

して見て下さい。

 
2007/12/25  

■PSPtube++ 20071224リリース

 猫氏による次期PSPTube++の人柱バージョン第2弾である20071224版がリリースされたようです。今回も前回に引き続き実験版であるため

不安定なところはあるようですが、色々と改善+機能追加されているようです。興味のある人+人柱覚悟+文句を言わない人だけどうぞ。

 

2007/12/24  

■CFW 3.80M33は12/24にリリースされない模様

 リリースが期待されているCFW 3.80M33ですが、昨日のニュース(IRCでの発言)はデマだったようです。残念ですが、開発が止まっている

わけではないので、もうちょっと待っておきましょう。

 

2007/12/23  

■Custom Firmware 3.80M33は12/24(現地時間)にリリースか

 MaxconsoleにDark Alex氏のIRCでの発言をコピペしたものがあり、その中では12/24(日本だと12/25明け位?)にリリースするとの事。

去年はPSP v2.80のダウングレーダーがリリースされてますし、何かに合わせてリリースというのも不思議では無さそうですね。

 

 

■PSPTube++ 20071222リリース

 昨日お伝えした猫氏による次期バージョンのPSPTube++が早くも公開されました。現在はかなり不安定なβ版となっており、詳細なアップ

デート内容も記述されていない人柱バージョンとなっているようです。今回は設定ファイルも付属せず、ダウンロードしたファイルをそのまま

入れるだけで動作するものとなっています。氏も記述していますが、使ってみる人は導入・動作に関しては猫氏に問い合わせすること無い

ようお願いします。今回に限っては、導入に関して分からなければ使わない方がよいです。

 

●導入手順

(1)公式ページ「物置」より該当ファイルをダウンロードする

(2)ファイルを解凍し、ms0:/PSP/GAME/フォルダに置く

(3)XMBから動作させる

(4)起動するとワイヤレスネットワークの選択画面が表示されるので、適当な動作するものを選択する

(5)接続され、うまく立ち上がるとメニュー画面が表示される

(6)△ボタンでメニュー詳細表示、×ボタンを押す事で検索出来るようになっている

(7)後は適当に検索し、動画再生を試してみる

 

●動作画面

というわけで今回から正式にCFWに対応した(今までも動作していましたが)ので、今回はPSP-2000ZS@CFW3.71M33-3に導入して

みました。動作自体は良好で、GUI関係がかなり整備されている感じを受けました。検索もスムーズで、サムネイル表示されます。動画再生

に関してですが、管理人が試した時には、再生されるものの途中でフリーズしてしまったりすることがある等、こちらはまだまだ不安定なのかも

しれません。とりあえず試してみたい、と言う人だけ導入してみて下さい。

 

 

■TOOL MAKERを購入してみました

 某所の通信販売でひっそり発売されていたので、購入してみました。このTOOL MAKERですが、名前の通りPandora's Batteryを構成して

いるJigkick Batteryを単体で作成出来るというハードウェアで、新型PSP-2000/旧型PSP-1000のどちらのバッテリーにも対応しているという

ちょっと優れたものです。いつでもJigkick Batteryを作成出来る環境はありますが、ハード的に興味があり泣く泣く購入しました。

 

●どうやって使う?

 

使い方はとってもシンプルで、バッテリーを装着してボタンを押すだけでJigkick化/通常モード化が一発で行えます。電源は不要で、バッテリー

にチャージされている分を使用するので、本当に単体だけで動作します。今回はPSP2000専用バッテリー(AA)PSP1000専用バッテリー(AA)

のどちらも試してみましたが、どちらもJigkick化が可能でした。

 

●回路構成は?

 バラしてみた中身はこんな感じです。たった数点の回路にあの値段は有り得ないですが、まぁ需要と供給というものでしょうか。回路自体は

シンプルです。バッテリー内部のEEPROMへ強制的に値を書き込みをするために恐らく真ん中のチップが使われているものと判断出来ますね。

構成としては処理チップ、処理チップ用の水晶、LED 2個、実行用ボタンとなっています。 通信はI2Cによるもの(多分)で、バッテリーの3端子

ある真ん中の端子を使っているようです。

 バッテリーからの電源供給によってチップが起動し、現在のバッテリー状態を確認後にLED点灯、ボタンによってJigkick/通常へ値を書き

換えているだけみたいです。チップが分かれば簡単に作れますが、シルクがTOOL MKRと適当な印刷になっており、どのメーカーのものを

使っているか分からないようになっています。

 

●結局必要? 

