■古いニュース(2016/12/28 - 2017/01/13)

 

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2017/01/13    

■Vitashell v1.50リリース-USB接続での転送が可能に-

 

 USB接続によってPS Vitaのメモリカードを見せるようにする機能追加はTheFloW氏によってやると予告されて

いましたが、早くもリリースとなったようです。

 

 Vitashellの最新版v1.50によってその機能は追加となり、

 

 (1)SELECTボタンでの動作をUSB接続 or FTPサーバ機能有効のどちらかに設定できるようにした

 (2)PS TVではこの機能は使えない

 (3)VPKファイルを転送->インストールではなく、VPKの中身をフォルダにコピー->フォルダをインストール

   とすることも出来るようになった

 

 (4)ときどきVPKファイルインストールでエラーが出たりする場合は、VPKファイルを解凍して、フォルダでのインストール

   を試してほしい

 

という感じで公開になりました。USB接続でPS Vitaのメモリカードが見えるようになったのは、非常に楽で良いですね。

これでようやくPSP相当のファイル転送ができるようになりました。


●用意したもの

(1)PS Vita v3.60

(2)PS Vita用メモリカード

(3)VitaShell v1.50


●動作手順

(1)Windowsではフォルダオプションでオペレーティングシステムでの保護フォルダを見せるようにする

  チェックを外しておく

 

 

(2)VitaShellをv1.50にアップデートする

 

 

(3)molecular shellでunsafe mode=onにしておく

 

 

(4)Vitashellを開き、STARTボタンでSECELTボタン接続時=USBとしておく

 

 

(5)PCとPS VitaをUSBケーブルで接続し、SELECTボタンを押してみると、PS Vitaのメモリカードが

  見えるようになるはず

 

 

(6)VPKファイルなどを転送してみる

 

●フォルダで自作ソフトをインストールする場合

(1)VPKファイルを解凍しておく

 

 

(2)PS VitaとUSB接続して、フォルダごとux0:以下に置く

(3)VitaShellで△ボタンオプション->Install folderを選択する

 

 

(4)自作ソフトがインストールされる

 

 

(5)モノによっては注意される場合があるが、大丈夫ならそのまま続ける

 

 

(6)自作ソフトがインストールされる

 

 

●USB接続できた

 というわけでPS VitaがPSPのような感じでPCとファイルのやり取りを出来るようになりました。今までは

FTP接続でのファイル転送だったので、かなり面倒でしたが、今回のアップデートで非常に楽になりますね。

これででかいファイルのやり取りなども手間がかからなくなりました。

 

 

2017/01/12    

■北米サイトでPS4 v4.5ベータテスター募集中

 時々テスター応募がかかるPS4の最新ファームウェアのベータ版ですが、次期大型アップデートとされるっぽい

v4.5のベータ版テスター募集が開始されたようです。登録して選ばれるとリンクのあるEメールがくるそうで、そこから

ダウンロード+インストールしてベータ版テストとなるようです。

 

 今のところ北米/北欧のみとなっているようで、いつものことながら日本は無しです。

 

 

2017/01/11    

■Cobra Black Finのページがアクセス不能に

 もう既に忘れた人もいると思われる昨年出たアレなデバイスであるCobra Black Finですが、公式ページが

が遂にドメイン有効期限切れになったのか、全く見えなくなってしまいました。一応ドライバ等は落として持っている

ので大丈夫ですが、ちょっとアレすぎますね。

 

 

2017/01/10    

■スリム型PS4の新色グレイシャーホワイトが数量限定で発売へ

 

 新型スリムPS4ですが、新しい新色として前モデルでも合ったグレイシャーホワイトが数量限定にて

発売となるようです。通常ラインナップには入らず限定版で、来月の2/23に発売となる様子。ラインナップ

としては500GB/1TBとブラックと同じ容量のものが用意されているようです。

 

 

2017/01/08    

■PS Vita向け開発環境を整えてみる

 最近あまりぱっとしたニュースがないので、この暇な時に開発環境でも整えてしまおうかなと、思いつきで

オープンソースで提供されているVitaSDKをインストール+自作VPKファイル作成まで実施してみました。

 

 余り興味を持つ人はいなさそうな感じですが、HENkakuでの自作ソフト動作が簡単になった今やるっきゃないと

個人的には思っています。役に立つかどうかわかりませんが、まずは下記に導入手順を記載してみます。


●用意したもの

(1)PS Vita v3.60

(2)PS Vita用メモリカード

(3)LinuxなPC(Mac OS、Windows PCでも良いが適当にあったPCを使ってみた)

(4)VitaSDK


●参考にしたサイト

(1)HENkaku本家サイト

(2)VitaSDKドキュメントサイト


●導入方法

(1)基本的にはVitaSDKのサイトのGetting Startのままなので、英語読める人はそちらを参考に

  した方がいいかもしれません

 

