■古いニュース(2011/02/24 - 2011/03/02)
2011/03/02 | |
XMBから直にISOファイルを表示・読み込み可能なローダーであるaLoaderが、6.20TN向けとしてリリースされました。以前にリリース されたものからの変更点としては、
(1)いくつかのバグ修正 (2)ISOファイルの場所はカスタマイズ可能にした (3)ISOファイルの場所は2パスまで設定可能 (4)Game Categories Ligthと一緒に動作も可能
となっております。6.20TN向けということで、PSPgo向けのvsh.txt/game.txtも同梱されており、導入しやすいかと思います。 ●用意した物 (1)PSPgo v6.20 (2)6.20TN-C (3)適当なバックアップしたISOファイル (4)aLoader v1.0 for 6.20TN
●導入手順 (1)PSP v6.20にて6.20TN-Cを起動しておく (2)aLoaderをダウンロードし、aLoaderフォルダをそれぞれ下記のように置いてみる
[PSP-1000/2000/3000] ms0:/seplugins/aLoader
[PSPgo] ef0:/seplugins/aLoader
(3)aLoaderフォルダのパスをそれぞれ追記しておく
[PSP-1000/2000/3000]向けのvsh.txt/game.txt ms0:/seplugins/aLoader/aloader_game.prx 1
[PSPgo]向けのvsh.txt/game.txt ef0:/seplugins/aLoader/aloader_game.prx 1
(4)バックアップしたISOファイルをISOフォルダ(デフォルトはms0:/ISO/ or ef0:/ISO/)に置く (5)vshmenuからRESET VSHでリセットしてみる再起動後、XMBにバックアップしたゲームが 表示されていることを確認する
*ISOフォルダを指定したい時* (1)適当なエディタでaLoader.confを作り、sepluginsフォルダに置いたaLoaderフォルダに置く (2)中身の記述は下記のようにしてみる。
[aLoader.confの記述例] iso_path = ms0:/ISOs/ iso_path2 = ms0:/extraISO/
(3)上記例では2つのフォルダに分けた例。 (4)vshmenuでRESET VSHをしてリセットし、再起動後ちゃんと見えるか確認する
●導入は非常に簡単
というわけでPSPgoにいれて試してみました。普通のプラグインと同じように導入できるので、特に問題ないかと思います。PSPgoを 最近購入した人にとっては多分重宝するかと思うので、興味のある人はいれてみてください。 |
|
2011/03/01 | |
6.35PRO-Bも最近リリースされたばかりですが、早くもその修正版である6.35PRO-B2が開発中とのこと。次のリリースでは、
(1)リカバリーメニューを動作可能にする予定(プラグイン/レジストハック/その他設定を変更可能) (2)プラグイン動作の互換性向上
の2点のアップデートを考えているようです。特にリカバリーメニュー動作については嬉しいですね。こちらについてもリリース次第再度 試してみたいと思います。
6.35PROと同じようにメモリロードでその機能を実現する6.20TNシリーズですが、前回リリースされた6.20TN-Cから目立った動きが ありませんでした。6.35PRO-BでPSone自炊ゲームのロードができるようになったこともあり、ちょっとだけ影が薄くなったような気が しますが、wololo氏が伝えているところによるとTotal_Noob氏はリリース日を明らかにしないものの、
(1)アイコンを新造した (2)PSN/自炊PSoneゲームをロード可能 (3)KEYS.BINを作れるようにした(PSNからダウンロードしたゲーム用) (4)吸出し->変換したPSoneのゲームでも一時中断できるかも@PSPgoにて (5)PSone動作時でのプラグイン動作サポート (6)DatelのTiltFX/Action Replayに対応 (7)vshmenu/自作vshmenuがロードできるかも (8)flash0のプロテクトバグ修正 (9)メモリースティックデュオ 32GB使用時のバグ修正 (10)vshmenuからサスペンド選択時にクラッシュするバグ修正 (11)メモリを51MBまで使えるようにした
といった変更を6.20TN-Dで考えているようです。かなり具体的に修正項目も追加機能も出ているので、近いうちにリリースが あってもおかしくないかもしれませんね。 |
|
2011/02/28 | |
■NTFSな外付けHDDに対応したmultiMAN v1.16.03がリリース つい最近NTFSを読み込むためのPS3向けライブラリが登場したばかりですが、それを搭載したファイルマネージャーがやっぱりリリース されました。今回初となるファイルマネージャーはおなじみのmultiMANであり、
(1)STARTボタン+△ボタンでNTFSドライバとの切り替え可能 (2)NTFSなドライブからは読み込みのみサポート(しかも1:1) (3)99%でプログレスバーが止まるバグ/容量誤認バグ修正 (4)3.56spoofに対応した
などが主な更新点となっているようです。外付けHDDを読み込むためにはUSB.CFGを弄る必要があるようで、認識するかどうか試して みました。
