■古いニュース(2007/10/01 - 2007/10/06)

 

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2007/10/06  

■Dark Alex氏によるDespertar del Cementerio v3リリース

 PSP-2000において1.50カーネル対応のソフトで画面表示するのは今まで困難でした(Pandora's Batteryなど)。今回リリースされた

このツールはなんと1.50/3.40カーネルのどちらでも画面表示が使えるようになっており、これでPSP-2000でも1.50カーネルが使用出来る

可能性が出てきました。さらに3.71M33にはちょっとしたバグがあったためか、インストーラーはCFW 3.71M33-2から始まるように訂正

されたようです。一発で最新のCustom Firmwareを導入出来るのは良いですね。

 

●用意するもの

(1)Pandora's Battery(場合によっては必要)

(2)v1.50の公式アップデーターEBOOT.PBP

(3)v3.40の公式アップデーターEBOOT.PBP

(4)v3.71の公式アップデーターEBOOT.PBP

(5)despetar Cementerio v3

(6)Custom Firmwareの導入されたPSP(新型/旧型どちらでも)

(7)メモリースティックPro Duo(適度な容量のもの)

(8)公式のPSP専用バッテリー

(9)適用したいPSP(新型/旧型どちらでも)

 

●導入方法

(1)Pandora's Batteryの記事を参考に、まずMS Pro Duoをmspformat.exeを使ってフォーマットする(フォーマットするだけ。その後の

  動作は必要ない)

 

(2)Pandora's Batteryの記事を参考に、専用バッテリーをJigkick Battery化する

(3)作製したMS Pro Duoはフォーマットされているので、ms0:/PSP/GAME/と階層フォルダを作製する

(4)ms0:/PSP/GAME/以下にdespertar Cementerio v3の本体をコピーする

(5)MS Pro Duoのルートディレクトリにv1.50・v3.40・v3.71のEBOOT.PBPをそれぞれ150.PBP、340.PBP、371.PBPとリネームして

  コピーする

 

 

 図1-1 リネームしたEBOOT.PBPを入れる

 

(6)XMBからdespertar Cementerio v3を起動する。この時リカバリーモードにおいて動作カーネルを2.xxか3.xxにしておくこと。

  1.50のカーネルでは動作しない

 

(7)ファイルが適用されるまで暫く待つ

 

 

 図1-2 MS Pro Duoへ適用してみた

 

(8)終了すると自動的にXMBに戻るので、電源を切りMS Pro Duoを抜く

(9)抜いたMS Pro Duoをまず先に挿入し、Jigkick Battery(サービスモード適用されたバッテリー)を適用したいPSPに入れる

(10)すると勝手に電源が入るので、起動したら電源を繋いでおく

(11)後はメニューに従い、適用したいものを選ぶ。選択肢は次の通り

 

 図1-3 メニューが起動した@PSP-2000にて 

  

 ×ボタン - CFW 3.71M33-2をインストールする

 ○ボタン - 通常のv3.71をインストールする

 □ボタン - 内蔵フラッシュをnand-dump.binとしてバックアップする

 L+R+STARTボタン - バックアップしておいたnand-dump.binを使用してPSPの内蔵フラッシュを書き換える(*注意*)

 

●導入後

とりあえず試してみました。新型においてフラッシュをダンプしてみたりしてみました。最初にリリースされた新型向けPandora's Battery

を使ったCFWでは黒画面の中で実行しなければいけなかったのでちょっときつかった人も居ますが、これなら安心ですね。今回はこの

ようにPandora's Batteyライクなツールを作製できることが目的ではなく、あくまでもPSP-2000においてカーネル1.50/3.40という混合

カーネル環境下において画面表示されるという事がメインとなっております。とは言っても、このツール自体非常に便利ですね。

 

2007/10/05  

■新型PSPが発売2週間で50万台売り上げ

 普通のニュースですが、09/20に発売となった新型PSP-2000ですが、2週間だけでなんと50万台も出たそうです。まぁ初物だからかも

しれませんが、結構需要はあったようですね。

 

2007/10/03  

■Custom Firmware 3.71M33-2 & 1.50 kernel Add-on v2リリース

 最近リリースされたばかりのCustom Firmware 3.71M33とそのアドオンであるv1.50のカーネル機能を有効にする1.50kernel Addon

が製作者Dark Alex氏によってバージョンアップされたようです。前回からの変更点は、

 

 (1)32256Byte以上をUSB経由で書き込む時にファイルが正しく転送されない問題を解決した(v1.50 kernel上にて)

 (2)PSP-2000においてUSB接続で自動的に充電出来るようにした

 (3)アップデーターはms0:/PSP/GAME/UPDATE/フォルダから起動、動作カーネルは3.71とした

 (4)vsh menuをオンスクリーンキーボードが表示されている場合は表示されないようにした

 (5)1.50 kernel Addonにおいてはスリープモードから復帰した時に3.71 iplがクラッシュするバグを修正した

 

