以前からPSPでLinuxを動作させるというプロジェクトがありましたが、RS-232Cで特別なHWを使ってロードさせなければ いけないなどの制約がありました。しかし遂にそのような制約の無く、しかもキーボードが使用出来るほぼ完成版のLinuxが リリースされました。これは非常に素晴らしいです。とりあえずものは揃っているので、試してみました。 |
●準備する物 (1)uCLinux for PSPのkernel及びbootloader (2)PSP v1.50またはCFWの導入されたもの (3)Palm Wireless Universal Keyboard
●導入手順 (1)bootloader及びKernelを公式ページよりダウンロードする (2)bootloaderを下記の通りにコピーする
PSP v1.50であれば ms0:/PSP/GAME/ PSP CFW系(デフォルト設定)であれば ms0:/PSP/GAME150/
(3)uCLinux for PSPのプレビルドされたKernelファイル(linux.srec)をメモリースティックのルートディレクトリ (ms0:/linux.srec)へコピーする
(4)XMBからbootloaderを起動する (5)するとbootloaderがカーネルファイルをロードするので、しばらく待つ (6)ロード後にメッセージ表示し、終了後にキーボード入力可能になる (7)/bin/program/以下にデモプログラムがあるので、動作させてみる (8)testsprite -width 480 -height 272 と入力するとデモプログラムが動作する
●動作画面
というわけで動作させてみました。動作自体は非常にスムーズで、難なく動いています。/bin以下には 最小限必要なコマンドがありますね。それにしてもキーボード入力がさくさく動作するのは楽しいですね。Linuxに詳しい人は カーネルソースも提供されているので、自分でビルドしてみるのも面白いと思います。 |
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