■Universal Unbricker(Despertar del Cementerio)v7リリースへ
Dark Alex氏によるUniversal Unbrickerの最新バージョンがリリースされました。今回はTA-088 v3基板に対応したのかなと思っていたら
まだ未サポートのようでなかなか難しいようです。今回のバージョンアップでは、
(1)IDStorageが壊れているPSPも復活できるようにした
(2)TA-088v3の基板は未サポートのまま
(3)導入できるカスタムファームウェアはCFW 4.01M33-2
(4)内蔵フラッシュのフォーマット機能を向上させた
となっております。特にIDStorageを修正できるようになった事から、間違えて修復したPSPでも完璧に復活させる事が出来るようになった点
は素晴らしいですね。
●用意する物
(1)適用したいPSP-1000/PSP-2000(TA-088v2基板まで)
(2)Universal Unbricker v7(ミラーしました)
(3)適当なメモリースティック
(4)PSP v4.01公式アップデーター EBOOT.PBP
●導入手順
(1)上記ファイルをダウンロード・解凍し、ms0:/PSP/GAME/DC7/としてコピーする
(2)メモリースティックのルートに公式アップデータEBOOT.PBPを「401.PBP」と名前を変えて置く
(3)もしカスタムテーマを適用している場合は、動作させる前に切っておく
(4)使用するカーネルを3.x/4.xのどちらかにしておく(リカバリーモードにて)。以前のものは動作しない(1.5/2.x系)
(5)XMBからインストーラーを起動してみる
(6)インストーラーはXMBでのアップデートっぽく見えるので、そのまま続ける
(7)メモリースティックへの導入が終了するまで暫く待つ
(8)もしTime Machineを導入している場合は、インストーラーが勝手に認識して使用するボタンを
聞いてくる(今回はフォーマットしたMSで試したので、表示されませんでした)
(9)Time Machineを導入している場合は、適当なボタンを押して起動ボタンとする
(10)電源を切り、メモリースティックを抜く
●適用してみる
(1)適用したいPSPを用意する
(2)メモリースティックを入れ、Jigkick Batteryを入れる。この時Time Machineを入れている場合は起動ボタンを押しておく
(3)電源が入り、メニューがGUIで表示される。導入できるものは公式ファームウェア4.01、CFW 4.01M33-2のみ。導入する前にまずは
NANDダンプを取っておくと後々便利かも
(4)とりあえず今回もCFW 4.01M33-2を入れてみる事にした
(5)アップデートが終わるまで暫く待つ
(6)アップデート終了後、再起動してバージョン情報を見てみるとCFW 4.01M33-2になっているはず
●IDStorageを直してみる
今回追加されたIDStorage復活機能を使ってみる事にします。これは間違って他のPSPのIDStorageを上書きしてしまったPSPに対して
有効です。
(1)メニューからNAND Operation->IDStorage toolsを選択する
(2)持っているPSPに対応した物を選択、WLANボタンを有効にして固有のMACアドレスを取得・若しくはランダムで設定する
(3)一応警告が出るので、それでも良い場合は続ける
(4)終わるまで暫く待つ
(5)これで終了。正しく新しいIDStorageが設定され、今までの不具合が修正されるはず
●導入後
というわけでさっくり今回も入れてみましたが、大部分はUUv6とほぼ同様でしたね。IDStorageが変なPSPをお持ちの方にとっては今回の
機能は相当使える物かと思います。
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