■古いニュース(2007/09/11 - 2007/09/16)
2007/09/16 | |
■新型PSP-2000向けeLoader v1.000リリース 新型PSPは最初からPSP v3.60向けで開発されているため、今までのv1.50のカーネル上で動作する自作ソフトやエミュレーターは動作 することが難しく、カーネルをv3.xx系に合わせたコード修正・再コンパイルが必要となっております。eLoaderはNoobzが以前よりv1.50へのダウングレードやCFW等を導入せずとも、様々なバージョンで自作ソフトを動作させるため度々リリースされてきました。
今回もその流れを汲むもので、新型PSPで動作させてやろうという意欲作となっております。但し今回は制限があり、
(1)カーネルモードを使用する自作ソフト・エミュレーターは動作しない (2)上記の事からISO/UMDをエミュレートすることは不可能 (3)幾つかのシステムコールはサポートしていない
となっております。上記の事が影響するソフト類は多々有ると思いますが、Noobzのサイトでいつもの通りデーターベースを作製していく ようです。自分の動作させたいソフトを導入する前に動作状況を見る事が出来るのは良いですね。
●eLoader v1.000のカーネルモード動作対応について 今回新規でバージョンがメジャーバージョンへ移行したのは、大きな目的があるためのようです。今回のものはカーネルモードを実現 させるため、Constructor Procsというものを一回挟んで起動させているようです。これはPSPのカーネルメモリにユーザーモード時に パッチを当てるものとなっており、うまく動作すればカーネルモードを使用する事が出来るようになるかもしれないようです。今回のものは 前回のv0.995と同レベル程度となっており、将来的にはソースを修正しなくてもカーネルモード使用のソフトを動作させるまでに到りたい との事です。 |
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●必要なもの (2)CFWかHENを導入したPSP-2000 またはPSP-1000
●導入方法 (1)eLoader本体をダウンロード解凍する (2)解凍したフォルダにある「MS_ROOT」フォルダ内「PSP」フォルダをMSのルートに上書きコピーする。導入されるフォルダは ms0:/PSP/GAME/eLoader/のみ
(3)次に動作させてみたい自作ソフト・エミュレーターをms0:/PSP/GAME/にコピーしておく。eLoader自体はms0:/PSP/GAME150/内 にある自作ソフトも見に行く事が可能
(4)XMBからeLoader IPAを起動させると、eLoaderのメニュー(eMenu)が表示されるはず (5)後は好きな自作ソフト。エミュレーターを起動してみる
●動作画面
というわけで早速動作させてみました。動作自体は通常の自作ソフト起動と同じで、あっさり動作しました。適当なソフトを入れて、少し だけ試してみましたが、幾つかのソフトでは起動するものの落ちてXMBに戻ってしまうものなどがありました(CFW 3.60M33+eLoader) これまでに相当数の自作ソフト・エミュレーターがリリースされているので、必要なソフトを一度自分で試してみるのが良いでしょうね。動作 させてみるまでは何とも言えませんしね。こんなの動作したよ、という人は此方のスレッドへ報告願います。
どうでも良さそうなニュースですが、とりあえずリリースされたという事で。前バージョンv3.70からの変更点は、
(1)他地域向けのファームウェアにおいて日本専用サービスのアイコンが表示されていたため、アイコンを削除
というアレなものとなっています。日本向けでは変更がないので、実質v3.70ですがとりあえずv3.70をダウンロード出来なかった人や コレクションしてみたい人はダウンロードしておく事をお奨めします。
■PSP-2000向けの外部出力端子+αを購入してみました PSP-2000へとハードウェアが変更されてからの目玉として、PSPの画面外部出力機能が挙げられます。携帯ゲーム機なのになんで 屋内で主に使用するTVに出力する必要があるのか、という議論は置いて於いてまぁあったら便利かなという感じで付けられたものかな と個人的には思っています。
旧型PSP-1000ではRemotejoyなどを使用しなければ不可能であった外部出力機能が公式にサポートされた事で、色々と使い道が あるかもしれませんしね。今回管理人が購入したのはSビデオケーブル(PSP-2000専用)(AA)です。管理人のTVはD端子等を持って いるので画質を考えるとそっちを選択するのが正しいですが、今回はPCの画面を使用したいので此方の選択としました。
●装着+TVへ出力
今回の管理人のようなケースは微妙かもしれませんが、下記の通りに接続・出力しています。TVをPCのモニタとして使用しているので 下記のような接続方法となっております。
