■古いニュース(2008/06/28 - 2008/07/03)

 

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2008/07/03

■PSP-2000専用CFW 4.01M33向けステートセーブ機能 PspStates Experiment version2リリース

 昨日ステートセーブ機能を実現するプラグインであるPspStates Experiment version2がリリースされました。昨日からの変更点は、

 

 (1)内部のタスク処理に関する重大なバグを修正した

 (2)ローカルステートセーブ機能/グローバルステートセーブ機能を搭載した。ローカルステートでは同一ゲームの

    セーブデータを、グローバルステートではUMD/ISOファイルが元の場所に有れば、いつでも読み込む事が出来る

   

   ローカルステート機能:今まで通り[HOME]+[Rボタン]+[好きなボタン]

   グローバルステート機能:[Rボタン]+[SELECTボタン]+[好きなボタン]

 

 (2)スリープモードのバグを修正した

 (3)UMDゲーム&ISOロードのどちらにも対応した(内部フラッシュの1ファイルを書き換える必要有り)

 (4)前バージョン(v1)でのステートセーブデーターは影響が出るかもしれないため、使わないで欲しい

 

となっております。重大なバグつぶしはもとより、セーブについても機能追加されたようで、色々と使える場面が出てくるかもしれませんね。


●用意する物

(1)CFW 4.01M33-1/M33-2が導入されたPSP-2000

(2)PspStates Experiment version2(ミラーしました)

 

●導入方法

(1)新規に導入する場合は昨日のニュース参照のこと。

(2)昨日既に導入している場合は、そのまま上書きする

 

●UMDゲームをステートセーブ対応にする

 上記でも記述しておりますが、フラッシュ内の一つのファイルを置き換える事で可能になるようです。とりあえず書き換えてみましょう。

 

(1)リカバリーモードなど、flash0に接続できる環境を整える

(2)flash0:/に接続する

(3)flash0:/kd/umdcache.prxが存在するので、まずは自分のPC等にバックアップしておく 

 

(4)同梱されているumdcache.prxを上書きする

(5)適当なUMDゲームを起動して試してみる

 

●導入後

 というわけで今回のversion2において、UMDゲームもサポートすることが出来るようになりました。今回管理人は極魔界村を出してきて、その

動作を確認する事が出来ました。こういった即死ゲームでステートセーブ機能を使うのは邪道ですが、とりあえずは普通のゲームでの動作は

大丈夫なようです。同梱されているumdcache.prxは氏の記述によるとダミーファイルであり、XMBにおいてUMDキャッシュを使用させなくする

ために上書きするそうです。システムファイルにアクセス・書き込みすることから非常に危険ですので、人柱になりたくない人はしなくても

良いでしょう。

2008/07/02

■Playstation3 v2.40リリース

 新機能追加でリリースが期待されていたPS3向けファームウェア v2.40ですが、本日予定通りリリースされたようです。今回の主な新機能と

して、

 

 (1)ゲーム中にXMBを表示する事が出来るin-Game XMBを実装した

 (2)PSPと同じようにXMBでgoogle検索できるようにした

 (3)Blu-ray Discのアップコンバート機能を追加した

 (4)DVD-Video/Blu-ray DiscのDTS再生に対応した

 (5)XBOX360の実績のように、対応したゲームでトロフィーを集められるようにした

 

となっております。Blu-ray向けの機能充実もさることながら、新機能も結構盛り込んでいる感じが良いですね。必要な人はアップデートを、それ

以外の人はデータをダウンロードしておきましょう。

 

 

■S端子付きTVでPSPのゲームを楽しむ機器が発売予定

 PSP-2000ではコンポーネントケーブル・S端子ケーブルでは画面を楽しむ事は出来ませんが、7/18に登場するテレビdeポータブルP2(AA)

いう機器を使えば可能になるそうです。PSP-1000では画面出力する事が出来なかったため、分解して画面を移す機器を取り付けるという荒技

な製品が出ましたが、今回はダウンスキャンしているだけのようです。

 