 Magic Memory Stickは持ってるけど、Jigkick Batteryは持ってないと言う人にはお奨めですね。そんな人居るのかよく分かりませんが。

既にJigkick Batteryを持っている人は1セット予備で持っているでしょうから、必要ないでしょう。ただ大量生産したい場合はあれば便利です

が、そんな人って限られてますしね・・・。とりあえず冬コミには持っていきたいと思います。

 

2007/12/22  

■PSPTube++が近々リリースか

 PSPでYoutube動画を見るためのソフトを製作されている猫氏の所で次期PSPtube++の情報が公開されました。次期バージョンからは最近

のカスタムファームウェアに対応した物になるようで、実験版(未公開)ではCFW3.71M33-3での動作を確認されたとの事。その他更新情報は

非常に多く色々と調整されているようです。まだまだ公開は未定との事ですが、近々リリースされそうなので前バージョンを愛用されている方は

定期的にアクセスした方がよいかもしれません。

 

2007/12/19  

■Custom Firmware 3.80M33が開発中との事

 昨日PSP v3.80がリリースされましたが、Custom Firmwareの製作者であるDark Alex氏は早くもこのバージョンに対応したCFW 3.80M33

の開発を行っているとの事です。更にv3.80のファームの中には、/kd/pspbtcnf_03g.binというファイルの存在がある事を見つけたようです。

このファイルは新しいハードウェアが出る前に用意されるようで、事実PSP-2000が出る前にはPSP v2.71-2.80にはpspbtcnf_02.binという

ファイルが存在していたようです。

 まだまだ新しいPSPが出たばかりなのでアレですが、前々から噂されているPSP2が将来出てもおかしくないかもしれませんね。

 

 

■PSP v3.80試してみました

 というわけで新型PSP-2000に入れてみました。今回は先週届いたPSP-2000ディープレッド(AA)を使用してみました。このPSPには前回の

記事の通りCFW 3.71M33-4を入れていましたが、そのままPSP v3.80にアップデートしてみました。

 

●インターネットラジオを使ってみる

 

この機能は管理人にとってはかなり魅力的でしたが、公式的には決まっているShoutCastしか再生出来ないのが欠点ですね。しかしこれも

既にハックされており、自分のPCへ繋げて別のチャンネルにも繋げてしまおうという手法が公開されているようです。

 

●ワンセグ録画機能を使ってみる

 

一番の目玉機能であるワンセグ録画機能ですが、これは良いですね。録画するまえにメモリースティックの容量から録画可能時間が右下に

表示されていたり、簡単に録画・停止もできるので良い感じです。録画したファイルはXMBのビデオの項目に追加され、後ほど見る事が出来

ます。さらにチャンネル一覧も取得出来るので、見たい番組を選択→録画予約→スリープしておけば録画開始と共に立ち上がり、ファイルに

落としてくれます。録画終了後再度スリープ状態になるようなので、簡易録画機として家に放置しておけますね。

 

ただ注意なのが上記左画像のように、メモリースティックPro Duoでなければ録画出来ないようになっています。今回使用してみたのは、純正

の128MBのメモリースティックDuoですが蹴られました。最近はSandiskの4GBメモステ(AA)も相当安くなっているので、余り問題は無いとは

思いますが。最近パッとしなかったアップデートですが、今回は非常に満足度が高いです。

 

2007/12/18  

■PSP v3.80リリース

 そういえばすっかり忘れてました。v3.70以来のバージョンアップとなるv3.80ですが、本日とうとうリリースされたようです。このバージョンでは

結構大きな機能が追加されており、良い感じで使えるものばかりとなっています。変更点は、

 