(2).bashrcをいじってパスを通しておく

 

 export VITASDK=/usr/local/vitasdk

 export PATH=$VITASDK/bin:$PATH

 

(3).bashrcをいじったら保存して更新しておく

 

 $ source .bashrc

 

(4)VitaSDKのVDPMをげっとする

 

 $ git clone https://github.com/vitasdk/vdpm 

 

(5)vdpmのフォルダに移動して、スクリプトを2コ走らせてVitaSDKをインストールする

 

 $ cd vdpm

 $ ./bootstrap-vitasdk.sh

 $ ./install-all.sh

 

(6)これだけでOK


●Hello worldのサンプルコードをmakeしてみる

(1)まずはサンプルコードを拾ってくる

 

 $ git clone https://github.com/vitasdk/samples

 

(2)サンプルコードのフォルダに移動して、hello_worldをmakeしてみる

 

 $ cd samples/hello_world

 $ make

 

(3)フォルダにVPKファイルが出来るので、PS Vitaへ転送+インストールする

(4)LiveAreaから起動してみる

 

 

(5)上手く行けば "hello workd" が表示されるはず


●サンプルコードをいじってみる

(1)上記のhello worldのサンプルソースとMakefileを利用して、色々とモジュールを読み込んでみることに

  してみた。まずは簡単そうな電源関連(psp2/power.h)をincludeして、様々な関数を試してみることにしてみた

 

(2)includeするヘッダーファイルにpower.hを追加する

 

【main.c】

 #include <psp2/kernel/threadmgr.h>
 #include <psp2/kernel/processmgr.h>

 #include <psp2/power.h> // 追加してみた
 #include <stdio.h>

 〜

 

(3)CPU/バス/GPUの周波数をgetして表示してみる。VitaSDKのドキュメントサイトを見て、下記3つを

  追加してみた。

 

 【main.c】

 〜

 printf("CPU Clock=%d[Mhz]\n", scePowerGetArmClockFrequency());

  printf("BUS Clock=%d[Mhz]\n", scePowerGetBusClockFrequency());

  printf("GPU Clock=%d[Mhz]\n", scePowerGetGpuClockFrequency());

 〜

 

(4)MakefileにPowerライブラリをリンクさせるために下記を追記する

  

 【Makefile】

 〜

 LIBS += -lScePower_stub

 〜

 

(5)makeする

 

 $ make

 

(6)後は同じようにPS VitaにVPKを転送+インストールする

(7)動作を確認してみる

 

 

●とりあえず色々と遊べそう

 ざっくり上記のような感じでVPKの作成、ライブラリのリンク・利用などを記載してみました。なにせCを

さわるのが超久しぶりなので、手順やコードが合っているのか微妙です。試される方は注意ください。

 

 

2017/01/07    

■PS4 linux関連の動きが活発になってきた様子

 PS4 Linuxがv1.76のexploitを利用することで動作できるようになってからしばらくたちますが、その後の動きは

ちょっと微妙にありませんでした。しかしここ最近、再度その動きが活発になってきており、様々なプロジェクト・新しい

試みがされているようです。

 

 まずfail0verflowチームによるPS4 Linuxのソースコードのアップデートですが、GPU回りのコードをアップデート

しているようで、PS4 Linux上でGameCubeエミュレータであるDolphinの動作を可能にするなど、じわりと

アップデートしているようです。

 

 またWindows環境向けのPS4SDKのインストール手順・パッチ公開など、開発環境についても整備がされている

ようです。

 

 ただしPS4でLinuxなど動作させるため、PS4 v1.76以下を搭載したPS4を入手しなければいけないなど

現在v4.07まででている現状では結構難しいですね。最近のニュースではv4.05でも同じことができるexploitは

見つかっているものの、リリース予定はないためなかなか厳しいです。このへんの環境入手の難しさがPS4の

ハックを阻害している原因の一つでしょうね。PS VitaのHENkakuのように導入が簡単であればいいんですけどねえ。

2017/01/06    

■DUALSHOCK3をPS Vitaで使ってみる

 

 今度はPS3のDUALSHOCK3をPS Vitaで使うためのプラグインが出てましたので、早速試してみることにしてみました。

実はまだ微妙に動作していませんが、下記手順だけとりあえず記載しておきます


●用意したもの

(1)PS Vita v3.60

(2)PS Vita用メモリカード

(3)ds3vita

(4)DUALSHOCK3

(5)Sixaxis Pair Tool


●導入手順

(1)HENkakuのページ  http://go.henkaku.com にPS Vitaからアクセスして有効化しておく

(2)molecular shellなどを起動し、FTP接続する

(3)ux0:tai/config.txtを開き、*KERNEL部に下記のように追記して保存する

 

*KERNEL

ux0:plugins/ds3vita.skprx

 

(4)ux0:plugins/以下にds4vita.sprxを転送する

(5)一旦電源を切り、再起動する

(6)再度HENkakuを有効化する

(7)PCとDUALSHOCK3をUSB接続し、Sixaxis Pair Toolを使って、ペアリングさせたいPS VItaの

  MACアドレスに書き換えする(この作業は一度だけでOK)

