■古いニュース(2008/02/08 - 2008/02/14)
2008/02/14 | |
■Custom Firmware 3.90M33-2リリース CFW3.90M33がリリースされてから余り日が経っていないように思えますが、最新版であるCFW 3.90M33-2がリリースされました。更新 内容は主に機能のバグ修正となっているようです。前回からの変更点は、
(1)プラグインロードのコードを修正した(より早くロード出来るようにした) (2)リカバリーモードに追加していない地域をFake Regionsで選択出来るようにした (3)NAND iplを実行する(Booster氏のMultiplloader等)ためのパッチを当てた(PSP-2000のみ)
となっております。今回もネットワークアップデートが使用できるので、出来る環境にある人はそちらでアップデートした方が楽です。
●用意する物 (1)CFW 3.90M33の導入されたPSP-1000/2000 (2)CFW 3.90M33-2アップデータ(ミラーしました)
●導入手順 (1)アップデータをms0:/PSP/GAME/UPDATE/としてコピーする (2)XMBから起動する
(3)アップデータが起動したら、とりあえずACアダプタを繋ぎ×ボタンでアップデートする
(4)アップデート終了後、XMBのバージョン情報を見ると3.90M33-2となっているはず
●導入後 今回もいつも通りのバグ修正からちょっとした機能追加までのアップデートとなっているため、現在CFW3.90M33-1を導入している人は 入れておいた方が良いでしょう。
PSP向けのファイラーとしてリリースされているPSP Filerの最新バージョンがリリースされました。前回のバージョンからの変更点は、
(1)RARアーカイブ中のファイルにアクセス出来るようにした (2)コピー画面に置いて新規フォルダを作製出来るようにした (3)音声再生中に高負荷になった場合はミュートするようにした
となっております。RARをPSPで扱う事は余り無いとは思いますが、海外ではよくファイルがRARで配布されている事があるので、ブラウザ等で ファイルダウンロード後にPSPのみで展開→自作ソフトを楽しむ事が出来るのは良いですね。
■Sandisk製4GBメモリースティックが値下がりへ(AA) またもAmazonですが、Sandiskで無印のメモリースティック4GBが遂に\5000を切るまでになっているようです。最近どんどん値下げが続き ますが、ここまで下がるとは思っても見ませんでしたね。 |
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2008/02/11 | |
■PSPTube++ 20080211リリース 暫く活動を休止されていたPSPTube++ですが、Sofiya猫氏が復帰されたようで本日最新バージョンが公開されました。前回からの変更点は、
(1)On2VP6を最適化した (2)ソフト開発環境を最新の物に更新した (3)Dailymotionの仕様変更に対応 (4)Veohの検索仕様には未対応(情報収集中との事) (5)その他バグ修正など
となっております。動画サイトの仕様変更対応が主な更新内容となっておりますが、最適化・バグ修正もされているようなので人柱な人は アップデートしてみた方が良さそうですね。
■uClinux for PSPでSIOケーブルを使ってみる 今更な感じですが、ようやく時間が出来たので手元にある物で作ってみました。作製の参考にしたページはこちらのページで、前も一度取り 上げた所ですね。参考サイトではMAX3232を使っているのですが、管理人の手元にはMAX232CPEしか無かったので、これと1uFの適当な 電解コンデンサで作ってみました。
MAX232CPEは5V駆動なので、PSPからのVout 2.5Vを取る事は出来ません。というわけで外部電源としてUSBのAタイプケーブルを付けて PCのUSB等から取る事にしました。このためケーブルが二本となりかなり邪魔くさいですが、とりあえず動作を確認しました。ケースは・・・ 後で作りますかね。
動作を確認したプログラムはかなりアップデートしていたuCLinux for PSPで、同梱のpspboot.confのSIO部分のコメントを外してとりあえず PCとシリアル通信してキーボード入力できること・PCへキー情報をPSPから送信できることを確認出来ました。が、このuClinux for PSPは デフォルトのプリコンパイルされたカーネルだと/etc/inittabでSIO経由でのShell動作がコメントアウトされており、どうやらカーネルを自分で コンパイルし直さなければ動作しそうにないです。
せっかくPCのコンソールで操作出来るのに使用出来ないようになっているのは、非常に残念です。それとも何かすれば動作するようになる んでしょうか。inittabを弄っても(ttySRC2を使えるように)、次回起動には新になる(当たり前)ので自分で直さなければならないとは思うん ですが・・・。この辺詳しい方いらっしゃいましたら、是非ご連絡お願い致します。PSPのLCD見ながらのコンソール操作はちと厳しいです。 |
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2008/02/10 | |
■CFW 3.90M33 1.50 Kernel Addon v2リリース 以前リリースされたCFW 3.90M33向け(PSP-1000のみ)のKernel 1.50 Addonの最新バージョンがリリースされました。前回からの変更点 としては、
(1)TA-086基板においてスリープモードから戻る際に画面がブラックアウトしてしまうバグを修正 (2)1.50 Kernelが扱えるメモリースティックの最大容量を4GBから2TB(場合によっては1TB)に増やした(8GBのMSでテスト済み)
となっております。大きな変更点としては(2)のメモリースティックの最大容量対応でしょうか。来月頭に発売されるMS-MT16G[16GB](AA)にも 対応出来るようになったということですね。これは非常に素晴らしいです。 ●用意する物 (1)CFW 3.90M33の導入されたPSP-1000 (2)Kernel 1.50 Addon for CFW 3.90M33 v2(ミラーしました) (3)PSP v1.50の公式アップデータEBOOT.PBP
●導入手順 (1)PSP v1.50の公式アップデーターを「150.PBP」とリネームして、MSのルートに置く (2)上記リンクからAddon v2をダウンロード・解凍してms0:/PSP/GAME/以下に本体フォルダをコピーする (3)XMBからKernel 1.50 Addon導入プログラムを起動する (4)起動したら×ボタンを押して進める