 [ネットワーク]ネットラジオを再生可能にした

 [ワンセグ]PSP-2000のみワンセグの録画が可能になった

 [RSS]OPMLファイルの取り込み/フォト再生を可能にした

 [ビデオ]場面ごとのプレビューを可能にした

 [ミュージック]ビジュアライザーの充実

 

と前二つが大きな目玉となっています。特にワンセグ放送の録画が出来るようになったのは魅力的ですね。CFWを待てずにUU v3等を持って

いる人は試してみても良いかもしれません。

 

 

■こんなものを注文してました

 

ちょっと弄ってみたいと思います。詳細は後ほど。 

 

 

■ようやく冬コミ原稿終わりました

 手前味噌ですが、ようやく一段落しました。とりあえず入稿も終わり、後は印刷を待つだけとなりました。これからはようやく通常の更新に

戻れるかと思います。

 

2007/12/15  

■新型PSP-2000DRへカスタムファームウェア導入する

 

ようやく注文していたPSP-2000ディープレッド(AA)が届いたので、早速カスタムファームウェアを導入してみました。PSP-2000DR自体は

かなり真っ赤で、まぁ予想していたというか何というか。搭載されていたファームウェアバージョンはv3.72で既報通りでしたので、UUv3を用いて

まずCFW 3.71M33-2に導入した後、CFW 3.71M33-4へアップデートしましたがアップデート中などに何か特別な事が起きると言う事も

ありませんでした。

 

●導入手順

(1)Universal Unbriker v3を用意し、Custom Firmware 3.71M33-2を導入する

 

  

 

(2)導入後にCustom Firmware 3.71M33-2になっているはずなので、そのまま次にCFW 3.71M33-4のアップデーターをメモリースティック

  に入れ、アップデートする

 

(3)とりあえずは不都合なくCFW 3.71M33-4へアップデート出来るはず

 

 

 

●導入後は・・・

これまで通りカスタムファームウェアの導入されているPSPとして楽しむ事が出来ます。結構懸念されていた、新型へのUUv3の適用などは

特に問題なくこれからもガンガン使えそうですね。

 

 

■メモリースティックPro Duo 4GBがちょい値上げへ

 なんか度々値下げ・値上げを繰り返しているSandisk製のメモリースティックPro Duo4GB(AA)ですが、ちょっとだけ値上げして販売している

ようです。値上げと言っても\200程度なので、まだまだ許容範囲ですね。

 

2007/12/13  

■Custom Firmware 3.71M33-4リリース

 カスタムファームウェアの最新バージョンであるCFW 3.71M33のアップデートがリリースされました。前回のCFW 3.71M33-3から大きく

変わったのは複数枚ディスクゲームへの対応です。今回のアップデーターより複数枚ディスクの圧縮に対応したpopstation_md.exeがついて

来るようになりました。とりあえずはアップデートしてみました。

 

●用意するもの

(1)Custom Firmware 3.71M33-3の導入されたPSP

(2)Custom Firmware 3.71M33-4アップデーター(ミラーしました)

 

●導入手順

(1)アップデータを上記リンクからダウンロードし、解凍する

(2)解凍したフォルダ内にある「UPDATE」フォルダをms0:/PSP/GAME/以下に置く

(3)XMBからM33-4アップデーターを起動する

(4)とりあえずACアダプタを繋ぎ、×ボタンでアップデート開始

(5)アップデートが終了するまで暫く待つ

 

 

       図1-1 アップデート終了後

 

(6)アップデート終了後、自動でXMBに戻るので、バージョン情報を見てみると3.71M33-4になっているはず

 

        図1-2 アップデートされたバージョン

 

●導入後

 やはりすぐにリリースされたCFW 3.71M33-4ですが、その対応の早さは毎度の事ながら素晴らしいですね。とりあえず大きな機能追加

としては複数枚ディスクの作成及びゲーム動作なので、まずは管理人もそちらを試してみたいと思います。本日発売されたばかりの新型PSPの

新色であるディープレッド(AA)も搭載ファームウェアは3.72であるものの、既にCFW化が可能なようです。管理人も注文しておりますが、本日

発送とのことで、明日以降のレビューとなりそうで残念です。

  

 