●PSP-2000(Sビデオ出力)→PC(MTV1000のS端子入力)→PC(RGB出力)→TV 32インチ(D-Sub入力)
こんな感じで出力したのが、上記右画像です。右下のPSP箱と比べてみると分かりますが、結構大きく感じます。携帯ゲーム機片手に 部屋の中で常時やるかと考えるとアレです。しかもゲームをするにはD端子もしくはコンポーネント出力対応のTVでないと駄目なよう なので、それら以外の端子しかないテレビではかなり厳しい感じになっております。
●+α というわけでPSP-2000+FFVII CC同梱版(AA)の2台目を購入してしまいました。なんだか公式も躍起になっているようなので、とりあえず 初期版は2台くらい必要かなと予備に購入してみました。 |
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2007/09/13(新型PSP-2000特集) | |
■新型PSP-2000を購入してきました というわけで予告通りPSP-2000+FFVII CC同梱版(AA)を購入してきました。これから開けてみたいと思います。
中はこんな感じで一番上にFFVII CCのパッケージ版、次に同梱版特典のバスターソードストラップ、最後にこじんまりとしたPSP-2000の 本体という三段になっております。
ファームウェアのバージョンは既報の通り、v3.60でした。右写真のようにUMDドライブは今回から手で開けるタイプのものとなった ようです。今まで存在していたUMDドライブを開けるためのスイッチは、なんとWLANのON/OFFスイッチに置き換えられています。特に 新型について管理人は調べていなかったため、非常に新鮮に感じました。
そして、09/11にお伝えしたCustom Firmware 3.60M33(導入法はこちら)を早速試してみました。旧型のPSPでPandora's Batteryの メモリースティックをPSP-2000向けに拡張したものと、バッテリーを装着してみました。バッテリーを装着するとすぐに電源が入った ので、昨日の記事を頼りに×ボタンを押して書き換えをしてみました。
写真では分かりづらいですが、新型のバッテリーパックは結構薄いです。
書き換え自体はすぐに終わって、Pandora's Batteryのメモリースティックを抜いてから(*注意)起動してみると、CFW 3.60M33になって おりました。書き換え時はLCDが真っ暗なので非常に怖かったですが、なんとかうまく成功したようです。書き換え終了したら、電源が 自動的に切れるので、バッテリーを元に戻し起動してみましょう。
この時にPandora's Batteryのメモリースティックを挿したままですと、なぜかうまく起動しない(SCEIロゴで落ちる)という不具合が あったので、実行される方はご注意下さい。 |
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2007/09/11(新型PSP-2000向け初のCustom Firmware 3.60M33特集) | |
■新型PSP-2000向けCustom Firmware 3.60M33が遂にリリース! いつ出るのかなと記事を書いていたら、もうリリースされたようです!起動にはPandora's Batteryを使用するみたいです。今回のCFWは 前回までのv1.50のIPLベースではなく、3.xx系のIPLをコアとしているもののようです。機能としては、
(1)Custom Firmware 3.52M33の全機能を引き継いでいる (2)v1.50のカーネルもサポート(PSP-2000ではハードウェアの関係から現状では動作しない) (3)これまでのCFWと同じようにGAME/GAME150/GAME360フォルダから自作ソフトを読み込むが、カーネルはv3.60を使用する このため1.50のカーネルに特化した自作ソフトは動作しない。このため開発者が2.xx系のカーネルに合わせたソフトを新しく 開発する必要がある
(4)上記のような理由のため、SDKを同梱した
となっているようです。幾つかの自作ソフト起動には少し時間が掛かるかもしれませんが、新型PSPでまさかCFWが適用出来るようになる とは素晴らしいの一言に尽きますね。 |
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*注意* これから下記に示す手順を踏む事でPSP-2000が壊れて起動しなくなる可能性があります。壊れても良いよ、という人だけ お試し下さい。
●用意するもの (1)Pandora's Battery(適用したメモリースティックとバッテリー 導入方法はこのページを参照) (2)Custom Firmware 3.60M33(ミラーしました) (3)PSP v3.50のアップデーターEBOOT.PBP (4)PSP v3.40のアップデーターEBOOT.PBP (6)PSP v1.50かCFWの導入されたPSP
