■古いニュース(2008/01/15 - 2008/01/21)
2008/01/21 | |
■Custom Firmware 3.80M33-5リリース 本日日本時間早朝くらいにリリースされたようです(メールでの連絡有り難う御座いました)。今回の変更点は、
(1)CPU速度を変更した場合、ゲーム中に設定した値で動作しないバグを修正した (2)リカバリーモードの設定にXMBでPIC0.png/PIC1.pngを表示/非表示を追加した
となっております。特に(1)が修正された事で、かなり動作が良くなったとの報告があるようです。今回も通常通りのアップデート、ネットワーク 経由によるアップデートの両方が選択出来るので、取り敢えずアップデートしておきましょう。 |
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2008/01/20 | |
■PSPでPeerCastを聴いてみる PSP v3.80からインターネットラジオが聴けるようになりました。これで全世界のShoutCast放送が聴けるようになりましたが、公式のプレー ヤーだとかなり限定されており、聴きたい番組も数が少ないと思います。そんな不満を解消するためにv3.80のリリース初期からプレーヤーを ハックして色々他のものを聴いてしまうFreeRadioというソフトがリリースされています。これは自分で好きなShoutcastのチャンネルを追加 したりすることが自由に出来、さらにデフォルトの機能を使用するのでカスタムファームウェアを導入しなくても使用出来るという利点が上げられ ます。
今回はこのFreeRadioを利用し、Peercastを聴いてみたいと思います。通常PeerCastはP2Pな配信のためクライアントの起動が必須であり PSPでは通常聴く事が出来ません。この問題を解決するために自前でShoutCastストリーミングサーバーを用意し、PCを介して聴く事に しました。
●用意するもの (1)Winamp 5.x(管理人は古いバージョンのv5.33を使用) (2)PeerCastクライアント(現時点の最新版v0.1218を使用) (3)ShoutCast Server for Windows(shoutcast-dnas-1-9-8-windowsを使用) (4)ShoutCast DSP plugin for Winamp 5.x(Click hereよりダウンロード) (6)PSP v3.80若しくはCFW 3.80M33系がインストールされたPSP (7)PC(PSPのワイヤレスネットワーク内にあるもの) (8)ネットワークのちょっとした知識
●動作手順 [PC側導入] (1)PCを1台用意する (2)上記リンクからPC関連のファイルを全てダウンロードし、インストールする(Winamp→SC Server→SC DSP Plugin→PeerCast Client) (3)Winampを立ち上げ、Option->Plugin DSPにて下記のようにShoutCastのDSPプラグインがインストールされているかどうか 確認する
図3.1 Winamp DSP Plugin
(4)インストールが確認出来たら、ShoutCast Serverを立ち上げる。Serverの設定はポート設定等を環境に合わせて正しくしておく
図3.2 ShoutCast Serverログ表示(かなり起動した後)
(5)Winamp DSP Pluginのページで図3.1で示される項目を選択すると、設定GUIが出てくるので接続設定・速度・ポート等適当に設定する。 今回管理人はSC Serverが動作するPCを192.168.1.2/24(固定)、ポート:8000とした
図3.3 ShoutCast Source設定(ほぼデフォルト)
(6)ShoutCast Source(上記)にてOutputタブでConnect(上記画像は既に繋げているのでDisconnectとなっているが)を押す。すると 現在Winampで再生している曲等をストリーミングすることができる。ここでは、テストとして適当なものを流しておいても良い
(7)次にPeerCastクライアントを立ち上げ、PeerCast Yellow PageからPSPで聴きたいチャンネルを選択してPCで再生させておく
図3.4 PeerCast YP Page
(8)ちゃんとPeerCastが再生されるようになったら、ShoutCast SourceのInputタブで再生しているものが正しく入力されているか確認する
図3.5 ShoutCast Source Input設定(正しく入力されている例)
(9)ここまでで取り敢えずPC側の設定は終了。正しく聴けない場合等はポート設定が間違っていたりするので、ネットワーク関連の設定(ルータ やファイヤーウォール設定など)を見直す事
[PSP側導入] (1)FreeRadioをダウンロードし、ms0:/radio/(設定など) + ms0:/PSP/RADIOPLAYER/(プレイヤー本体) の両方をコピーする (2)ms0:/PSP/radio/personalize/MyStream.jsをメモ帳などで開き、自分の環境に合わせてPCの固定IPアドレス+ポート番号、及び 区別が付くように適当な名前付けをしておく(個人によって設定が異なるので、注意)
図3.6 FreeRadio Streaming設定
(3)XMBから[インターネットラジオ]を選択し、FreeRadioを起動する
図3.7 FreeRadio
(4)右上のサウンドアイコンを選択すると、先ほどストリーミングの項目で設定した自分のサーバーが見えるはず
図3.8 設定した項目が見えた
(5)あとは○ボタンを押してストリーミングを開始するだけ