となっており、主にバグ修正となっているようです。

 

●CFW 3.71M33-2導入方法

ファイル:CFW 3.71M33-2(ミラーしました)

(1)もしv1.50 kernel add-onを導入している場合は、リカバリーモードにてカーネルを3.71で動作するように設定する

(2)ms0:/PSP/GAME/UPDATE/以下にCFW 3.71M33-2のアップデーターをコピーする

(3)XMBからアップデーターを起動する

(4)アップデーターが起動したら、×ボタンを押して暫く待つ

(5)再びXMBに戻り、バージョン情報を見てみると3.71M33-2となっているはず

 

●kernel 1.50Add-on 2導入方法

ファイル:kernel 1.50 Add-on 2(ミラーしました)

(1)このAdd-onはCFW 3.71M33-2には含まれていないので、最初のバージョンのAdd-onを入れてある場合は適用した方が

  良い。またこのAdd-on 2を導入するに当たって、ロケーションフリープレイヤーと韓国語フォントが削除されるので、注意する

  

(2)ファイルをms0:/PSP/GAME/UPDATE/以下にコピーする

(3)PSP v1.50のアップデーターEBOOT.PBPを150.PBPとリネームし、MSのルートにコピーする

(4)XMBからアップデーターを起動する

(5)アップデーターが起動したら×ボタンで適用開始し、終了するまで暫く待つ

(6)終了したら勝手にXMBに戻る

(7)今まで不具合のあった適当なソフトを起動してみて、その動作を確かめる

 

●導入後

というわけでさくっと導入してみました。修正の項目にあるように、オンスクリーンキーボードが表示されている場合はちゃんと文字の

切り替えが出来る事を確認しました。バグ修正にあるようにUSB接続においてファイルが正しく転送されないというものがあるので、導入

されている人はこのアップデーターを早めに当てた方が良さそうです。

 

 

■CWCheat v0.1.9 rev.Fリリース

 PSPで動作するゲームを改造する事が出来るCWCheatの最新バージョンがリリースされました。前回からの変更点として、

 

 (1)Custom Firmware 3.71M33に対応

 (2)コード適用においてのバグを修正した

 (3)マニュアルチート時の遅延(30秒)を無くした

 (4)配布パッケージにCFW 3.71用のファイルを入れた

  

となっております。大きな変更点としてはCFW 3.71M33に対応したところですね。余りゲーム改造はしない管理人ですが、FF VII CCの

コードが入っていたので新型PSPにてちょっと試してみることにしました。

 

用意するもの
(1)カスタムファームウェアの導入されたPSP-2000
(2)CWCheat ver.0.19 Rev.F
(3)改造したいゲームの改造コード

 

●導入手順

(1)CWCheatをダウンロードし、解凍するとフォルダの中にsepluginというフォルダが存在する。この中にあるものが

   プラグインとなっているので、自分の持っているCFWのバージョンに合わせてms0:/seplugins/としてコピーする

(3)ms0:/seplugins/cwcheat/cwcheat.dbというファイルが存在するので、テキストエディタなどで開き、改造したい

ゲームのコードを追加する(写真はFF VII CCのもの)

 

 
 
(4)PSPの電源を完全に落とし、Rボタンを押しながらリカバリーモードを起動する
(5)リカバリーモードのプラグイン設定でCWCheat関連のプラグイン(cwcheat.prxなど)が追加されているので、×ボタンを

  押して適用したいものに合わせて有効(Enable)にする

 


 図1-2 リカバリーモードでの設定


(6)リカバリーモードを終了し、XMBを起動させてゲームを起動する。今回は最新ゲームで
あるファイナルファンタジーVIIクライシスコアを使用した

 

 

図1-3 FFVII CCのコードも既に追加されていた  

 

[コード適用編]
(1)CWCheatのメニュー画面はSELECTボタンを3秒くらい長押しで写真のように起動出来る。また、全ての決定ボタンは

  ×ボタン、キャンセル・戻るボタンは○ボタンである事に注意する

 

 

図1-4 こんな感じでメニューが出る 



(2)メニュー画面では改造コードを有効にするため、写真のように[Enable Cheats]の項目を有効にする

 

 

図1-5 コード適用するため[Y]へ 



(3)次に適用したい改造コードを選択する。Select Cheatsの項目を選択すると、現在起動しているゲームを自動的に

  認識して写真のようにコードが表示されるので、こちらも適用したいコードを×ボタンで有効にする

 

 

