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2010/04/12(録画機能つきPS3を作ってみる) 

■トルネをPS3に内蔵する

 というわけでソフトウェアがインストールできたので、動作しないBlu-rayドライブを捨ててトルネをPS3の中に入れてみました。実際外付け

HDDがあるとおき場所が意外と邪魔になるので、内蔵したいなぁと思っていました。中身はまだまだ煮詰まっていませんが、とりあえず

内蔵したということで。


●用意した物

 内蔵するだけなので、後はどうやってトルネを固定するか・どうやってケーブルを這わせるかを考えるだけです。今回はとりあえず内蔵

を考えていたので、適当に穴を開けたり筐体を削ったりして入れてみました。 

 

(1)金属スケール

(2)デザインナイフ

(3)レザーソー

(4)ピンバイス(1mm、2mm、2.5mm、3mmドリル)

(5)5C中継接栓セット

(6)F型コネクター作成セット

(7)Blu-rayドライブの壊れたPS3 v3.16(20GBモデル)

(8)トルネ

(9)ちょいと長めのUSBケーブル


●配置確認する

 

 今回は旧型PS3なのでドライブを抜いたらかなりのスペースがあるため、かなり余裕です。スリム型PS3も同じように内蔵可能かと思います

が、仮配置・動作確認は重要なのでしっかりとしておきましょう。なぜかBlu-rayドライブの基板がつながっていないとソフトが立ち上がって

こないため、基板だけ外して接続確認しています。この基板も今回は内蔵しています。

 

●加工する

 

 配置・動作を確認したら、後はひたすら固定するためにどうにかするだけです。今回はどうでもよいPS3なので何も考えずざっくざっくと

切り刻んだりしてみました。固定にはトルネ本体に穴を開けたり、固定用のプラ板にねじ止めしたりしてみました。寸法わからないので全て

現物合わせしてみました。

 

●中に押し込める

 

 

 

 固定が決まったら、あとは配線だけです。仮とは言え、なかなか格好が悪い+センスないつくりなのでがっかりですが、力技で

入れています。5C中継コネクタはトルネへの入力が必要なため外との接続用+固定用として用いました。上記の写真のようにかなり短い

5Cケーブルを自作して繋げています。

 

 トルネとPS3の接続となるUSB接続は何も考えず、ちょっと長いUSBケーブルを中から外のUSBポートに繋いでいます。今のところは

カードリーダーが有った(60GBモデル)ところのカバーを外して、そこからケーブルを出しています。

  

 20GBモデルなのでUSBポートが4つあり、1個くらい潰しても影響ないのでよいですね。しかしこれはちょっと格好悪いですね。これも

内蔵するならシステムボードのUSBポートに半田付けするのが一番ですね。

 

●ケーブルをつなげてみる

 

 封をしたら、必要なケーブルをつなげます。トルネを内蔵したため、上記のような感じでつなげるだけなのでよいですね。かなり雑な

作りなんですが、それっぽく見えます。

 

●録画機能つきPS3の動作確認する

  

 一端は動作確認しているので問題ないはずですが、ねじを締めてからは初めてなのでちと緊張しました。まずは上記のように

何とか動作しました。ちょっと邪魔だったトルネ本体が無くなって、すっきりしました。

 

 ちょっとだけ気になるのは、Blu-rayドライブにメディアが入っているときに点灯するLEDが点きっぱなしになること・トルネは内部の

熱でやられないかな?と不安なだけです。LEDの方はドライブにつながっているはずのケーブルのどこかのピンをGNDか何かに落とす

だけ?(今はオープンなので)、かなと思っています。

 

 加工自体も(手を抜けば)簡単で楽なので、ドライブが壊れているだけのPS3を持っている人はぜひ試してみてください。もちっとスマートな

トルネ内蔵のレポートお待ちしております。

 

 
2010/04/11 

 

■続Blu-rayドライブの壊れたPS3にトルネを入れてみる

 そいえばPS3 v3.15からLANケーブル接続でデータ転送ユーティリティが実装されたなぁと思いだし、難しいこと考えないでケーブルで

繋いでデータ転送してみました。


●用意した物

(1)Blu-rayドライブの壊れたPS3 v3.16(20GBモデル)

(2)トルネのソフトがインストールされたPS3 v3.16(40GBモデル)

(3)トルネ

(4)LANケーブル

(5)ディスプレイ 2台

 

●転送してみる

 

 

 というわけでさくっと公式ページを眺めつつ実行してみました。どちらもv3.16にアップデートしているのでトルネは動作する環境ですが

ソフトまで転送されるかなと不安でしたが、ばっちり転送されてました。

 

 

 これでBlu-rayドライブ無しなPS3でもトルネを楽しむことが出来るようになりました。転送ユーティリティはこういった使い方も出来るん

ですね。なかなか使えそうです。

 

 あとは普通に繋げてトルネを動作させるだけですが、なぜかBlu-rayドライブを(マザーボードに)接続していないと動作しませんでした。

ソフトかシステムがBlu-rayドライブを見にいっているのでしょうか。試しにトルネ動作中にドライブの電源ケーブルを抜いてみたら、ソフトが

止まり、繋げると元に戻りました。トルネをPS3に内蔵する場合は注意ですね。

 

-その他ニュース-

■DaedalusX64 rev.481リリース

■PSP AiOリリース

■SCEIがPS3の他OS起動機能削除したことについて謝罪

 

 
2010/04/10 

■トルネのデータディスクからファームウェアv3.16を取り出してみる

 なんとかしてBlu-rayドライブの壊れたPS3にトルネのソフトをインストール出来ないかなとちょっとだけ試していますが、とりあえず足かけと

して、インストールディスクからデータをバックアップしてみました。


●用意したのはPS3 SAK v1.00

 Blu-rayのバックアップに使ったのはいつものPS3 SAKです。インストールデータもデータ自体は容量が少なかったので相当少ないだろう

と思っていましたが、バックアップしたデータファイルもやっぱり1個だけ(370MB程度)でした。フォルダ構成は下記のようになっていました。

 

       

  画像1-1 torneインストールディスクフォルダ構成  

 

●バックアップデータからファームウェアをインストールしてみる

 

 バックアップしたデータにはPS3 v3.16のファームウェアが入っているので、これをUSBメモリなどにコピーするだけでOKでした。ファーム

のアップデータそのものが入っているので、単体でも認識できるようですね。

 

 

 

 


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