(5)終了するまで暫く待つ。導入が終了したら、勝手にXMBに戻る
●導入後 というわけでPSP-1000においてはKernel 1.50Addonの導入が出来ますが、PSP-2000向けのリリースが期待されますね。 |
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2008/02/08 Playstation3 ELF2SELF特集 | |
■日本語版レジスタンスでTeam ICEリリースツールを動作させる というわけで遂に出来ました!北米版だけかと思っていましたが、やはり日本語版レジスタンス(AA)でも動作可能でした。下記検証では別の webサーバにて動作させていたため、設定違いで動作していなかったようです。Apacheに戻してブラウザでDNS偽装出来ている事を確認 してみたら、あっさりアップデーターもダウンロード出来てダミーとしておいたEBOOT.BINも動作しました。今回はApacheの設定からDNSサーバ の設定まで、結構面倒なので分かる人・人柱覚悟の人だけ試してみて下さい。かく言う管理人も結構分かっていないところ・間違っている所が 多々あると思うので、ご指摘もお待ちしております。 ●用意する物 (1)公式ファームウェアv2.10以上が導入されたPlaystation3 (2)Team ICEによるツールパッケージ (4)固定IPを振ったPC(PS3と同ネットワーク内が望ましい)
●導入手順 (1)Team ICEリリースのツールをインストールする (2)通常はドライブ:\Program Files\Team ICE\以下にインストールされるはず (3)インストールされたら同梱のSimple DNSとApacheをデフォルト設定のままインストールする
[Apache設定] (1)とりあえず邪魔になりそうなポート80番を使っているような他のwebサーバプログラム、及びファイアーウォールを外しておく (2)デフォルトでインストールした場合はドキュメントルートはドライブ:\Program Files\Apache Software Foundation\htdoc\Apache2.2\ htdocs\になる
(3)上記のドキュメントフォルダにTeam ICEパッケージの中にある「Registance Exploit」の中身を入れる。北米版と日本語版とでは アップデーターの要求フォルダが違うので注意。日本語版を使用する時には下記のフォルダ階層にしておく
->\htdocs\client-patch\resistancegs-prod\resistancegs_SCEJ\8.7.1.1\としてコピーする(赤字が変更箇所)
(4)適当な***.selfファイルを上記の一番最下層のフォルダにEBOOT.BINとリネームして置く。サンプルとしてはTeam ICEのインストール フォルダの「ELF2SELF」のSampleフォルダ内にあるotheros.selfをリネームするのが楽
(5)Apacheを起動する (6)とりあえずローカルから見えるかどうか確認してみる(通常は適当なindex.htmlが存在しているはず) -------------------------------------------------------------------------------------------------------- [Sinmle DNS Plus設定] (1)Simple DNS Plusを起動する
図4-1 Simple DNS Plusを立ち上げた
(2)メニューのRecordsからレコードデータベースを立ち上げる (3)DNSサーバを動作させているPC(固定IP)をAレコードに追加する。ゾーンネームとしては「download-prod.online.scea.com」を 使用する。用はこのアドレスを正引きさせれば良いだけ
図4-2 とある例
(4)File->Start ServerでDNSサーバとして立ち上がる(ポート53番をリスニング) (5)これでDNSの設定は終了 (6)DNSでちゃんと転送出来てるか動作を確認したいので有れば、PS3のネットワーク設定(後述)をした後にPS3のブラウザを立ち上げ、 「http://download-prod.online.scea.com」を直打ちしてちゃんとwebサーバのドキュメントが見えるかどうか確認する -------------------------------------------------------------------------------------------------------- [PS3設定] (1)XMBからネットワーク設定を開き、デフォルトゲートウェイは通常のネットワークに繋がっているものを指定、DNSサーバはSimple DNSの 設定の所で指定した固定IPを振ったPCを指定する(プライマリだけ指定でOK)
(2)XMBからレジスタンスを起動する(データが有る場合は全て削除しておく) (3)ゲームを起動し、オンライン対戦を選択する (4)すると利用承諾書が表示されるが、そのまま了承する (5)アップデータのダウンロードを開始するかどうか聞かれるので、そのまま続ける (6)うまくDNSサーバ+webサーバが動作していれば、数秒でダウンロード完了するはず
図4-3 置いたEBOOT.BINがダウンロードされた
(7)PSボタンを押してゲームを終了する (8)次にXMBから再度レジスタンスを起動すると、PS3ロゴが表示された直後に置いたEBOOT.BIN(***.SELF)が起動する
図4-4 置いたEBOOT.BINが起動した!
●導入後 というわけで、日本語版でもなんとか起動する事が出来ました。一時は何が原因かよく分かっていませんでしたが、一旦考え直してみて これで駄目だったら寝ようと思っていました。北米版・日本語版共にダウンロード先はscea.comのようですね。DNSの動きを見てみてもSCEJ と名前はあるもののCNAMEで置き換えているだけみたいですし。
一番困ったのはパッチファイルのパスですが、これもHTTPのみをフィルタリングしてスニッファしてみたところ、GETリクエストを捕らえれた ので何とか対応出来ました。いやー動作出来て良かったです。後はSimple DNS Plusの試用期限が切れる前に適当なDNSサーバを立てて Hello worldに備えたいと思います。 |
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