図1-6 適用したいコードを選択 



(4)メニューを終了し、ゲームに戻ると改造コードが適用されているはず
 


●改造コード適用後

 
今回はクライシスコアを題材としました。今回は適当に選びましたが、写真のようにHPが最高値(65535)やアイテムが全て

99個など、改造コードが正しく適用されている事が分かります。ちょっとこの後ゲームをしてみましたが、HPは最高値なのに

レベルは未改造であったため、戦闘では敵からダメージを加えられると、元に戻ってしまう現象が見られました(戦闘終了後は

またMAXへ)。

 

 導入するまで非常に簡単で、コード適用もすぐにできてしまいました。最新バージョンだけあって、最近発売されたゲームも色々と

収録されていました。個人的には改造するのはゲームをクリアした後に遊びとして適用するもので、やりかけのものに適用すると一気に

さめてしまう気がしますね。ただクリア出来ないような、時間のかけたくない+面白くないクソゲー等ではバンバン使いたいと思いますね。

 

2007/10/01  

■Custom Firmware 3.71M33向け1.50 kernel Add-onリリース

 以前にリリースされたCFW 3.71M33は既報どおりカーネル3.xxをベースとしているため、今まで動作していたカーネル1.50

対応のエミュレーターや自作ソフトは動作できないものがほとんどでした。CFWがリリースされたときに後ほど1.50カーネルに対応した

アドオン出すよとDark Alex氏は言っており、それが今回リリースのものとなっております。ただしこのアドオンは旧型PSP-1000でCFW

3.71M33であるものだけに適用可能で、新型PSP-2000でCFW 3.71M33には適用できませんので、注意してください。


●用意するもの

(1)Cusotm Firmware 3.71M33の適用されたPSP-1000

(2)PSP Fat 1.50 kernel addon for 3.71M33

(3)PSP v1.50の公式アップデーター EBOOT.PBP

 

●導入手順

(1)アドオンファイルを解凍し、ms0:/PSP/GAME/UPDATE/以下にコピーする

(2)PSP v1.50の公式アップデータEBOOT.PBPを150.PBPとリネームし、MSのルート(ms0:/以下)におく

(3)XMBからアドオンファイルインストーラーを選択し、起動させる

 

 

 図1 XMBのアイコンはこんな感じに

 

(4)起動してインストールすると、今まで使えていたエミュレーターや自作ソフトが動作できるようになるはず

 

  

 図2 内部フラッシュへ書き込み

 

●導入後

 というわけであっさり書き込み出来ました。リカバリーモードで使用するカーネルをv1.50へ戻した後、適当なv1.50での動作しかサポート

していないソフトを起動してみたところ、問題なく動作しました。これで依然と同じようにCustom Firmwareの全機能が使えるようになった

わけですが、残念ながら旧型PSP-1000のみの対応となっているようです。PSP-2000は発売当初からv3.xx系なのでそれまでといえば

それまでなのですが、何かアプローチがあれば面白くなりそうですね。個人的には、eLoaderの発展を密かに期待してたりします。導入

したけどやっぱりこんな不具合有ったよ、という人はどしどし掲示板のカスタムファームウェアスレッド等に書き込みお願いします。

 

 

■PSP Slim USB Charger pluginリリース

 新型PSPではUSB経由のバッテリー充電が出来るというちょっとした追加機能がありますが、この機能実は接続しているだけでは充電

されず、USB接続を選択している時のみ充電されるという余り使えないような仕様になっております。この問題を解決するためにNoobzから

USBを挿しているだけでバッテリー充電ができるというちょっぴり便利なプラグインが出ました。

 

●導入方法

(1)ファイルをダウンロードし、sepluginフォルダ内にあるUsbSlimCharge.prxms0:/seplugins/以下に置く

(2)同じフォルダ内(ms0:/seplugins/)にgame.txtやvsh.txtが無い場合は付属のものを、存在する場合は

  それぞれのファイルにパスを追記する(ms0:/seplugins/UsbSlimCharge.prx)

 

(3)PSP-2000の電源を完全に落とす

(4)Rボタンを押しながら電源を入れ、リカバリーモードを起動する

(5)写真のようにプラグインの設定でvsh(XMB上で機能する)、game(UMDなどゲーム動作中に機能する)のそれぞれを

  Enable(有効)にする

 

           図2-1 プラグインの設定

 

(6)リカバリーモードを終了し、再度電源を入れてみるとUSBを挿すだけで充電が出来るようになるはず

 

●導入後

    図2-2 USBケーブルを挿しているだけで充電 

 

導入方法も至って簡単で、挿しているだけでいつでも充電出来るのは便利ですね。ただUSBの規格上あまりにバッテリーが少ない状態

のままAC電源のように使用すると、PSPのUSB周りに負担が掛かりすぎて不具合が起こる可能性もなきにしもあらずなので、導入する

場合は注意して下さい。

 

 

 


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