●導入後 というわけで結構な導入手順を必要としますが、とりあえずはPSPでPeerCastで放送中のものを楽しむ事が出来るようになります。前にも PiMP Streamとかで同様の手順を紹介した事があるとは思いますが、今回のものはPSPがノーマルな状態でも使用出来るという点で導入が 楽ですね。PSP側の設定としては省電力の項目で、WLANの省電力モードを[切]にしていた方が良いかもしれません。またPC側でもちょっと 弱めの出力(96kbps/Stereo等)にしておいた方が、切れることなく接続出来るかと思います。まぁLAN内なのでガツガツ投げても良いとは 思いますが。
ご存じの通り、ShoutCastサーバーを立てれば今回以上に色々な使い方(PCに入力されている全ての音を拾える)ができるので試せる環境 にある人はチャレンジしてみても面白いと思います。 |
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2008/01/17 | |
■Custom Firmware 3.80M33-3+ Popsloader M33-3&M33-4リリース 怒濤の勢いで出ているCFW 3.80M33ですが、本日もまた新バージョンがリリースされました。今回はCFW 3.80M33-3となり、
(1)Playstation Networkのゲームにおいて出るエラー(0x80010013)問題を修正した (2)NIDリゾルバを追加した (3)PSP v3.80のアップデートに合わせたPopsloaderの修正
となっております。新規にリリースされたpopsloaderは手動で導入する必要がありますが、カスタムファームウェア自体は01/15の記事の通り CFW3.80M33-2と同様のアップデート方法が適用出来る(ネットワークアップデート)ので、そちらを使ってみて下さい。
*追記* 帰ってきてみたらCFW 3.80M33-4が既にリリースされていました。M33-3からの変更点は、新バージョンのgalaxy.prxを使用するとMSへの アクセスが遅くなるそうで、前のバージョンに戻したとの事。こちらもネットワークアップデートが利用出来るので、アクセス速度が気になる人は 早めのアップデートをお奨めします。 |
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2008/01/16 | |
最近あまりリリースされていない感のあるCFW向けプラグインですが、バッテリーの充電制御に関するプラグインであるCharge Controlという ものが新規にリリースされました。このプラグインの特徴として、
(1)Lボタン+Rボタン+ Vol -ボタンで充電を切る (2)Lボタン+Rボタン+ Vol +ボタンで充電を再開
とかなりシンプルながら、なかなか使えるかもしれない特徴を持っています。このプラグイン自体はCFW 3.7xカーネル向け+その他に向けて 作られているようですが、同梱のcharge_ctrl.prxを使用する事でCFW 3.80M33-2@PSP-2000でも使用する事を確認しました。導入自体は ms0:/seplugins/vsh.txt等に記述するだけなので、ちょっと試してみたい人はどうぞ。
■Custom Fimrare 3.80M33関連の情報は昨日の記事を参照下さい というわけで昨日は非常に濃い一日でした。何日かしたら別記事として纏めますが、とりあえずはトップページに置いておきたいと思います。
■AmazonにてメモリースティックDuo 4GBが格安(AA) なんだか知らないですがAmazonにてSony製のメモリースティック 4GBがなんと2千円台という価格で販売しているようです。発売が2年前と かなり古いものではありますが、4GBでこの値段になるとは素晴らしいですね。管理人もとりあえず2枚注文してみました。 *追記* と思ったら既に売り切れ(?)してしまったようです。なんだったんでしょうね。 |
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2008/01/15(Custom Firmware 3.80M33特集) | |
■Custom Firmware 3.80M33 1.50 Kernel Addon-for PSP-1000リリース 本日はカスタムファームウェア日和と言うくらい色々なものが出ますね。PSP-1000限定ですが、いつもの通り1.50Kernel Addonがリリース されました。導入も非常に簡単なので、今までのものを使用したい時は入れておいた方がよいですね。
*注意* 1.50 Kernel AddonはPSP-1000(旧型)専用です。PSP-2000にすると普通に壊れるので、入れないようにしましょう。
●用意するもの (1)Custom Firmware 3.80M33の導入されたPSP-1000 (2)PSP v1.50の公式アップデーターEBOOT.PBP (3)CFW 3.80M33 1.50Kernel Addon(ミラーしました)
●導入手順 (1)上記リンクからAddonのファイルをダウンロード・解凍する (2)中にあるファイルを適当な名前のフォルダに入れ、全てms0:/PSP/GAME/以下に入れる (3)PSP v1.50のアップデーターを「150.PBP」とリネームしてms0:/150.PBPとする (4)XMBからCFW 3.80M33 1.50 kernel Addonを起動する (5)最初に注意事項が出る(ロケーションフリープレイヤー+幾つかのフォント削除)ので、同意出来る場合だけ×ボタンを押して進める
(6)終わるまで暫く待つ (7)終了後、今まで通りv1.50のカーネルを使用するソフトが起動出来るようになるはず
●導入後 とりあえず1.50kernel Addonが出てほっとしている人もいる事でしょうね。まさか一日でこんなに色々出るとは思っても見ませんでした。 |