■PSP-2000向けCFW 4.01M33用ステートセーブプラグインリリース

 CFW 4.01M33の新機能として期待されていたステートセーブ機能ですが、Dark Alex氏から独立したプラグインとしてリリースされました。

今回リリースされたプラグインの注意点として、

 

 (1)CFWの一部としてリリースを予定していたが、プラグインとしてリリースするようにする

 (2)メモリースティック内及びPSPのNANDバックアップを取る事をお奨めする。

 (3)今回はPSP-2000専用のプラグインとなる

 (4)CFW 4.01M33-1/M33-2のどちらでも構わない

 (5)使用するメモリースティックDuoは正規の物(microSD/SDHC等の変換アダプタを使用していない物)を使う事をお奨めする

 (6)正規の物以外のアダプタではロードが遅くなる可能性がある

 (7)UMDロードではなくNO UMDにて使用する事。使用する物はM33 Driverをお奨めする

 

となっております。とりあえず試してみる事にしました。


●用意する物

(1)CFW 4.01M33-1/M33-2が導入されたPSP-2000

(2)PspStates Experiment for PSP SLIM(ミラーしました)

 

●導入手順

(1)上記リンクからファイルをダウンロードし、解凍する

(2)解凍して出来たフォルダ内にある「seplugins」フォルダをms0:/seplugins/としてコピーする。すでにプラグインを導入している場合

  は、中にある「SAVESTATE」フォルダ・pspstates.prxのみをms0:/sepluginsにコピーし、ms0:/seplugins/game.txtに次の記述を追記する

 

  >> ms0:/seplugins/pspstates.prx

  

(3)PSPの電源を切り、Rボタンを押しながら再度電源を入れてリカバリーモードに入る

 

 

(4)メニュー>Pluginsに移り、先ほど導入したpspstates.prxを有効にする

(5)リカバリーモードを終了する

 

●ステートセーブ機能を使用してみる

 管理人も早速試してみました。氏によると微妙なメモリースティックの使用は控えるように言われていますが、今回はmicroSDHC+

CR-5300で試してみました。

(0)vshmenu等でNO UMD機能を使用するためにM33 Driverに設定する

(1)適当なゲームを起動してみる

 

(2)ゲームが起動し、ステートセーブしたい時は[HOME]ボタンを押しながら、[Rボタン]+[好きなボタン]を押す。[好きなボタン]は後ほど

  ゲームを再開する場合に使用する。どのボタンでも基本的に良い(L/Rボタンは駄目だが)

  

(3)すると一瞬PSPがスリープモードになり、再度立ち上がる。これはメモリースティックにデータを書き込むため

(4)もし画面が赤くなる場合は、使用しているメモリースティックが微妙な場合。通常はすぐ戻るはず

(5)うまくいけば、これでステートセーブはOK

 

●ステートセーブ機能を利用する

(1)ゲームが進行し、以前に保存したセーブを復元させたい場合は、[HOMEボタン]を押しながら、[Lボタン]+[前に決めたボタン]を押して

  ロードさせる。ボタンは好きな状態時に押した各種ボタンを押して、好きな時の物を復元できる

 

(2)うまくいけばメモリースティックからデータがロードされ、元に戻るはず

 

●Dark Alex氏によるコメント

 ・今回リリースのプラグインはCFW 4.01M33のみ動作する物。この先のアップデートでは使用する事は出来ない

 ・動作を速くするにはCPU速度を333MHzにすれば良い

 ・セーブしたゲームのパスやファイルネームは、安易に変えない事

 ・M33 Driver/np9660ではプラグインの挙動が違うので、M33 Driverをお奨め

 ・今回のプラグインはどのプラグイン・自作ソフトと互換性が無い

 