■CFW 3.71M33-4のマルチディスク対応EBOOT.PBPを作成してみる

 というわけで、早速作成してみました。今回試してみたゲームタイトルはメタルギアソリッド(3枚組)が手元にあったので、これで試して

みました。メタルギア自体は2枚だけだったはず(体験版1枚付き?、ジャンクで購入したので不明)なので、まずは二枚を吸い出してみました。

 

●日本版のPLAYSTATION NetworkダウンロードソフトをBASE.PBPとして使う

 本来ならばReadme.txtにあるようにHotshotのEBOOT.PBPを購入し、BASE.PBPとして使わなければなりませんが、管理人はそんなものは

持ってませんので、日本版のPLAYSTATION Networkから購入したみんゴル2をベースとして使用する事にしました。当然の事ながら、みん

ゴルとHotshotのファイル構造はちょっと違うので、popstation_md.exe自体を作り直す必要があります。今回手を加えた部分としては下記の

通りで、以前に紹介した手法で対応可能なようです。

 

(1)srcフォルダ以下にあるmain.cを開く

(2)ソースコードの1597行目にある文字を下記のように書き換える。

  x += 0x50000; → x +=base_header[9]; 

 

         図1-3  ちょっとだけソース改変

 

(3)makeしてみる。普通はコンパイルエラーはないはず

(4)コンパイルして出来たpopstation_md.exeを上書きして使ってみる

-------------------------------------------------------------------------------------------------

●導入方法

(1)PLAYSTATION Networkから購入したファイルをBASE.PBPとリネームし、popstation_md.exeの存在するフォルダに置く

(2)cygwin1.dll、cygz.dllを適当なところからダウンロードし、これもpopstation_md.exeと同じフォルダに置く 

 

 

         図1-4 ファイル構成とか(今回は2枚) 

 

(3)導入方法としては至って簡単で、コマンドを叩くだけで可能

(4)叩くコマンドは以下の通り。下記は2枚構成の時で、最大5枚まで対応可能。圧縮率はデフォルトで6であり、無圧縮は不可能。圧縮率

  を省略した場合はデフォルトで6が適用される

 

 >popstation_md.exe "メインのゲームタイトル" "ゲームタイトル1" "ゲームタイトル2" <メインのゲームコード> <ゲームコード1>

                            <ゲームコード2> <1枚目の圧縮率> <2枚目の圧縮率> <1枚目のイメージファイル> <2枚目のイメージファイル>

 

(5)枚数・ファイルサイズ・圧縮率によってファイルの生成に時間が掛かるので、暫く待つ

 

 

                    図1-5  こんな感じでコマンドを叩いてみる(上の方のエラーはコンパイル前のもの)

 

(6)出来上がったファイル(EBOOT.PBP)をms0:/PSP/GAME/以下に適当な名前のフォルダを作成して突っ込む

(7)後は普通通りに楽しめる

 

●導入後

 

というわけで早速試してみましたが、変換しただけでは当然の事ながらファイルがファイル破損エラーが出て起動不可でした。そーいえば

ソース弄らなければならなかったなぁと思い出して、ちょっとソースを書き換えてmakeした所普通に起動出来ました。とりあえず日本語PSN

で購入した人向けにmakeしたものを置いておきますので、利用してみたい・試してみたいという人はどしどし使ってみて下さい。

 

2007/12/14 - popstation_md.exe(日本版PSNタイトル向けマルチディスク対応popstation)

 

2007/12/12  

■SCEJがPSP v3.80を12/18にリリース予定とのこと

 PSP v3.73からのバージョンアップとなるv3.80ですが、いよいよ12/18にリリースされるとの事。このアップデートの目玉としてはPSP-2000

対応のワンセグチューナー(AA)を使った録画機能のようです。これは番組表からも予約録画出来るようで、電源ONかスリープモードにして

おけば自動的に立ち上がって録画するとの事で、結構便利そうですね。

 また地味にネットラジオが聴けるようになっているのも良いですね。こういった小物が好きな管理人としては、リリースされ次第即試してみたい

と思っています。

 

 

■メモリースティックPro Duo 4GBが\6000切りへ

 Amazonですが、数日前まで在庫切れだったSandisk製のメモリースティックPro Duo4GB(AA)が在庫復活+大幅値下げとなっている

ようです。管理人もちょっと予備に1枚購入してみたいと思います。 

 