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■Custom Firmware 3.80M33-2リリース CFW 3.80M33がリリースされたばかりですが、修正版であるCFW3.80M33-2が既にリリースされたようです。ちょっとしたバグ修正の ようで、アップデート自体はCFW 3.80M33を導入したPSPからネットワーク越しに直接アップデート出来るようです。
●用意するもの (1)CFW 3.80M33の導入されたPSP-1000/PSP-2000 (2)1MB以上の空きスペースのあるメモリースティックDuo
●導入手順 (1)インフラストラクチャー設定を予めしておく (2)XMBのネットワークアップデートを使用する (3)すると新しいバージョンが見つかった、と表示されるので通常通りダウンロードする
図2-1 通常のネットワークアップデートみたい
(4)ダウンロード終了後、○ボタンを押してアップデーターを起動する (5)アップデーター起動後は×ボタンを押して、アップデートを開始する。アップデート時はACアダプタとバッテリーを接続しておく事
図2-2 アップデート自体はすぐに終了
(6)アップデート自体はすぐに終了する (7)終了後、バージョン情報を見ると3.80M33-2となっているはず
図2-3 CFW3.80M33-2へアップデート出来た
●導入について 今回のアップデーターからネットワークアップデート出来るようになりましたが、これは思った以上に便利ですね。いちいちPCでダウンロード後 にUSB接続、ファイルを置く、という手順が省けるだけでかなり違います。 ■Custom Firmware 3.80M33が遂にリリース ちょっと寝ている間にリリースされておりました。さて、久しぶりのアップデートとなる最新のカスタムファームウェアが漸くのリリースとなり ました。前回までのバージョンCFW 3.71M33シリーズからの主な変更点は、
(1)コアをv3.80にした (2)flash1フォーマットにおいて適切なフォルダを作製するようにした (3)上記によりflash1に関する問題が修正出来た (4)ネットワークアップデートが出来るようになった(Dark_Alex氏のページより)
となっております。久しぶりの大型アップデートに加え、久しぶりのカスタムファームウェアと言う事で非常に嬉しい限りですね。ちょっと今から 記事書きながらアップデートしてみたいと思います。
●用意するもの (2)カスタムファームウェアの導入されたPSP(CFW 3.52M33-3以上のバージョンのもの) (3)CFW 3.80M33アップデーター(ミラーしました)
●導入手順 (1)上記リンクからアップデーターをダウンロードし、解凍する (2)アップデーターファイルをms0:/PSP/GAME/UPDATE/としてコピーする (3)公式ページよりv3.80のアップデーターEBOOT.PBPをダウンロードし、380.PBPと名前を変えてms0:/PSP/GAME/UPDATE/に置く
図1-0 取り敢えずms0:/PSP/GAME/UPDATE/にこんな感じで
(4)良く充電されたバッテリーとACアダプタを接続しておく (5)XMBに戻り、ゲームの項目に移ると「PSP アップデートver 3.80」という公式アップデーターに見せかけたものが存在しているので、これを 起動する
図1-1 XMBにはこんな感じで
(6)するとCFW 3.80M33アップデータが走り、Xボタンを押して開始しろと表示されるのでXボタンを押す (7)次に公式のアップデーターっぽくアップデート画面が表示されるので、いつもの通り進める(表示は公式だが、CFWへ書き換えるため)
図1-2 XMBから起動してみた
図1-3 SCEのアップデートそのまんま
(8)アップデートが終了するまで暫く待つ
図1-4 アップデートが終了するまで暫く待つ
(9)アップデート終了後、バージョン情報を見てみると、3.80M33となっているはず
図1-5 アップデート出来た@PSP-2000
(10)終了後はアップデートファイル等は削除しても構わない
●アップデート終了後 というわけでちょっと遅れましたが、なんとか記事を纏める事が出来ました。まさかあんな時間に来るとは思ってもいませんで、油断してました。 さて内容はと言うと、以前に紹介したv3.80の機能を引き継いだままISO起動/自作ソフト起動が出来てしまうという公式ファームウェアより格段 に使いやすいものとなっています。日本向けとしてはワンセグ録画機能がそのまま使え、非常によいですね。上記画像のように、普通にワンセ グ+録画機能が動作する事を確認しました。またネットラジオが普通に聴けるようになった事から、これをハックして適当なねとらじを聞いてみる という楽しみも増えますね。
今回はコアが変更された事からまだv1.50Addonが出ていないため、以前までのAddonを使っていた人(PSP-1000のみ)は導入をするかどうか現時点では迷いそうですね。取り急ぎこんな感じですが、何か不具合とか変な事・とりあえず導入してみたよーと言う人は是非掲示板に書き
さてCFW 3.80M33のリリースに続き、Sofiya猫氏によるPSPTube++も最新バージョンがリリースされました。今回は20080113の致命的 なバグ修正となっているようです。早速導入してみたところ、CFW 3.80M33にて動作を確認する事が出来ました。今回のバージョンはバグ修正 ということもあり、バージョン表示自体は20080113となっているみたいですね。使用している人は是非アップデートを。 |
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