●まだ認識してません 外付けHDDのvendorID/ProductIDをUSB.CFGに書きこんで保存する必要があるとのことなので、LinuxなPCに挿してまずはIDを 取得しました。左のログだとvendor=0x058f、ProductID=0x6390なので、USB.CFGには0x58f:0x6390:1と記載しmultiMANの USRDIRに入れてみました。
次に認識させるためSTART+△ボタンにて試してみたのですが、なぜかフリーズしてしまいます。多分手順か記述が間違ってるのかと 思いますが、管理人はまだ動作できてません。もちっと色々と試してみたいと思います。
3DSが発売されても依然として品薄なPSPですが、PSPgoが2/20の週での売上が前週を上回って結構売れているようです。前週は 多分回収騒ぎのせいでひどい売上数(全国で10台)となっているようですが、2/20の週では2487台とかなり健闘しているようです。 |
|
2011/02/27 | |
■PS3でdebianを起動してみる というわけでBootOS+LV2-Patcher経由にてインストールしたdebian squeezeを起動してみました。インストールは結構時間がかかり ましたが、無事起動まで確認できました。
●今回は外付けUSB HDDに入れてみた インストール後に再度LV-Patcher v9を利用して起動してみると、上記のようにdebianを起動可能になります。起動後は普通のLinux と同じようにログインプロンプトが表示されます。以前と同じようにユーザー名:ps3/パスワード:ps3でログイン可能です。
USB-HDD起動なこともあり、Xを立ち上げると非常に重いです。sshdもパッケージインストール時に選択可能なので、必要に応じて いれてみても良いかもしれません。デバイスについてはPS3コントローラーも認識しており、メモリ/キーボード/ハブ/無線マウスは 普通通り使えました。 |
|
2011/02/26 | |
■BootOS 2.01 AKA AsbestOS v2.0リリースへ AsbestOS v2.0といえば最近リリースされ、debianの最新版をPS3にネットワークインストールできるという機能を追加しておりましたが ちょっとした不具合も出ておりました(コンフィグファイルがダウンロードできない等)。そこでそういった問題を解決するためにちょいと名前を 変えてリリースしたのが、今回のBootOSとなります。前回からの変更点としては、
(1)名前を変えた (2)ホスト側の問題(preseed.cfg不具合)を修正した
となっております。確かに最初はスムーズにインストールできていたのですが、二度目になって急に不具合が生じて何度やっても駄目な 状況になっておりました。というわけでさくっと導入して入れてみることにしてみました。 ●用意した物 (1)USB2.0対応外付けHDD(SATA-II 100GB) *データのバックアップは取っておく事 (2)PS3 v3.55 kmeaw@PS3-Fat 40GB (3)BootOS v2.01 (4)lv2-patcher v9 (5)USBキーボード(必須) (6)USBハブ(あれば便利) (7)SSHクライアント接続可能なPC(無くてもOK) ●導入手順 [AsbestOSを導入する] (1)適当なUSBメモリにBootOS lv2-patcherを入れてインストールしておく (2)BootOSをインストールする (3)インストールが終了するまでしばらく待つ
(4)これで前準備は終了
[debian squeezeをインストールする] (1)USBマウス/USBキーボードを必要に応じて繋げておく。更にネットワークに接続するため LANケーブルを接続しておく
(2)lv2-patcherを起動する (3)Linuxを選択する
(4)モジュールがネットワーク経由でダウンロードされる
(5)その後はキーボードレイアウトや地域の選択など、通常のインストール時と同じな おなじみの初期設定画面になる
(6)初期設定が終了すると、どこのミラーを使用するか聞かれるので、適当な安心できるところ を選択して進める
(7)次にSSHクライアントで接続してインストールも可能と出るので、適当なssh接続可能なクライアント からssh接続してみる。そのままの画面でインストール作業をすることも可能。下記は管理人の環境。
(8)USB接続なHDDを繋げておく。中身は何でも良いが、消えても良いようなものにしておく のが良いかも
(9)ディスクがうまく見つかったら、適当にパーティッションを切ってインストールを開始する
(10)ネットワークフォルダの設定やら、インストールパッケージの選択など聞かれるので適当に好きな物を 入れてみる
(11)途中で設定など聞かれる(root/userのパスワード等)ので、適当に入れておく (12)これで最後までインストール可能なはず
●インストール完了まで行けました というわけでようやくインストール完了まで漕ぎ着けました。今のところはここまで出来ればOKでしょうか。あとは普通にdebian起動 させるだけですね。もちょっと後々情報が出てくるとのことなので、もうちょっと待っておきたいと思います。 |
|
2011/02/25 | |
■6.35PRO-Bリリースへ というわけで近いうちにリリースされるであろうと言われていたPSP v6.35向けのカスタムファームウェアである6.35PRO-Bがリリース されておりました。今回の大きな目玉としてはPS1ゲームのサポートとのことで非常に楽しみでしたので、早速試してみました。
●現状動作しない・・・?