 

■uCLinux on PSP v0.2を試す

 以前うちのサイトでもお伝えしたuCLinux on PSPのニュースを覚えているでしょうか。あれから11ヶ月音沙汰の無かったこのプロジェクト

ですが、別の人(?)が同様にuCLinuxをPSPで動作させる事に成功したようです。特徴としては、

 

 (1)カーネルを2.4から2.6へ(2.6.22-uc1)

 (2)ブートローダーを設定ファイルによって制御出来る

 (3)busybox 1.7の採用(基本コマンドの充実)

 (4)リモートポート接続による通信も可能(旧型PSPにシリアル接続することにより可能)

 (5)メモリースティックをマウントし、アクセス可能にした。通常は/ms0にマウントされる

 (6)PSPのボタンを使っての入力可能

 (7)オンスクリーンボード(OSK)の採用によるIRキーボードレスでの入力可能へ

 (8)自分でコンパイルしたプログラムを起動可能

 

となっております。導入も非常に簡単で、プリコンパイルされているバイナリデーターをダウンロード・解凍してフォルダにつっこむだけで起動可能

とです。個人的には(5)、(8)項が非常に魅力的ですね。試してみると確かにdfでms0が見えますし、フォルダもファイルも簡単に作成出来ます。


●用意するもの

(1)Custom Firmwareの導入されたPSP(1.50 カーネルモード動作に対応出来るもの)

(2)uCLinux on PSP v0.2(プリコンパイル uCLinux.zipをダウンロードしてみる)

(3)リモートポート接続アダプタ(あれば吉。無くても楽しめる)

 

●導入手順

(1)まずは公式ページよりコンパイルされたファイルをダウンロードしてくる

(2)ファイルを解凍し、ms0:/PSP/GAME150/フォルダに入れる

(3)XMBから起動する

(4)ブートローダーが立ち上がり、すぐにコンソール入力可能状態になる

(5)後はOSKを使用してコマンドを入力して楽しむ

 

●OSK(オンスクリーンボードの使い方)

(1)通常はL/Rボタンで入力文字を変える

(2)上下左右に文字があり、それぞれが各ボタン(例えば上に表示されているものは△ボタンに対応)に対応している

(3)入力したい文字を変えたい時は、十字キー+Lボタン or Rボタンで切り替える事が出来る

(4)L/Rボタン同時押しだと大文字入力、TAB、Ctrl+C入力などが現れる。一応コマンドはTabにより入力補完可能

 

●導入してみて

 

 今回管理人はPSP-1000@Custom Firmware 3.71M33-3(+1.50Addon-2)というとりあえず最新のバージョン動作させてみました。動作

自体は本当に普通で、コンソール表示まで非常に早いです。やはり驚いたのはメモリースティックをマウント+アクセス可能な点ですね。試しに

cpコマンドやmkdirコマンドを試してみましたが、普通に使えてしまい素晴らしい限りです。

 

 エディタとしてのviもあり、普通に使うコマンドも色々と入力対応されていて、ちょっとしたポータブルLinuxという感じですね。/proc/以下の

情報もとりあえずcpuは微妙っぽいものの、meminfoも旧型PSPの32MBをしっかり認識していて良い感じです。難点としては現在の所リモート

ポートに接続して乗り込めるものの、IR接続のキーボードドライバがまだ準備されていないために入力は実質OSKという点ですかね。Tabによる

入力補完があるのでちょっと楽出来ますが、少し長いコマンドを叩く時は流石に辛いです。是非ともpalmのキーボードに対応して欲しいですね。

 

 それにしてもこのバイナリの小ささでこれだけ動作するのは非常に面白く、しかも自分でコンパイルしたプログラムでさえも条件を満たせば

動作可能と言う事なので、Linuxが得意な人は是非是非試してみて下さい。とりあえず管理人はリモートポートから乗り込めるように、この辺り

のケーブルを作ってみたいと思います。WiFiが使えて、且つsshdなんて動いてたら最高なんですけどね。

 

 

 


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