(8)変更後、PSボタンを押すとペアリングされるはず

 

 

 

2017/01/03    

■DUALSHOCK4をPS Vitaで使ってみる

 PS4のDUALSHOCK4をPS Vitaで利用することが出来るプラグインds4vitaがリリースとなりました。ベータ版では

PSボタンが使えないなど有りましたが、v1.0にて色々と修正されてそこそこ使えるようになりました。導入方法は簡単で

HENkakuのプラグイン設定をするだけでOKです。


●用意したもの

(1)PS Vita v3.60

(2)PS Vita用メモリカード

(3)ds4vita

(4)DUALSHOCK4


●導入手順

(1)HENkakuのページ  http://go.henkaku.com にPS Vitaからアクセスして有効化しておく

(2)molecular shellなどを起動し、FTP接続する

(3)ux0:tai/config.txtを開き、*KERNEL部に下記のように追記して保存する

 

*KERNEL

ux0:plugins/ds4vita.skprx

 

(4)ux0:plugins/以下にds4vita.sprxを転送する

(5)一旦電源を切り、再起動する

(6)再度HENkakuを有効化する

(7)設定のデバイス設定を開き、Blutoothデバイスの設定を開く

 

 

(8)ペアリングしたいDUALSHOCK4を用意し、SHAREボタンとPSボタンを同時押し(3秒くらい)する

(9)DUALSHOCK4のLEDがチカチカし始めたら、OK。PS Vitaでデバイスが見えるはず

 

 

(10)ペアリング設定できたら、DUALSHOCK4を使ってみる

 

 

●ペアリング出来た

 というわけで簡単にDS4をPS Vitaで利用することが出来るようになりました。プラグイン設定がちょっと

めんどくさいですが、一度導入すればその後アップデート時はプラグインファイルを上書き保存するだけ

なので、らくちんです。

 

 それにしてもDS4をPS Vitaで使えるようになるのは良いですね。初代も現行も微妙に

ボタンが押しにくいので、慣れたDS4で操作できるのは幾分マシです。

 

 

■WiiリモコンをPS Vitaで使ってみる

 上のやつと同じ話ですが、WiiリモコンをPS Vitaで利用する事ができるプラグインViimoteがリリースされて

いましたので、さくっと試してみることにしてみました。導入方法は上記とほぼ同じなのですが、とりあえず

下記に記載してみたいと思います。


●用意したもの

(1)PS Vita v3.60

(2)PS Vita用メモリカード

(3)viimote.skprx

(4)Wiiリモコン


●導入手順

(1)HENkakuのページ  http://go.henkaku.com にPS Vitaからアクセスして有効化しておく

(2)molecular shellなどを起動し、FTP接続する

(3)ux0:tai/config.txtを開き、*KERNEL部に下記のように追記して保存する

 

*KERNEL

ux0:plugins/viimote.skprx

 

(4)ux0:plugins/以下にviimote.sprxを転送する

(5)一旦電源を切り、再起動する

(6)再度HENkakuを有効化する

(7)設定のデバイス設定を開き、Blutoothデバイスの設定を開く

 

 

(8)ペアリングしたいWiiリモコンを用意し、1ボタン+2ボタンを同時押し(3秒くらい)する

(9)WiiリモコンのLEDがチカチカし始めたら、OK。PS Vitaでデバイスが見えるはず

 

 

(10)ペアリング設定できたら、Wiiリモコンを使ってみる

 

 

●ペアリング出来た

 プラグインを導入することにより、PS VitaでWiiリモコンを利用することが出来るようになりました。ボタン割り当て

が微妙な感じですが、上手く使えば片手操作できる(十字キー+PSボタン/決定ボタン/PSボタンなど)ので、ゲームや

アプリによってはいい感じになるかもしれません。

 

 

     
2017/01/02    

■新年明けてました

 というわけでコミケ91参加の後、そのまま新年を迎えてしまいました。ゆるりと更新をしていきますので、今年もよろしくお願いします。

 

 

■コミックマーケット91の新刊について

 年末に行われたコミックマーケット91ですが、Emu on PSPは予定通り参加しました。そこで頒布した

新刊二冊ですが、今回始めてダウンロードサイトにて頒布を開始しました。DL配信元はDLSite.comで

それぞれ下記ページにてDL購入可能ですので、電子データでもいいよという人はよろしくお願いします。

 

●PS Info V5

 

URL:http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ191328.html

 

●PS4 Info V2

 

URL:http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ191329.html

 

 

 

2016/12/28    

■コミックマーケット91情報について

 前日になりました。明日から開催の冬のコミックマーケット91にEmu on PSPはスペースをもらえましたので、出展します。

場所ですが、2016/12/29(木) 西ホールめ-09a Emu on PSPとなります。詳細な情報についてはコミケのページを更新しました

ので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 


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