●導入後

 というわけでPSP-2000限定ながらステートセーブ機能が実現できました。今回セーブ時には上ボタンを押してみたら、上記画像のように

ms0:/seplugins/STATESAVE/以下にファイルが作製されました。readmeによると10-20MBの間でファイルが作製されるとの事で、上記

のように15MB程度のファイルが作製されていました。

 

 まだバグ有りのお試し版とは言いつつも、かなり普通に使う事が出来ました。また余りお奨めできませんが、とりあえず変換アダプタを

介してのステートセーブ/ロードも一応可能な事が分かりました。こっそりPSP-1000MB@CFW 4.01M33でも試してみましたが、全く無反応

でした。残念ですが、PSP-2000専用なようですね。

2008/06/28-29(カスタムファームウェア 4.01M33特集)

■CFW 4.01M33-2リリース

 さて怒濤の更新が続くわけですが、早速昨日リリースされたカスタムファームウェア CFW 4.01M33のバグ修正版がリリースされたようです。

前回からの変更点は、

 

 (1)NIDリゾルバの修正をした(関数scePowerGetCpuClockの問題修正。CFW 3.80M33-1でも起こっていたもの)

 (2)リカバリーメニューの修正をした(hide pic0+pic1機能が言語ファイルXX_recovery.txtが入っている時に有効にならない)

 

となっております。前に言われていた機能追加はまだのようですね。というわけでまたもさっくり入れてみる事にしました。

 

●用意する物

(1)カスタムファームウェア CFW 4.01M33-1の導入されたPSP-1000/PSP-2000

(2)CFW 4.01M33-2アップデーター(ミラーしました)

 

●導入手順

(1)上記からファイルをダウンロード・解凍し、中にある「UPDATE」フォルダをms0:/PSP/GAME/UPDATE/としてコピーする

(2)XMBからCFW 4.01M33-2アップデータを起動する

 

(3)アップデーターが起動したら×ボタンで進める

(4)アップデートはすぐ終了する

 

(5)終了後、XMBに戻りバージョン情報を見てみると 4.01M33-2となっているはず 

 

●導入後

今回はバグ修正が中心との事で機能追加はありませんでしたが、入れておけば安心な修正版なので人柱な人は入れておきましょう

 

 

■CFW 4.01M33向け1.50Kernel Addonリリース 

 昨日深夜でのリリースとなったDark Alex氏によるカスタムファームウェア CFW4.01 M33向けのv1.50 kernel Addonがリリースされました。

今回のリリースは無いかもしれないと思ってましたが、無事リリースされる運びとなりました。

 

●用意する物

(1)CFW 4.01M33-1が導入されたPSP-1000(PSP-2000は非対応 導入方法については下記参照)

(2)1.50 Kernel Addonインストーラー(ミラーしました)

(3)PSP v1.50の公式アップデーター EBOOT.PBP

 

●導入手順

(1)上記リンクからインストーラーをダウンロード・解凍する

(2)解凍したフォルダ内にある「150k_installer」フォルダをms0:/PSP/GAME4XX/150k_installer/としてコピーする

(3)PSP v1.50のEBOOT.PBPを「150.PBP」としてメモリースティックのルート(ms0:/150.PBPとして)にコピーする

(4)XMBからインストーラーを起動する

 

(5)とりあえずAC電源を接続し、インストーラーが起動したら×ボタンで進める

 

(6)インストールが終了するまで暫く待つ

(7)終了後XMBに戻るので、適当なv1.50カーネルを必要とするソフトを動作させてみる

 

●導入後

 というわけで今回もまたさっくりインストールしてみました。最近では殆どがv3.XX系のカーネルに対応しているためそんなに必要になる事は

無いかもしれませんが、それでも開発終了してしまった貴重なソフトの動作などには需要がありますしね。今回も導入してみた人柱な人は

掲示板へ書き込みをお願い致します。

 

 