自分で引っこ抜いて自作のpopstationで作成してみたんですが、さっぱり起動しませんでした。twitterでも動作しないとの報告が ちらほらあるので、まだ駄目なんでしょうかねぇ。これなら動作したって人がいたらご連絡待ってます。
*追記* 掲示板への書込ありがとうございます。PSX2PSP v1.4.2を使用することで、確かに起動確認できました。
●ファイルミラー 2011/02/25 - 6.35PRO-B
■iOSでPS3をコントロール可能なeveryAirが開発中
iOSといえばiPhoneやiPadで採用されているOSですが、そのiPhoneやiPadにPS3の画面をとばし、画面タッチでコントロール出来る ようなアプリとなるeveryAirが開発中とのこと。上記の動画を見る限りは非常にスムーズに操作できているように見えますね。 リリースも考えているとのことなので、かなり楽しみです。 |
|
2011/02/24 | |
kmeaw氏やkha0S氏が関わっていたAsbestOSですが、ようやく最新版となるv2.0がリリースされました。今回は結構な機能追加が されており、
(1)Debian squeeze(2011/2/6リリース)がネットワークインストールできる (2)外付けHDDドライブにもインストールできるようになった (3)PS3向けに必要なカーネルモジュールはコンパイル済み+インストールする (4)PS3のVRAMはスワップとして使用する
となっております。これまでLinuxのイメージを内蔵HDDやら外付けUSBメモリに入れてロードさせてきましたが、今回はピュアな環境 にインストール可能なようにネットワークインストールが可能になっております。すばらしいです。 ●用意した物 (1)USB2.0対応外付けHDD(SATA-II 100GB) (2)PS3 v3.55 kmeaw@PS3-Fat 40GB (3)AsbestOS v2.0 (4)lv2-patcher v9 (5)USBキーボード (6)USBハブ (7)SSHクライアント接続可能なPC ●導入手順 [AsbestOSを導入する] (1)適当なUSBメモリにAsbestOS lv2-patcherを入れてインストールしておく (2)AsbestOSをインストールする (3)インストールが終了するまでしばらく待つ
(4)これで前準備は終了
[debian squeezeをインストールする] (1)USBマウス/USBキーボードを必要に応じて繋げておく。更にネットワークに接続するため LANケーブルを接続しておく
(2)lv2-patcherを起動する (3)Linuxを選択する
(4)モジュールがネットワーク経由でダウンロードされる
(5)その後はキーボードレイアウトや地域の選択など、通常のインストール時と同じな おなじみの初期設定画面になる
(6)初期設定が終了すると、どこのミラーを使用するか聞かれるので、適当な安心できるところ を選択して進める
(7)次にSSHクライアントで接続してインストールも可能と出るので、適当なssh接続可能なクライアント からssh接続してみる。そのままの画面でインストール作業をすることも可能。下記は管理人の環境。
(8)USB接続なHDDを繋げておく。中身は何でも良いが、消えても良いようなものにしておく のが良いかも
(9)ディスクがうまく見つかったら、適当にパーティッションを切ってインストールを開始する
(10)ネットワークフォルダの設定やら、インストールパッケージの選択など聞かれるので適当に好きな物を 入れてみる
(11)未 (12)未
●インストール中です 上記もまだまだ途中な感じの解説ですが、今まさにインストール真っ最中な感じです。まだまだ42%と半分も いっていない感じなので、ちょっと放置しておきます。ネットワークインストール開始してしまえば、普通のPCにLinuxを インストールするのと殆ど変わりないので、楽かと思います。記事は動き有り次第、随時アップデートしてみたいと思います。
■PS3向けにNTFSファイルシステムを読み込めるようになるライブラリがリリースへ PS3向けのファイルマネージャーはFATは読めてもNTFSは読めない状況でした。今回とあるanonymousな人からリリースされた ライブラリはそんな状況を打破する物であり、プログラムに組み込むことで、
(1)NTFSサポート (2)ホットスワップに対応 (3)FAT12/16/32に対応 (4)ロングファイルネームに対応
等を実現することが出来るようです。まだまだリリースされたばかりなので組み込んだソフトは出ていない状況ですが、そのうち出てくる 事でしょう。
■PS3向けのN64エミュレーターが別のプロジェクトでも開発中 最近N64onPS3というPS3向けのエミュレーターが開発中とのニュースをお伝えしたばかりですが、別のプロジェクトでも同じくN64 エミュレーターを開発しているとのこと。名前はPS364というものであり、EmulateMiiというチームが開発しているようです。
どんどんアップデートが出ているtakka氏によるiso_toolですが、新バージョンがリリースされておりました。前回からの変更点としては、
(1)△ボタンで出るメニューにpspdecrypt.prxの更新項目が残っていたので削除した (2)上記と同じメニューにkey.txtの更新項目を追加 (3)UMD未挿入時にリネーム/更新実行でフリーズするバグを修正
となっているようです。ちょっとしたバグ修正となっていますが、使っている人はアップデートしておきましょう。 |
|
|
copyright (C) Emu on PSP 2005 - 2006