●導入方法
▼[PSP v1.50かCFWの導入されたPSPでの作業] (1)Pandora's Batteryの適用されたメモリースティックとバッテリーを用意し、CFW 3.60M33フォルダ内にあるプログラムを ms0:/PSP/GAME/(v1.50の場合)、ms0:/PSP/GAME150/(CFWの場合)にコピーする
(2)公式アップデータであるv3.50とv3.40のEBOOT.PBPをそれぞれ350.PBP・340.PBPとリネームし、ms0:/PSP/GAME/pandora_slim にコピーする
図1-1 フォルダ構成
(3)上記で導入したPSPの公式ファームウェアはMS内のPandora向けのカーネル用に使用するだけで、オンボードフラッシュを書き換える ために使用するのではない
(4)XMBからPandora's Batteryを導入したメモリースティックに改変を加えるインストーラープログラム(Pandora Ext. for Slim 3.60 M33) を起動させる
図1-2 Pandora's Batteryの適用されたMS Pro DuoにPSP-2000用を適用
(5)適用が終わったらメモリースティックを抜く
▼[新型PSP-2000での作業] (1)Pandora's Batteryの導入されたメモリースティックを入れる (2)Pandora's BatteryでEEPROMを書き換えたバッテリーを装着する
図1-3 Pandora's Battery装着
(3)すると電源は入るが、画面は暗いままである事に注意。これはPandora's BatteryがPSP-2000の画面に対応していないために 起こる現象
(4)ここから先はどのボタンを押すかで結果が変化するので注意する事
(5-1)×ボタンを押すと、CFW 3.60M33をインストールする。この作業には少し時間が掛かる(書き換え作業のため)が、作業が終わったら 自動的に電源が落ちる。その後再起動するとCFW 3.60M33になっているはず
(5-2)Lボタン+Rボタン+△ボタンを押すと、Custom Firmware 3.60M33の導入されているPSP-2000を元のPSP v3.60へ戻す (5-3)□ボタンを押すと、PSP-2000のオンボードフラッシュをそのまま抜き出す。このファイル自体は66MBと少し大きいので、格納する だけのスペースがメモリースティックに必要
●導入について とりあえず自作ソフトやエミュレーターがどの程度動くのかが気になりますね。今回は真っ暗な画面でのアップデートとかなり緊張 しました。今回は初リリースという事もあり、Custom Firmware 3.60M33を導入した後に再度PSP v3.60へ戻せる事が出来るように なっております。とりあえずリカバリーモードも起動するので、幾つかのプラグイン等は試せそうですね。 帰ってきたら変なバージョンの公式ファームウェアが出ていたようなので、とりあえずダウンロードしてみました。前回からの変更点は、
●PSP-1000+向け (1)リモートプレイのメニューにボタン割り当てを追加した
●PSP-2000向け (1)ワンセグにおいてデータ放送に対応した (2)プログレッシブ映像出力方式に対応していないテレビでも、ワンセグ放送画面を出力出来るようにした
●共通 (1)Portable TVを削除した (2)メモリースティックにある動画の連続再生を可能にした
となっております。以前から噂されていたように、v3.60以降もしばらくはPSP-2000と同じアップデーターでのアップデートとなるようです ね。今回のリリースでv3.60は公式アップデーターとしてリリースされる事は無く、PSP-2000初期のみのかなり限定なものみたいです。 とりあえずアップデートしてみました。
●アップデートしてみました というわけで新機能をちょっと見てみようかとPSP v3.70へアップデートしてみました。上記画像はおそらく目玉であるテーマの変更機能 ですね。現在ではCFW等で色々とアイコンから何から何まで変更出来るので目新しいとは言い難いですが、テーマはなんと一般ユーザが 作製出来るようにSCEIが方法を後ほど公式に発表するとの事です。現在は、2種類のテーマデータがダウンロード出来るようになって います。
●PSP v1.50へダウングレードしてみました 一応テーマ機能を確認出来たのでPandora's Batteryを使ってPSP v3.70からv1.50へダウングレードしてみました。こちらも普通に動作 し、最新ファームウェアでも特に対策されず普通にダウングレード出来る事が分かりました。 |
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