■カスタムファームウェア CFW 4.01M33リリース

 さて週末リリースと言われていたDark Alex氏によるカスタムファームウェアリリースですが、なんとv4.01M33としてリリースされました。

今日くらいに来てるかなーと見てみたらジャストで来ていました。CFW 3.90M33からの変更点は、

 

 (1)vshmenuがカメラモードになっている時に使用できなかったバグを修正

 (2)リカバリーモードを翻訳できるようにした(日本語モード有り)

 (3)M33 SDKをアップデートした

 (4)4.01以上で動作する自作ソフト用のフォルダをGAME4XXとした

 (5)v1.50Kernel Addonは現地時間で夕方か夜中にリリースする予定

 

となっております。セーブステート機能は次回以降のアップデートとなるようですね。PSP-1000向けのv1.50 Kernel Addonもリリースされる

ようで、ちょっと一安心ですね。次回以降はどうなるか未定で寸が・・・。とりあえずインストールしてみました。


●用意する物

(1)カスタムファームウェアの導入されたPSP-1000/PSP-2000

(2)CFW 4.01M33アップデーター(ミラーしました)

(3)PSP v4.01の公式アップデーターEBOOT.PBP

 

●導入手順

(1)公式ページからアップデーターをダウンロードする(無い場合はアップデーターだけでもダウンロードできるが、時間が掛かる)

(2)上記リンクからアップデータをダウンロード・解凍する

(3)解凍して出来たフォルダ内にある「UPDATE」フォルダをms0:/PSP/GAME/UPDATE/としてコピーする

(4)上記フォルダに公式アップデーターEBOOT.PBPを「401.PBP」とリネームし、コピーする

 

 図1-1.アップデートフォルダ内のファイル構成(401.PBPを入れた図)

  →通常はEBOOT.PBPと401.PBPだけでOK

 →ms0:/PSP/GAME/UPDATE/401.PBP、ms0:/PSP/GAME/UPDATE/EBOOT.PBP

 

(5)XMBからアップデーターを起動する。この際バッテリーは十分充電しておく事

(6)アップデーターが起動し、ファイルが正しくある事が確認されたら×ボタンを押して進む

(7)後は公式PSP v4.01のアップデートのように通常通りインストール作業をする(インストール画面は公式だが、インストールされる

  のはカスタムファームウェアである事に注意 下写真参照)

 

 

(8)アップデートが終わるまで暫く待つ

 

(9)アップデート終了後、XMBのバージョン情報を見ると上記のよう4.01M33となっているはず

 

●リカバリーモードの日本語表示を試してみる

 今回からリカバリーモード表示を色々と変えられるとの事で、とりあえず試してみました。導入するにはプラグインフォルダにXX_recovery.txt

として決められたファイルを入れる事で勝手にロードされるようです。

                図1-2 予想通り文字化け 

 

サンプルで入っていたen_recovery.txtをコピーしてja_recovery.txtとして作製してみましたが、思っていたとおり2バイト文字はサポート

しておりませんね。ここまで対応してたら凄いなとは思いましたが、予想通りそんな事はありませんでした。どうにかして表示する事は出来る

ようになるんでしょうかね・・・

 

●導入後

 というわけでさっくりインストールできてしまいました。まさかCFW 4.01M33でのリリースになるとは予想もしておりませんでした。これで動画

再生のバグも修正されてのカスタムファームウェアと言う事で、このために導入を考えていた人も安心ですね。今回も毎回のごとく初物ですので

動作・動作せずな自作ソフトが出てくるかと思います。人柱にいち早くなってしまった人は、掲示板へ書き込みをお願い致します

 

 

■デュアルスロットmicroSDHC変換アダプタのCR-5400が発売延期へ

 microSDHCを2枚挿して1枚のメモリースティックデュオとして変換できるアダプタのCR-5400(AA)が変換チップの遅れにより大幅延期の

8月発売となってしまったようです。今日あたりに届くかと思っていたら、延期されておりがっかりです。

 

 

 


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