■HENkakuのmelecular shellを改変して全パーティションを見えるようにする
■molecular shellを改変して全パーティションを見えるようにする
HENkakuでまずインストールされるmolecular shellですが、デフォルトではPS Vitaの保護のために 通常は表示されないパーティションが存在しています。隠されているモノとしては、OSが格納されている箇所や システムレジストリなどであり、ちょっと触ってしまうと二度と起動しなくなりそうな箇所のようです。
具体的には下記のような感じで、様々なものがあるようです。
os0:/ - メインのOS関連格納 sa0:/ - フォントやハード情報など vs0:/ - OS関連、システムアプリやライブラリなど vd0:/ - システムレジストリ格納 ud0:/ - アップデートファイル格納場所 pd0:/ - Welcome Park格納箇所 ur0:/ - ユーザーデータ格納箇所 ux0:/ - メモリカード gro0:/ - ゲームカード(カード挿入時のみアクセス) grw0:/ - ゲームカードの書き込み可能な箇所(対応している場合のみアクセス可能) tm0:/ - 不明(一時ファイル置き場?)
そんなmolecular shellを改変して全部見えるようにしたファイルがSMOKE氏よりリリースされており、インストール されたmolecular shellを置き換えることで可能になるようです。というわけでどんな感じになるのか、試してみました。 ●用意したもの (1)PS Vita v3.60+HENkakuインストール済み
●導入手順 (1)molecular Shellを起動し、FTPVitaをインストールする(ux0:/に転送してVPKファイルを選択してインストール)
(2)インストール後、LiveAreaからFTPVitaを起動する
(3)FTPVita起動する
(4)起動後、PCから ux0:/app/MLCL00001/ にアクセスする
(5)molecular shell modのファイルを解凍し、eboot.binを ux0:/app/MLCL00001/ へ転送して置き換える
(6)ファイルを置き換えたら、FTPVitaを終了する (7)再度molecular shellを起動してみると、全パーティションが見えるようになるはず
●全部見えるようになった
というわけでさくっと導入することが出来ました。これで簡単にゲームカードにアクセスなど出来るように なっちゃうわけですが、実は今回のモノを導入しなくてもFTPクライアントの方で場所を指定すれば見えるようです。
単にデフォルトのmolecular shellではFTP接続した時に見せないようにしているだけで、アクセス自体は 出来るようです(上記は手動でos0:/を指定してみた場合)。なので今回のmodファイルを無理に入れなくても アクセスしたい時に指定する、でも問題なさそうです。 |
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